- ベストアンサー
日本の工芸品について
明治、大正の時代に日本の工芸品が欧州、アメリカなどに美術ではなく産業としてしか受け入れられなかったのは、なぜでしょうか? 事実だけでなく、思いついたことなどもあれば回答お願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
工芸品って結局は「使ってなんぼ」のものだと思います。 日本国内では使えるものとして機能を高め、その上に芸術(美術)を添付したおかげで、ありがたがって使えない風潮ができたと思います。もちろんそれは今でもそうですよね? しかし、本来その工芸品を作った職人さんは使えることを最重視したと思います。 そしてその意をくんで(理解して)優れた道具として海外では認められたのでしょう。 日本は現代でもそういう風潮があります。 素晴らしい道具を高い金を払って買ったにもかかわらず、それは飾り物として飾っておき、機能的には余り変わらないが大量生産できる安価なものを使います。 純金の耳かきって金属アレルギーの人にも優しいですし、たしかにすごく具合がいいのですが、結局は200本100円くらいの綿棒を使いますね。そういう事だと思います。
お礼
ありがとうございました。