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電気発電のベストな方法は?
- 原発事故や地球温暖化問題により、電気発電の選択は重要な課題となっている。
- 電気発電方法の中でも、ベストな方法は何なのかについて、さまざまな意見がある。
- 安全性、環境への影響、経済性などを考慮し、最適な電気発電方法を探求する必要がある。
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> 質問:電気は、どのように発電することがベストなのでしょうか? 「安全」かつ「安定的」で、「大量」に発電するのがMUST条件で、「安価」や「環境負荷」などについては、その下の位置付け(WANT条件)ですね。 現代人にとっての電気においては、「安定的」と言うのも、もはや「安全」に含まれるでしょう。 判りやすいのは、「手術中に停電になればどうする?」と言う例です。 原発反対派は、「万一に備え、自家発電を持てば解決出来る!」と反論するんですが、その考え方こそが「電気が安定的に供給されねばならない」と言うコトですから。 現代社会は電気制御等が多く、急に停電したら、信号が消えて交通事故は起きるし交通マヒは起きるし、通信は途絶えるし・・・。 この様な人的・経済的被害を考えた場合、安定的と言う要素は不可欠でしょう。 原発の評価は、概ね「安全」で、かなり「安定的」な「大量」発電ですから、かなり優れた発電技術ですけど、今回はその「安全」部分にケチが付きました。 一方のクリーンエネルギーについては、かなり「安全」だけど、「不安定」で「少量」ですから、これまで主力発電としては認知されていません。 比較的初期のクリーンエネルギーであった水力発電も、現在では衰退してしまっていますね。 こう言う観点からすれば、古くから存在し、現在も主力発電の一つである火力発電は、化石燃料の枯渇と言う点を無視すれば、現時点でMUST条件を完全に満たす、唯一の発電技術ですね。 ただ、WANT条件を殆ど満たしていませんので、問題アリと言うだけです。 原発 対 クリーンエネルギーに関しては、私は簡単な話しだと考えています。 各々にMUST条件に課題を抱えていますが、それぞれの「課題をクリアした方が勝ち残る」と言うだけのコトです。 このハードルに関しては、原発の方が遥かに有利ではないかな?と思います。 反論も多いと思いますが、監督省庁や電力会社が「絶対に安全!」と言ったのもバカですけど、「絶対に安全でなければならぬ!」と言うのも、かなりバカげた意見です。 あてずっぽうに申せば、M11~12くらいの地震とか、100mの津波くらいを想定しておけば、まず問題クリアです。 原発は、「最新の核兵器で攻撃されても大丈夫!」とか、「小惑星が衝突しても大丈夫!」なんて言う必要は有りません。 原発事故以上の被害をもたらす、戦争や災害などを想定しても無意味ってコトです。 SFの世界(「日本沈没」とか「ディープインパクト」など)を想定し、それでも「原発は無事!」であるコトには、何の意味も有りません。 原発の安全対策が有限であるのに対し、クリーンエネルギーの方は、有限とは言えないでしょう。 バッテリーを併用しても、「何日分を蓄電すれば安定するか?」に、答えは得られないです。 例えば富士山が噴火して、何カ月も日照が得られない様な事態は有り得ます。 万全に備えると言うことは不可能ですから、クリーンエネルギーは「併用」が限界です。 もっと言えば、日本が脱原発を達成しても、将来、中国が原発を推進し、原発事故が発生したら、日本も放射線被害を受けますよね? 原発を「国内問題として考える」こと事態、ナンセンスです。 この様な考え方からすれば、フランスから電力購入しつつ、脱原発を進めるドイツやイタリアの政策などは「笑い話」です。 本気で脱原発をするなら、フランスやイギリスに宣戦布告せねば達成出来ません。
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- Mumin-mama
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>~ビートたけしの91年の発言~ 彼の発言を深読みすれば、 「原発は使う人たちの地域に造れ」と言うことにも取れませんか。 「東京原発」 福島原発事故前に作られた映画ですが、なかなか核心を突いています。 この映画の中で都知事は >重要な立場に立つというのはとんでもない責任を負う事なんだよ。 と、思いたち、東京に原発を建てる構想をうちだしました。 http://www.youtube.com/watch?v=xRL8ocGd1No&feature=related 原発を停めても日本には埋蔵発電電力が余っていると、議員と専門家の意見です。 3MPの3番目にその発言があります。 http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/21/tanemaki-jun20/ CO2の問題も考慮しなければなりませんが、放射能の方がより深刻な問題です。 CO2をあまり排出しないガスコンバイン発電は日本にすでにあるそうです。 また、原発がCO2を出さないというのは嘘で、原発は冷却装置のために海水を使い、1秒間に70tの海水を7度上げるそうです。 その海水を取り込む水路は津波で一番弱いところだと思うのですが…。 また、健全に稼動していても、放射性物質を周囲に撒き散らしています。 放射能は推進派だろうが、反対派だろうが、地球の何処に住んでいても降り注ぎます。 核実験、広島、長崎の原爆、冷戦時代の核実験、チェルノブイリ事故、福島原発、全部の放射能がただ、この地球上に堆積して、原発を続けている限り、それは増えるけれど、減りはしないのです。
- wiz0009
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さすが北野武はいいこと言いますなー。 まあ40年前と今じゃ電力事情も全然違うわけで。 火力と原発しかまともな選択肢が無かったから 温暖化に加えて燃料枯渇のこと考えたらそりゃ原発だろってなるのは当然。 あのときは選択の余地は無かった。 コストや温暖化の問題だけなら我慢出来ても 「電力が存在しない世の中」を我慢出来る人間なんかいない。 ところが時代は変わり特にPCの発達によりこの20年でとんでもない技術発達が起きた。 風力や太陽光も現実的なエネルギーになり得るぐらいだし バイオ技術により石油の生成も徐々に可能になってきてるような状態。 地球温暖化を防ぐためのCO2削減技術も開発されていってる。 こうなると原発の必要性そのものに疑問が出てくるだろう。 ただ、「当時は原発しか選択肢は無かった」のは紛れもない事実であって、 そのときに民間企業である電力会社に原発建設を認めたんだから これを転換するということはそのコストを国民が負担する必要性が出てくる。 「金は出したくない。でも原発は反対。」 こんな反原発信者はまさにたけしの言う偽善者の綺麗事レベル。説得力が無い。 「いくら増税しても構わないから風力・太陽光発電の拡大とスマートグリッド送電網の開始、CO2削減と燃料生成のバイオ技術への投資をし、供給量増加に応じて原発を廃止していけ。」 という意見だったら文句は無い。
- Sakibou
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古い原発は廃炉にして、新しい原発を作る。 原子力委員会や保安院は廃止して、米国NRCの監視下に入る。 福島以前の反原発団体は、有効な代替手段を提示せずに原発反対を叫んで新設を困難にし、古い原発を動かすことになった、加害者の一部だと思います。 福島以降は一般の人も同じように原発反対を叫んでいますが、その前に節電しろと言いたい。クーラーが無くても生活はできる。 事故さえなければ原発はクリーンなんだから、事故がないような、また事故が起きても適切な対策を取れる方策を考えるのが一番良いと思います。 少なくとも、保安院は解体すべき。規制当局が技術的なことを知らない、事故が起きたら遠くに逃げるのでは話にならない。 専門家は電力会社とメーカーにしか居ないのだから、日本国内で何か機関を作っても無駄。 お金を払ってでも、軍隊経験(原子力空母など)がある軍人が多いNRCの管理下に入るのが一番です。その費用は、保安院解体で十分お釣りが来ると思います。
お礼
勉強になりました。
お礼
>「いくら増税しても構わないから風力・太陽光発電の拡大とスマートグリッド送電網の開始、CO2削減と燃料生成のバイオ技術への投資をし、供給量増加に応じて原発を廃止していけ。」 ほんとですね。