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アーティチョーク

アーティチョークは、朝鮮アザミとも呼ばれています。 エジプトから、南ヨーロッパに生息する、キク科の植物とされていますが、属性はチョウセンアザミ属とされています。 韓国の方に聞いても、知らないという方が大半です。 では、朝鮮に直接関係無いと思えるのに、アーティチョークは、別名「朝鮮薊」と云うのでしょうか。 名前の由来をご存じの方、教えて下さい。

みんなの回答

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.2

あくまでも推測ですが、 江戸時代に外国からやってきた植物というのはけっこうあります。 有名なのは「薩摩芋」でしょう。日本全国どこでもサツマイモかとおもいきや、昔の薩摩を含む九州の南側はカライモ(唐芋)と読んでいます。 かぼちゃはカンボジア原産ですのでカンボジアの国名から由来していますが、同時に南京瓜(ナンキンウリ)という別名もあります。 これらはすべて「外国から来た」という意味で南京だったり唐だったりするわけで、必ずしも正確な伝播ルートや原産国をあらわしているわけではないのです。 朝鮮アザミも同系列のことばで、「外国からやってきたもの」=朝鮮という発想で、全く朝鮮とは何の関係もないのです。

ta-mi-man
質問者

補足

ANo.2 さん。やはり昔はそう云う観点から、多くの俗称が生まれたのでしょうかね。 朝鮮薊、朝鮮人参、朝鮮アサガヲ。いろいろありますね。 有難うございました。

回答No.1

 チョウセンアザミ(朝鮮薊)は、キク科チョウセンアザミ属の多年草です。地中海沿岸が原産で、日本へは江戸時代の1868(慶応4)年にオランダから渡来したと言われています。名の由来は、不明です。「チョウセン」は外国産を表す程度の意味合いで、朝鮮とは関係ありません。中国では洋薊(yangji)ですから、ヨーロッパのアザミである事がよく分かります。英名は、アーティチョーク(Artichoke)、あるいはglobe artichoke。Artichokeは、語源がアラビア語のアル・カチェフ(al-kharshuf)で、大きなアザミの意味。キク科 (Asteraceae Martynov)は、世界に約950属2万種が分布し、日本には約70属360種があります。チョウセンアザミ属(scolymus L.)は、地中海沿岸を中心に約8種類あります。

ta-mi-man
質問者

補足

norinorikiss さん。詳しい解説有難うございます。 西洋では早くから、采類として食用にしていたのは分かりますが、あえて朝鮮を、頭に持ってきたのは何故か、 興味が有るところです。 朝鮮薊には、いろいろな薬効が有りますね。和漢薬として活用する段階で、ひょっとしたら、朝鮮人参のような、ネーミングになってのでは?とも、ふと感じた次第です。

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