震災文学

質問

「敗戦」と並べられてメディアで語られるほど大きな影響を日本に及ぼした(そしてこれからも及ぼすだろう)東日本大震災ですが、これまで「戦争」を取り扱った文学はたくさんあるのに、「震災」をテーマに据えた文学というのはなかったように思えます。少なくともぼくは知りません。
なぜ、震災は文学のテーマとなりづらいのでしょうか？　また、これは震災を扱った名作だ、という作品があれば教えてください。海外の作品でもかまいません。回答よろしくおねがいします。

回答No.3

teketonton

>なぜ、震災は文学のテーマとなりづらいのでしょうか？

ピントのずれた回答かも知れませんが、
根っこの部分で人災と天災の違いがあると思います。

人災はいくらでも憎む対象がありますが、
天災はとどのつまり
人間にはいかんともしがたい所で起きています。
誰のどこが悪いとも言えないあたりは、
文学の守備範囲を超えると思います。

吉村昭さんの関東大震災も昔読みましたが、
印象に残ったのは日本人の誤解による朝鮮人へのリンチのくだりでした。
（てか、そこがメインだったのかもしれませんが）
地震そのものはどう口を出すこともできませんが、
それに対する人間の愚かさは批評も出来ます。

菅首相は叩けても、大陸のプレートは叩けない。
そのあたりが戦争文学はあっても震災文学がない理由？
だったりなんかしちゃったりして。

お礼

天災と人災の差は大きいかもしれないですね。ただ、文学は人間の愚かさに対する批評のみに限られるのかな、と疑問におもいます。自然の猛威を前にした人間たちの圧倒的な無力感はじゅうぶん文学のテーマになりえそうなのに、とおもい質問させていただきました。回答ありがとうございました。

回答No.2

ginkuro814

小松左京の『日本沈没』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4094080651.html

また、検索したら以前こんな質問＆回答があったようです。
http://okwave.jp/qa/q2717754.html

お礼

ありがとうございました。

回答No.1

born1960

今現在、書店で簡単に入手できる物は

吉村昭　「関東大震災」「三陸海岸大津波」　文春文庫　ですね。

お礼

ありがとうございました。