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西洋美術と東洋美術

初歩的な質問ですが、東洋は線・平面、西洋は面・立体という捉え方をしているのですが、何故こんなにも違いが生まれたのでしょうか? 極端に言えば、ユーラシア大陸は大陸続きであまり違いは生まれないような気もするのですが、明らかに東洋と西洋というものが生まれているので、凄いと思う反面、不思議です。 また、東洋もあるがそれ以上に西洋には彫刻も盛んなのは、地質とか気候・宗教なども関係あるのでしょうか? 同じ地球上で、同じ人類であっても、見方等で、それぞれの文明・美術が発展しているのは本当に凄いものを感じます。 今現代は変わってるとは思いますが、以前の考え方では、主に東洋は自然との共生、西洋は自然を支配と聞いたことがあり、西洋で進化論について否定的な意見が多い等、お互いの美術観点の違いは、そのような面も影響あるのでしょうか? 皆さんの考え等、ご指摘頂きたいです。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.3

数万年前の洞窟絵でわかるように人類早期の絵画はすべて線と平面で構成されます。当時人類の生活様式はほぼ同じです。そのあとの発展は、西洋人は動物依存で東洋人は植物依存の生活になります。 獲物を獲得するのに地理的な空間性を重視します。果実を収穫するのに時間性を重視します。故に思考の方向性が違ってきます。直接触れる空間に対して年単位での時間把握は四季の変化や気温の変化に頼ざる得ないために、東洋の思想は実在するものより測れないものを好む傾向になります。絵画において時間によって変化する陰影は東洋にとってあまり意味ないです。

満 柏(@shuminm165o) プロフィール

【教室・スクールのご紹介】 ■教室名:日中水墨協会カルチャー教室(水墨画・書道教室) 横浜市中華街教室、横浜市鶴見教室、相模原市教室など神奈川を中心に複数の教室を展開しています。 日本の美大で講師を務...

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