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英語の歌の子音をクリアに発音したい

アメリカで普通に英語を話して暮らしています。もちろん発音にまだまだ課題はあります。 趣味で歌を歌っていますが、自分の英語の歌を録音したものを聞くと、声量がないこともあり、特に子音の発音が弱く、愕然とするほどです(特にジャズ)。歌いこむこととは別に、筋トレのようなトレーニング方法など、何かアドバイスがあれば、是非教えていただければと思います。 宜しくお願い申し上げます。

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noname#145074
noname#145074
回答No.2

●日本人が気をつけなければならない子音の発音は、「最後に残った子音」を発音しているつもりでも、ネイティブには聞こえていないということでしょうね。 ●waltz[wɔ'ːlts]の中の3つの子音[lts]など。YouTubeで"The Tennessee Waltz"を聞くと、バックグラウンドの音楽が聞こえる時は別として、最後の一瞬に[lts]の「ツ」がはっきり聞こえますよね。下手な日本在住の日本時歌手は「ウォール」までしかはっきり聞こえませんよね。発音しても「ツーゥ」と聞こえる人もいます。 ●cars[kɑ'ːrz]とcards[kɑ'ːrdz]の最後の子音[z]と[dz]の区別をして発音している日本人はごくわずかでしょう。 昔は日本語でも「ヅ」と「ズ」の区別はあったと聞いています。「罰金」の"fines"と「見つける」の"finds"も同じですね。 [z]の発音は日本の歌の「ずいずいずっころばしごまみぞずい」の「ず」であり、「みづいらず」の「づ」です。「みそづけ」の「づ」でもあります。しかし「味噌漬け」のかなは「みそづけ」なのです。日本語では「ず」と「づ」の区別はしないのですよね。これを音韻論の上では同じ音というのですが。しかし英語の音韻では「づ」と「ず」はきっちり区別しています。 [ds]の発音は、日本人のほとんどが、「動物園」の"zoo"を[dzuː]と発音しています。本来は[zuː]です。「ずっこけた」の「ず」は発音は「づ」になっているんですよね。逆に英米人が日本語を勉強する時、「ず」「づ」の表記が[z][dz]と対応していないのに苦しむでしょうね。 ●日本人の英語を聞いていて、この人結構いける英語をしゃべっていると分かるのは[d][t]や[n]の発音を聞けばいいです。「たちつてと」「なにぬねの」の日本人の[t][n]は下の腹の部分を上の硬口蓋につけて破裂しない音を出しますが、英語の[d][t][n]は舌先で出すため、とくに語頭、語尾の[d][t]はよく破裂して聞こえます。ごの中ごろに出てくる[t]は舌先音ではあるが多少[d][l]に近い音に聞こえます。ネイティブではないのに「アストラッド・ジルベルト」や「ジョアン・ジルベルト」がブラジル人なのに、日本人の英語より英語らしく聞こえるのはこの「舌先」のせいです。 ●日本人は[v][f]を下唇を上の歯で「噛む」と教わるのが先ず最初のミステイクです。「噛む」のではなく「擦る(こする)」のです。[θ][ð]も「噛む」のではなく「こする」発音です。 ●日本人は[w]と[u]の区別がつきません。日本語の音韻の上では同じ音になるからです。 woman[wu'mən], wolf[wulf], wool[wul]の発音ができません。それぞれ「ウーマン」「ウルフ」「ウール」と発音します。「ゥオマン」「ゥオルフ」「ゥオル」の方がまだ原音に近いです。 ●日本人は"cat"[kæt]が[kjʌt]になります。"cap"[kæp]が[kjʌp]になります。gap[gæp]が[gjʌp]になります。人名の"Sam"が"some""sum"になります。これは子音ではありませんが、[æ]の発音が出来ていないせいです。"air"の[ɛə]を一字のつもりで短く発音すればいいのですが。cat→kairt、cap→kairp、Sam→Sairmとした方が原音に近いです。 ●アメリカご在住ということですが、アメリカ発音の特徴とされる[r]音はもともと17世紀のイギリスの都会おそらくロンドン?で[r]を発音していたのです。その学問的記録はBBC放送が放映しすべて録画しました。それがメイフラワー号に乗ってアメリカ大陸に残ったのだと言われています。オーストラリア発音の特徴であるコックニーなまりはやはりある時代のロンドンの発音がオーストラリアに残ったと言われています。それと米音の[ɔː]は英音の[ɔː]とは全く違いますね。「ォアー」が原音に近く聞こえます。一部のアメリカ発音はイギリス発音よりう古いんですよね。 ★まだあると思いますが、このあたりまででご勘弁願います。日本語では「舌先三寸」といいイメージではありませんが、英語に限らず西欧語は「舌先三寸」で原音に近くなります。人に聞かせる英語の発音はネイティブに近いに越したことはありませんが、プロになるのでなければ日本人なまりも愛嬌だと思いますが。でもがんばってください。ジャズはクラシックと同様趣味の一つですが、昔「エラフィッツ・ジェラルド」などよく聞きましたし、来日の際はライブを聞きに行ったこともあります。 "wolf""woman""wool""gap""cap""cat""hat"""""""""""

maria00033
質問者

お礼

ありがとうございます。まさに最後の音が発音しているつもりでも、歌になると全然聞こえていません。最初は、単語の最後の音を強調気味に発音するべし、というのはこういうことなのか、とも思いました。 発音矯正を数年前に習ったので、マスターするに至っていませんが、日本人が間違えやすい音を正しく出す要領は分かりました。が、それを実践、ましてや初見の歌を歌いながら、気をつけるまでの余裕がないところが、問題で、いつも普通にできるようになっていないといけないのでしょうね。 Wの音の違いは本当に目から鱗でした。 丁度アストラッド・ジルベルトを聞いていたところです。彼女を目標に頑張ります。

その他の回答 (1)

noname#202494
noname#202494
回答No.1

私もアンサーリングマシンに録音された、自分のメッセージと聞く機会があると、思わず冷や汗です。 でも、そうやって、恥ずかしい思いをしながら上達してゆくので、自分の発音のまずさを聞くのは、大切なことなんですよね。 私の場合は地声が自分で思っているよりも高いので、なるべく低い声で話し、なおかつ、単語の最初の子音を少し長めに発音して、母音を短めにするよう気をつけています。間延びしないためです。 最近の歌い手さんの中では、しばらく前に”The Reason”がヒットしたHoobasutankのDoug Robbという人が、どうも東洋系の訛りがあるのを上手に矯正して歌っているように聴こえます。 http://www.youtube.com/watch?v=fV4DiAyExN0H 貴方が気にしているように、子音の爆発音が弱く、なおさら丁寧に歌っているような感じを受けます。歌詞も、私にでも書けそうな(?!)丁寧な判りやすさです。 彼の歌い方を参考にして、完全にマスターしたら、お気に入りの癖のある歌い手さんをミックスしたり、マッチしたり、工夫をなさると良いと思います。我々ESLは、どうしても真似から入るのが、無難な近道のような気がします。

maria00033
質問者

お礼

ありがとうございます。ご紹介頂いた曲はラジオで聞いていましたが、東洋系の方の歌声だとは考えたこともありませんでした。 徹底して真似してみたいと思います。

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