こんにちは。
カレーを暖めるときは、カレーをぽこぽこ沸騰させますよね。
そのとき、水が完全に気体になったもの(=水蒸気)と、細かな水滴(=湯気)が勢いよく上昇します。
それが火を止めるとどうなるかというと、
沸騰が止まりますから、とたんに水蒸気も湯気も上昇のしかたが遅くなります。
そして、沸点以下とはいえ、まだ熱いので、空気と水蒸気がカレーの表面で揺らぎます。
しかし、空気と水蒸気は見ることができません。
その代わり、揺らいだ空気・水蒸気に押されたり引かれたりする形で、湯気が揺らぎます。
湯気は、カレーの表面で空気と水蒸気に踊らされているんです。
ですから、火を止めると、むわぁ~っとなります。