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破過について
破過という現象を活性炭を用いた捕集方法において教えてください。いまいちわからなくって。お願いします。
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例えば、活性炭で水処理をする場合でいうと、活性炭に水を通すと、水の中の有機物が吸着されます。これは、永遠に吸着されるわけではなく、活性炭の単位質量あたりの吸着量が決まっています。 ですから、一定の処理をすると吸着量が減ってきます。(出口の水の有機物濃度が上昇し始めます。)そして、処理水の許容される濃度を越えた時点を破過点と言います。 濃度が高ければ時間的に短く、濃度が低ければ時間的には長くなる。 簡単に言うと活性炭が腹いっぱいになって、もう喰えん(実際にはまだ少し能力は残っていますが。)と言う状態を想像してもらえば。
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回答No.2
破過は #1さんのコメントで宜しいかと思います。 活性炭と言えども、何でもかんでも 吸着はしませんので、相性が有って 孔の大きさにより吸着しなかったり 表面積でも 破過量は変わります。 私の場合 活性炭をカラムに詰めて、非常に危ない物質を窒素雰囲気下で、吸着させますが、破過した活性炭を 取り出すと、空気中で燃えます。 吸着物によっては反応 を誘発する場合も有ります。 防毒マスクのフイルターにも 活性炭はよく使われますが、使っていて臭いがしてきたら、フイルターは破過してます。 使うガスによっては 死んでしまいますね。? 無臭の有毒ガスの中で 防毒マスクを使う場合は、濃度と 時間を慎重にしてくださいね。 私は 一酸化炭素で 死にそうになったこと有り。 フイルターは 活性炭ではないけど。
質問者
お礼
実体験をベースに教えていただき、イメージが湧きやすかったです。有り難うございました。
お礼
分かりやすく教えていただき有り難うございました。 破過について知識が深められ大変うれしく思います。