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日本経済について
人口減少社会に対する楽観論と悲観論を教えてください。
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人口が減ると、労働量が減るので、GDPがさがり、国際競争力が低下する。という悲観論があります。労働量の絶対値は、国民の数に行きつきますので、日本が、人口の多い中国に抜かれるのは時間の問題でした。やがて、インドにも抜かれるでしょう。GDPの絶対量で、ちっぽけな島国である日本が競争するほうが間違っています。重要なのは、国民一人当たりのGDPや、他国の追従を許さない技術力であり、最終的には国民一人一人の幸せ度です。 少子高齢社会も悲観されています。昔は10人の若者が1人の老人を支えていたが、今は4人で1人を支え、やがて2人で1人をささえるようになる。というような説です。これはどうなんでしょう。子供手当や保育園の充実など、子供を産みやすく、育てやすい環境にすることなどが必要でしょうね。そして、高齢者も働くようにすればよいでしょうが、限界があります。 今の世の中、老人の孤独死や老老介護、育児ノイローゼによる子殺しなど、悲惨な事件が後を絶ちません。これらは、核家族が当たり前になってしまったことが、理由の一つとしてあげられます。昔は、ひい爺ちゃん、ひい婆ちゃんから、ひ孫、やしゃごまで、一家で暮らす大家族がほとんどでした。そこには、必ずと言ってよいくらい、寅さんみたいな人や寝たきりの人など”変な人”が1人はいたものです。そして、周りからは見えないくらいに家族全体で吸収していたのです。少子高齢化問題は、誰が誰を支えるかということですので、これら家族構成の社会的問題から考えないと解決できないと思います。 一方、現実社会では、職のない人があふれ、定年前に早期退職を迫られる話も一杯あります。学生も就活で大変です。人口が減ると労働力が減ると言う人は、こういう職にあぶれた人が無くなってから、嘆きなさい言いたい。それと老働力の活用も図るべきです。子育ての終わった60歳以上は、名誉職でおだててもらえれば、若年派遣社員の給料で十分。よろこんで働くと思います。 また、これら悲観論を大合唱し、外国人労働者の受け入れを推進しようとする人たちがいますが、間違っています。彼らが進めようとしているのは3K労働です。つまり、日本人がやりたがらない仕事を外人に安くやってもらうということですから、最初はうまくいっても、そのうちに問題になります。それは最初から差別だからで、いずれ暴動を生み、社会問題となることは、ヨーロッパですでに実証済みです。逆に世界の優秀な頭脳を日本に集めるというのなら大賛成です。 楽観論は、ありませんでしたが、国家の一番の大事なことは、国民を幸せにすることであり、人口は関係ありません。今回の震災を機会に、外国から日本は良い国、国民は良い人と思われていることが明らかになりました。なでしこ優勝するし、人口は減り続けていますが、良い国に生まれたと思えることが、楽観論かな?
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- siege7898
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楽観論:人口が減ると食料が足りる。 悲観論:淋しくなる。