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あみだくじ。

 大学1年です。次のパズル問題を考えていたのですが・・・。 【問題】n本の縦線を引き、左から順番に1,2、・・・nと番号をつける。さらにゴール地点にも左から順番に1~nと番号つけたとき、適当なm本の横棒を引くことで、全ての番号についてスタート地点とゴール地点を一致させることができるが、このときmが偶数であることを示せ。  直感的に明らかですが、背後に線形代数の置換が・・・?線形代数を少し学んでいるので、いくらか背景にも突っ込んで回答いただければ幸いです。

みんなの回答

  • Mell-Lily
  • ベストアンサー率27% (258/936)
回答No.3

この問題は、群論の  『任意の置換は、互換の積として表すことができる』  『任意の置換を、互換の積として表したとき、用いた互換の個数の偶奇は、一定である』 などの定理と関係があります。

  • keyguy
  • ベストアンサー率28% (135/469)
回答No.2

1≦i<j≦nであるi番とj番を入れ替えるには i番目とj番目の間に他の線を飛び越えて線を引けば良い。 このような横線の引き方はあみだくじを一般化したものであるがこれで証明できればその特殊な場合のあみだくじでも証明できたことになる。 上から順に横線に対応する行列を x[1],x[2],x[3],・・・,x[m] とすると最後に元に戻るから I=x[m]・x[m-1]・・・x[1]が成立する。 所で|x[k]|=-1だから両辺の行列式を求めて 1=(-1)^mが成立する。 よってmは偶数である。 大学理系前期を終了しているのであれば線形代数は終わっていますね。

回答No.1

横棒を(1本)引くことは,互換を行なったことになります。 例えば,1番の縦線と2番の縦線に横棒を引くと,1番の道筋が2番に,2番の道筋が1番に入れ替わることになるからです。 したがって,上の問題は 「m個の互換の合成が恒等置換であるとき,mが偶数であることを示せ」 と言い換えられることになり,恒等置換は偶置換なので明らかです。 むしろ,「適当なm本(m≧1)の横棒を引くことで、全ての番号についてスタート地点とゴール地点を一致させることができるか?」とした方が,問題としては面白いと思います。

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