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染物の工程で・・・

たまねぎ染めの場合、茶色に煮出したたまねぎ液に布を漬けてぐつぐつ煮出す→別に用意した明礬液に付けて色止めする→流水で洗う・・・とあります。 紅茶の場合は、ティーバッグなどで煮出した液に布を入れ、ぐつぐつ煮だす→そこに塩を足してさらに煮だし色止めする→流水で洗う・・・とあります。 たまねぎ染めの場合に明礬を塩に代えて染色すると失敗するのでしょうか。また明礬で色止めする段階を、たまねぎの煮だした中に入れてしまうとだめなんでしょうか。

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  • NiPdPt
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回答No.1

明礬の役割は媒染剤であり、色素と布を結びつける作用があります。布のない状態で色素に媒染剤を加えると媒染剤は色素とのみくっついてしまい、布に色素がつきにくくなるでしょう。また、一般に媒染剤を変えると色も変わります。また、食塩の役割は媒染剤ではないと思います。ですので明礬を食塩で置き換えることはできません。仕上がりの色が違うでしょうし、色素が布につきにくいでしょう。 紅茶の場合には成分として含まれるタンニンが媒染剤の役割をするようです。食塩は色素が布につくのを助けるでしょうけど、それ自身が色素と布をつなぐ作用をもつわけではないでしょう。

yurei-mama
質問者

お礼

非常にわかりやすい解説ありがとうございました。目からうろこです。わかりにくい化学が一気に身近になったようです。いただいた解説を念頭において一度実験してみようと思います。