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福島原発の非常用電源に関わる大問題
報道によると東京電力は福島原子力発電所の非常用発電設備を原子炉建屋内に設置したと聞いています。 実際このため地震時にこの非常用発電機は全く機能せず福島原子力発電所は大事故に至った訳です。 これは原子力安全対策の基本を完全に無視した大問題であると考えます。 また原子力発電所の設置基準を定める経済産業省は、福島原子力発電所の使用前検査を行っているにも関わらず何故このよーな基本的な問題を指摘し、修正させることをしなかったのか大いに疑問に思います。 東京電力は福島原子力発電所の非常用電源を中部電力火力発電所の送電線を用いてバックアップすべきであったのではないでしょうか。
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- kicho
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>東京電力は福島原子力発電所の非常用電源を中部電力火力発電所の送電線を用いてバックアップすべきであったのではないでしょうか。 全然思いません。どこの電力会社が一番近いかわかるでしょう? そんな遠い中部電力なんかはバックアップの対象となりえません。指摘が全然違うと思います。
- syounan2
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質問内容自体がまちがっています。福島では非常用電源はタービン建屋の地下に設置してありました。 今さら遅いが、耐震性の高い原子炉建屋の屋上に設置してあれば、致命的ダメージに至らなかった。地震による大津波に全く配慮していなかった人災である。
- jkpawapuro
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>原子炉建屋内に設置したと聞いています。 全然違います。原子炉建屋が一番頑丈で、原子炉建屋・あるいはそれと同等以上に安全な施設に建てるべきなのに、それより設計の甘いタービン建屋に作ってしまったが故の人災です。 送電線をひきバックアップは当然必要ですが、それを中部電力と結ぶ理由は意味不明です。 別に東電でも東北電力でもかまいません。中部電力では遠すぎて、むしろ送電線が途中で切れる可能性が高くなります。 現実に原子力発電所は、2系統以上の送電線が引かれています。ですが地震が起きれば当然切断される可能性が高いわけです。(実際に切れました。)問題はそうなったとき送電線が復活されるまで何が何でも持ちこたえなければいけない非常用発電機を、タービン建屋に備えたのが致命的だったわけです。
- 藻黒 知恵蔵(@ameru1999)
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いまさらの質問な気がしますけど 非常用発電機が海側の一箇所だったのが問題 山側とか非常用発電機を何箇所か配備してそれでもだったら天災でしょうけど・・・ 今回は人災 また炉も古かった 震源地に近い女川原発がなぜ無事だったかを考えてください。 その問題も国会(自民が与党時代)で共産党の誰かが危険と指摘したけどスルー コストカットのため会長と前社長(清水社長)と株主が設備投資を惜しんだ10億円ぐらい そして今回の被害10兆円以上 ここで質問する前にちょこっと調べてみましょうね お役人(経済産業省)は、保身ばかりで先送り先送り天下りしか考えていなかったのでしょう。 原子力安全保安院・・・あんだけ電力会社とべったりでなにができるのか? 東京電力が政治的にも各省に天下り先をしっかり確保して・・・ 今回、やめた人たちも1000万円上乗せ(1000万円以上退職金をもらってるわけですよ)
>外部電源の扱いが甘かったと思います。 >夜の森線の受電鉄塔1基が倒壊したがために全電源喪失となったとゆー状況がそもそもの間違いであると思う。 鉄塔の事は認識された様ですね。 送電鉄塔が倒壊した為に全電源喪失したんじゃないですよ。 その後に発生した津波によって非常電源装置が流された事と言う2つの要因によって全電源喪失になったと言うのは理解されて居ますか? 2重化はされて居たんです。 >実際このため地震時にこの非常用発電機は全く機能せず福島原子力発電所は大事故に至った訳です 非常用発電機が全く機能せずと言う原因が理解されて居ない様です。 福島第一原子力発電所の非常用発電機は、原子炉建屋に設置されて居たのではなく、建屋の外。海側に設置されて居た為に、津波で流されてしまったのです。 ですからそれ以降、各原発では、建屋に非常用発電機を移しています。 今回事故のあった福島第一原子力発電所でも、建屋構造部にひびははいりましたが、大きな破損は起こって居ません。 非常用電源設備が、原子力発電所建屋に設置されて居れば、電源喪失は免れた可能性が大きかったのです。 ですから、その様に変更を行っているのです。 >なぜ外部電源を多重化しなかったのか、地中ケーブルによるバックアップもあったはずです。 多重化されて居たんですよw 地中ケーブルって結構危ないのはご存じない様ですね。 地震などで大きな物が発生すると、地面が2m位隆起や陥没を起こす事があります。 地下埋設のケーブルが通って居る所でこれが起こったらどうなるか考えて見られてくださいね。 しかも地下の場合、復旧工事は地上の物に比べてけた違いに時間が掛かる事になります。 そんなものする位なら、前にも書きましたが、非常用発電設備と燃料を運ぶ為のローリーなどを用意して各地に配備する方がよほど有効です。
- Mumin-mama
- ベストアンサー率45% (1140/2503)
>東京電力は福島原子力発電所の非常用電源を中部電力火力発電所の送電線を用いてバックアップすべきであったのではないでしょうか。 専門家でないので、もしかしたら私の回答は間違っているかもしれませんが、 3.11の地震で、福島第一へのバックアップできたかも知れない、受電鉄塔が倒れました。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-30/2011043004_04_0.html
- tannoy-fan
- ベストアンサー率38% (88/226)
> 非常用電源を中部電力火力発電所の送電線を用いてバックアップすべき これは、技術的に無理です。なぜなら、東京電力と中部電力は周波数が違うからです。 > 福島原子力発電所の非常用発電設備を原子炉建屋内に設置したと聞いています。 原子力発電所の原子炉建屋は耐震構造で「地震に耐える」という観点では合理的です。現実に福島原子力発電所の原子炉建屋は、地震による損傷を受けていません。 むしろ問題になったのは、津波による水没です。これを契機に原子力発電所の非常用発電設備を高台にもう1系統増設する動きが全国的にあります。 福島原子力発電所の送受電線は4系統ありました。東京電力管内の送受電線が2系統、東北電力との送受電線が2系統です。この4系統は送電鉄塔の損壊で全滅しました。 ぼくの意見は原子炉の緊急用メカニズムとして、「原子炉緊急停止後の低温・低圧の蒸気でも作動する小型のタービン発電機を設置すべき」だと思います。この電源はそんなに長くは持ちませんが、いくらかの時間の間に電源車を接続するなどの対策を講じる猶予が生まれます。 「非常用電源を中部電力火力発電所の送電線を用いてバックアップすべき」という論点で話をするなら、「日本全国の電源周波数を統一する」ことを実現しないと無理です。これは「地上アナログ放送を地上デジタル放送に変更した」以上にひとりひとりの国民生活に影響のある話です。
お礼
> 非常用電源を中部電力火力発電所の送電線を用いてバックアップすべき >> これは、技術的に無理です。なぜなら、東京電力と中部電力は周波数が違うからです。 一時しのぎとしては周波数変換装置を用いれば可能でしょう。 根本的解決策としては、もちろん周波数の違いを取り払うことです。 >原子炉建屋は耐震構造で「地震に耐える」という観点では合理的です。 これは根本的に間違いであると言いたい。 保護されるものと保護するものが同じ場所にあったのでは全く意味を成さない。 システムの多重化とは本来その様に行うべきもの、様々な異なった手法と技術を織り成して行うものです。
- nekonynan
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福島原子力発電所の非常用発電設備 http://cnic.jp/files/earthquake20110311/fukushimaNPP_haichizu.pdf 配置図を見ましょう原子炉建屋内ではなく専用の建屋があります 当然耐震基準は原子炉建屋より低い 設計の段階から 中部電力火力発電所の送電線は福島原子力発電所へ引きこまれてます 鉄塔の基準は風速40m/Sに耐えれる構造 地震の基準は無し だだ風速40m/Sで設計すると計算上は震度6で倒れない しかし今回の地震で計算上は耐える?はずの鉄塔が倒壊・・その結果外部から発電された電力が供給できなくなった(国会答弁でも話が上がっている) 非常用発電機は津波がくる前に(ここ重要)停止・・・津波が来る前にECCS(非常用炉心冷却装置) (ECCSは全電源喪失すると自動的に起動される)が起動している。したがって津波が来る前に全電源が喪失しているのである。 約5年ほど前に国会(国会だよ重要ね)でスマトラ沖地震で起きた津波が原発を襲うとどうなるのか・・・質問があった 今回の福島原発で起きたことが起こると回答されている まあ、少なうとも国会では想定どうり(スマトラ沖地震で起きた程度津波)が来たら、想定どうになっちゃた・・・・ てことで予想範疇 http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2011/03/19134038/ 過去に 同じことが起こるから 福島原発 停止 裁判されていています http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/205.html
お礼
>設計の段階から >中部電力火力発電所の送電線は福島原子力発電所へ引きこまれてます 外部電源の引込方法に問題があったと判断します。 外部電源は原発にとって生命線のよーなもの、当然ながら2重、3重に多重化して引込むべきでした。 受電鉄塔による引込だけでなく、地中ケーブルによる引込も加えるべきであった。 東北電力の送電線を架空引込で行い、中部電力の送電線を地中引込にすべきであった。 これをやれば大事故にならずに済んだと思います。
お礼
>3.11の地震で、福島第一へのバックアップできたかも知れない、受電鉄塔が倒れました。 外部電源の扱いが甘かったと思います。 夜の森線の受電鉄塔1基が倒壊したがために全電源喪失となったとゆーこの状況がそもそもの間違いであると思う。 なぜ外部電源を多重化しなかったのか、地中ケーブルによるバックアップもあったはずです。