葉緑体に含まれる酵素
光合成に関する実験をしました。
実験は簡単にいうと次のようなものです。
ほうれん草の葉をすりつぶして、遠心分画し、得られた葉緑体画分にDCPIPという試薬を加えました。それに光を照射して、吸光度の経時変化を調べました。
結果として、光の照射時間が長くなるにつれて、DCPIPが酸化型から還元型へと変化していることがわかりました。
そこで、葉緑体画分に存在する、DCPIPを還元する実体は何なのかということ教えていただきたいのです。私は、還元力となるNADPだと思っていたのですが、違うようで…。葉緑体画分中の酵素蛋白質が関与しているらしいのですが、調べてみてもわかりません。
もし、どなたかご存知の方がいらっしゃれば、教えてください。
お礼
ありがとうございます。非常に詳しくびっくりしています。しばらくパソコンが使える環境でなかったため、返事のほうも遅れてしまいました。申し訳ありません。昔習った光合成に必要な葉緑体はこんなに奥が深かったのだと改めて思いました。本当にありがとうございます。