- ベストアンサー
基本的な質問
梃子の原理と角運動量との関係を教えて下さい。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 てこの原理というのは、力に距離を掛け算したもの、つまりトルク(力のモーメント)です。 こちらの下のほうにある表を見てください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AF 角運動量L→ = r→×p→ トルクN→ = Iα→ = r→×F→ = dL→/dt r→: 支点からの距離(方向込み) p→: 運動量(方向込み) I: 慣性モーメント … 力のモーメントとは次元が違います。 α→: 角加速度(方向込み) F→: 力(方向込み) t: 時刻 以上のことからわかるとおり、トルクN→ と 角運動量L→ との関係を一意に表す式はなく、 L→ を時刻tの関数として表せる場合に、L→をtで微分したものが初めて N→ との関係を持ちます。 直線運動で言えば、速度vではなく、vを時刻で微分した加速度aについて、運動方程式 F=ma が成り立つことに相当します。 ただし、トルクN→と角運動量L→の共通点として、ともに支点からの距離rに比例するということが挙げられます。
補足
有り難う御座います。 異常に勉強になりました。