- ベストアンサー
でんき予報(電力供給不足)について
3月11日の大震災、または福島原発事故以降、各電力会社より毎日でんき予報が出されていますが、 そこで疑問に思うことがあります。 (1)供給(100%)を超えた時には電気はどうなるのでしょうか? 超えた瞬間よりブレーカーが落ちるようにバチッと停電してしまうのでしょうか? (2)その時は他地方より電力をまわして貰えるようにはなっているのでしょうか? (3)そもそも電力会社は常時100%の発電をしているのでしょうか?やはり需要に応じて発電量を変えているのでしょうか? 矢継ぎ早に申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
(1) 負荷(電気の需要量)が供給を超えると、電圧降下が起こります。送電電圧が下がります。それでも放置すると電圧がゼロになり広域で停電します。 普通はそうなる前に、一部の地域の送電を強制的に止めて負荷を減らし広域停電を避けます。 実例があります。参考URLを見てください。 (2)原発がほとんど止まっていて他地方も余裕が無いので、東京電力は電気を融通してもらえません。特に東北電力には逆に融通してくれといっています。 http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110721t73016.htm (3)発電所は昼はフル稼働で夜は止めます。電力需要は昼と夜とでは約2倍ほど差があります。 http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/sw_index_05/index.html http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/index.html
その他の回答 (4)
- ytrewq
- ベストアンサー率28% (103/357)
需要がしだいに増えて供給を超えてそうになったら停電する前に、強制的に需要を減らし、超えないようにします。 実際に大停電になる可能性があるのは、事故や故障で一瞬のうちに、供給が低下したとき、低下した分を補うバックアップがが間に合わない場合です。 たとえば、過去にアメリカで発生した例では、1か所の送電線が木の枝と接触して、止まったことをきっかけに、ドミノ倒しのように次々と発電機が系統から切り離されて、大停電になりました。 事故や故障で、どこかの送電線や発電機が突然停止しても、すぐにバックアップできるだけの余裕(予備力)を常に確保しておかなければなりません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 NO1さんからvtrewqさんまでのご回答を比べてみても、回避する手段(手法というべきかな)はあるにせよ、ある時突然に電力がストップする可能性はあるのですね。 当然といえば当然なのでしょうが、最近では停電すること自体少なくなっているので、 私自身がいまいち感じなくなってきているのかもしれませんね。 これも電力会社様の努力の賜物だと思います。 ともあれご回答ありがとうございました。
- ChateauAres
- ベストアンサー率43% (64/148)
(1)大停電になる。が、そうならないように計画停電を実施することになる。 供給力を超えなくても「電圧崩壊」という現象により大停電になる場合がある。こちらは1987年に首都圏で実際に起きていて、東電はその対策は十分にしていると聞いています。 (3)需要に応じて発電量を変えている。 これはコストの問題ではなく、周波数と電圧を一定に保つために需要と供給が一致している必要あるからです。ちょうど車の運転のようにギヤを変えたりアクセルを調整するように火力発電機の出力をコンピューターが出力の微調整しています。電気が足りなくなると周波数が下がり、電気が多いと周波数が上がります。このように周波数を一定に保つために発電機が出力調整しているので(専門的にはAFCという)、我々の電化製品が普通に動いています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 実際に大停電になったことがあったのですね。しかも私その時すでに青春時代ではないですか(汗) ニュースでの報道を見ていると、でんき予報も少し水増しして発表しているみたいで、 それを問題としている報道も目にしますが、本当に大停電が起こりうる様であれば当然必要ですよね。 ありがとうございました。
- mekuriya
- ベストアンサー率27% (1118/4052)
(1)大停電が起きるといわれていますが、日本ではまだ起きたことが無いので、確かなところは分かりません。 (2)おそらく、その時は他の電力会社もパンク寸前かパンクしている筈ですので、もらえるようになっていても実際には電力を回してもらえないでしょう。 (3)いいえ、違います。電力会社は燃料の消費を極小化する為に需要の変動に応じて、きめ細かく発電量を調整しています。もし常時100%の発電をしていれば、火力発電所が排出する窒素酸化物・硫黄酸化物が光化学スモッグを引き起こし、校庭で遊ぶ児童がばたばたと倒れることになります。 もっともその前に電力会社は燃料費コストの増大で破産しますけどね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 (2)・(3)番はその通りでしょうね。 (1)に関しては非常に怖いですよね。確かにNO1の回答をしていただいた方のように、 計画停電というのが現実的なのかもしれませんが、ある一瞬にでも予想を超えるような事態に陥る様な ことがあれば、どうなることやら。 あくまでも主観なのですが、原子力に替わるエネルギー政策はもちろんですが、蓄電できる装置を作った方が早そうな気がします。一部家庭用で存在しているのは知っているのですが・・・ ありがとうございました。 もう少し他の方の回答を待ってみます。
はじめまして、よろしくお願い致します。 わたしの考えでお答えします。(推測です) 1)本当に越えたら、停電します。しかし、その前にそのような場合は前の ように計画停電をします。すでに、計画としてHPに記載してあります。 2)日本中、電気が足りないのでまわしてもらうことは不可能だと思います。 3)いちお、建前では常時100%の発電をしているのですが採算を考慮すると ぎりぎり発電していると思われます。 ご参考まで。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、計画停電という手段がありますね。 会社の同僚とこの話がでた時に、このパソコン社会において、いきなり電源がシャットアウトでは大変なことになるよね、というのがこの疑問の初まりでした。 もう少し他の方からの回答を待ってみます。 ありがとうございました。
お礼
詳しい資料ありがとうございました。 私の質問にずばりストライクでした。