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AgClの沈殿前のアンモニアと硝酸
銀イオンの含まれた溶液にHClを加えて、AgClを沈殿させます。 沈殿していることを確認するためにアンモニア水を加えて溶かした後、硝酸を加えて溶液を酸性にします。 するとAgClの存在が確認できるとテキストに書いてあるのですが、実際実験をする際にはHNO3は省略してもよいと先生が言っていました。 アンモニア後の硝酸を加える行為はどのような意味を持っているのでしょうか。 また、なぜ硝酸はなくても塩化銀の確認はできるのでしょうか。 回答よろしくお願いします。
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- htms42
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回答No.1
銀イオンが含まれていることが分かっているのであれば ・希塩酸を加えて沈澱が生じる ・アンモニア水を加えると沈澱が溶ける というのは銀イオンの示す反応だということは確かです。 硝酸を加えればアンモニアが中和されますから沈澱が生じます。 硝酸を加えるということは元に戻すという意味しかありません。 高校で出てくる金属イオンで塩化物が沈澱するのは銀イオンと鉛(II)イオンだけです。 でも沈澱がアンモニア水に溶ければ銀イオンだと判断できます。 塩化銀の沈澱AgClは硝酸には溶けません。 銀イオンを含む溶液としては普通硝酸銀を使います。 硝酸銀水溶液に希塩酸を加えて沈澱が生じるのですから塩化銀は硝酸に溶けないということが分かります。 AgNO3+HCl→AgCl+HNO3 塩化銀は濃塩酸には溶けますので沈澱ができる反応では希塩酸を使います。
補足
回答ありがとうございます。 ということは、アンモニア水で溶けた塩化銀をまた沈殿させるために硝酸を加えているということでよろしいでしょうか? アンモニア水に沈殿が溶けた時点で沈殿は塩化銀だと判定できるので、実際は硝酸を加える操作を省いてもいいということですよね。