幽霊の出現の仕方が本物っぽい映画教えて下さい。
これはあくまで私の基準ですが、
○いつの間にかそこに居る、けど何か変。
例;「蜘蛛の巣城(黒澤明」の三船敏郎の女房、現実か幽霊か分からない。
「雨月物語(溝口健二」の京マチ子。
○空間自体が金縛りに遭ったような独特の次元感。現実空間に幽冥界が侵食してる。
例;「回路(黒沢清」、ドアか壁に滲みのように顕れる、耳鳴りとも一寸違うキーンという音の反復。これは私の数少ない体験でもそうでした、幽霊ではなく霊光でしたが、。普段は人の形の神・幽霊は信じてません。 ちなみに明治の泰斗、南方熊楠によると、単なる心象は、身体と平行に、寝転んでれば幽霊像も横臥で現れ。身体の外にある現象としての幽霊は、体の向きに関係無く顕れるそう。
○VFXやCGのように、はっきりそれとは判らない。出現の動きもそんなに激しくない。
例★妖婆・死棺の呪い Vij
http://www.youtube.com/watch?v=ZcjOYG1-Lw0
これはロシア独特の幽霊ですが、動き激しく編集せわしない2011年版より1967年版の方が本物っぽく感じます。
つまる所そんなに怖くはないけど、冥く幽けき風情の、しかしもし本当に出たら、極度の現実的緊張を強いるような感じでしょうか。 そんな映画、他に御座いましたら教えて下さい。 顔の醜さは問いません、どんなのでも結構です(^<^)。
お礼
ありがとう御座いました。 凄く低音の謡いは、まるで亡霊が謡っているよう印象的でした。