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銅の問題の解説でわからないところがあります
銅にアンモニア水を過剰に加えると、沈殿が溶けて深青色の水溶液になる この深青色の水溶液から青白色沈殿を生じさせるためにはどうすればよいか また、その反応をイオン反応式で示せ なんですが解答は 塩酸を加える イオン反応式は[Cu(NH3)4]2+ +2H+ +2H2O→Cu(OH)2+4NH4+ でした 私は酸なら塩酸だけでなくともよいと思うのですがなぜ塩酸なのでしょうか またイオン反応式はなぜこのようになるのでしょうか
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>銅にアンモニア水を過剰に加えると、沈殿が溶けて深青色の水溶液になる 「銅」と書けば金属の銅の意味になります。 実験をやられたことはありませんか。 やっていなくても実験を想定して考えると疑問は解消するはずです。 ・試験管に銅イオンを含む化合物の水溶液を入れる。 (たいていは硫酸銅の水溶液を使いますね。青い透明な溶液です。) ・アンモニア水を加える。青白色の沈澱が生じます。 ・これにさらにアンモニア水を加えます。沈澱が溶けます。溶液の色は濃い青色(初めの青よりも濃い青です。)に変わります。 (分子状のNH3が過剰に必要です。) 元に戻すには「沈澱を溶かすために使ったアンモニア水の部分を中和」すればいいです。 塩酸である必要はありません。 この場合だと「硫酸を加える」という方が素直です。硫酸銅からスタートしたのですからそれを元に戻すとしたら「硫酸を加える」ということになるのです。だから「硫酸を加えると元に戻るだろうということはすぐに考えられるが塩酸でも行けるのではないかと考えて試してみる」というのが実験に即した立場です。 私の授業であればこういう展開になります。