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北条政子の演説
北条政子の演説で 恩山岳 というのが出てきたのですが、これは何と読むのでしょう。 意味がよく分かりません。宜しければ教えて下さい。
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>北条政子の演説で 恩山岳 というのが出てきたのですが、これは何と読むのでしょう。 ↓ その恩山岳よりも高く・・・<その、おん、さんがくよりも高く>と尼将軍政子の演説の中に出て来る一節。 承久の乱「1221年:後鳥羽上皇の親政を目指した鎌倉幕府打倒の争い」に於いて、執権北条義時の追討命令(討幕の院宣)に対し、鎌倉幕府方の主要戦力である御家人が朝敵となる事を恐れ、幕府方は戦意喪失状態にあった。 その時、北条政子(源頼朝夫人であり、未亡人となり尼と成っていた、義時の姉でもある)が、御家人達を前に、鎌倉幕府成立への武士の働き、それまでの辛酸や苦労を回顧し、一生懸命(一所懸命)の気持ちで領地を獲得護持して来た経緯や皆の合力で幕府が発足・運営されて来た事を語り、幕府の存在あればこそで暮らしが成り立つっている事を泣きながら、諭すように訴え、報恩と領地安堵への筋を説いた。 その話の中で、幕府の恩・領地の恩を山岳よりも高いと比喩した時の一節。 北条政子は創業者オーナー未亡人であり、現在の実験者の姉でもある政子の本演説に、先人や祖先が苦難の末に築いた武家社会・幕府の存在と御家人としての共存共栄・運命共同体意識を喚起して結束力を醸成し、一気に乱の鎮圧・勝利に結び付けた事から、功績と影響力から尼将軍と称される事に繋がる。 http://www.tokyobunka.ed.jp/school_guide/kyouka/sha/kawaraban/kawaraban29.pdf
お礼
有難う御座いました。 昨日、テレビでやっていて良く分からなかったので助かりました