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フォッサマグナ・・・大地溝帯というわりには山があります。

フォッサマグナ・・・大地溝帯というわりには山があります。 地溝帯というくらいだから大地の溝なはずで、周りより低い所なはずなのに山があります。 フォッサマグナの成因は両側が正断層ですよね?だからこそ地溝帯になるわけで・・ 両側が正断層だから、真ん中の地面は落ち込むはずです。 でもフォッサマグナのど真ん中にある山梨や長野には無数の山があります。なぜですか? 火山はともかく、それ以外の山は、地溝帯の中で再び隆起したのですか?

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noname#115788
noname#115788
回答No.4

>そう言う説明でなく、なぜフォッサマグナの中に山があるのかです。 >それについて、教えていただきたく思います。 フォッサマグナと呼ばれる地域は、火山地帯になっています。これは地殻の変動によってマグマが噴出、または隆起されたものと考えられています。なぜ地溝帯と認識されるかというと、フォッサマグナの西と東は5億年以上前の地層なのにフォッサマグナの場所は、2500万年以降と新しいからです。実際の地質調査で地溝であることは確認されています。 http://www.city.itoigawa.niigata.jp/fmm/outline-menu/02outline-fm/02fossamagna.html >でもフォッサマグナのど真ん中にある山梨や長野には無数の山があります。なぜですか? >火山はともかく、それ以外の山は、地溝帯の中で再び隆起したのですか? 富士山に始まり、八ヶ岳周辺、白根山周辺、妙高山まで全て火山です。地層が新しいということは、地球の内部から供給された岩石でできているといるということです。また丹沢~奥多摩~秩父にかけては古い地層ですが、これはフォッサマグナが出来るときに古い山地の一部が残ったものではないかと認識されています。 例外的に関東平野は火山や大きな隆起がなくて全て海だったことが判っています。富士山や箱根、浅間山などの火山の噴出物と河川の浸食作用による堆積物によって現在の地形ができたと考えられています。 >そもそも、なぜ正断層ができたのですか? >日本はプレートがせめぎあう圧縮帯にあるはずなのに、 >なぜ、引っぱり応力が成因の正断層が出来たのですか? 地図やグーグルの航空写真で日本列島周辺の海底の地形を見れればよくわかると思いますが、フィリピンプレート(西日本)は南から、太平洋プレート(東日本)は東からユーラシア大陸のプレートにぶつかっています。そのため、その境界上にある日本列島が今の形にへし折られたと考えられています。折れ曲がってしまったところがフォッサマグナなのです。

tarim_ho
質問者

お礼

折れ曲がることで、引っぱり応力が加わったんですか。 でも、そうなると新たな謎が出て来ますね。 東北日本って、でも北米プレートの上にありますよね。 西南日本は、ユーラシアプレートの上で、 乗ってるプレートが違うのだから、 陸地も別々に出来たのとは違うのですか? なぜ別々のプレートの上に乗ってて、それが折れ曲がるんでしょうか? 元はユーラシアプレートの上だったのが、 北米プレートに取り込まれた?そんなことがあるんでしょうか?

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その他の回答 (3)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.3

 この辺りの知識はゼロの人間ですが、下記の『エンサイクロペディア・ブリタニカ』にある fossa magana の定義でも、マウンテン「山」が、ロウランド『低地」よりも前にあります。 The trend of the mountains, lowlands, and volcanic zones intersects the island almost at right angles. The most notable physical feature is the Fossa Magna, a great rift lowland that traverses the widest portion of Honshu from the Sea of Japan to the Pacific. It is partially occupied by mountains and volcanoes of the southern part of the... http://www.britannica.com/EBchecked/topic/214498/Fossa-Magna  僕は、まずフォッサマグナ「大地溝帯」のような物はこの地球上にたくさんあるはずだ、と思いましたので『ブリタニカ』に日本にあるものと限定して奥歯に物が挟まったような定義がおかしいと思いました。これは命名者の間違いではないかな、と思いました。  フォッサマグナの記事には下記のような説明があります。  「ナウマン博士がフォッサマグナを命名(1886年)してから、120年以上もたちましたから、日本列島の地質調査も大きく進展しました。この結果、ナウマン博士が予想したようなフォッサマグナの東縁を示す明瞭な境界(直江津-平塚線)は見つかりませんでした。」  http://www.city.itoigawa.niigata.jp/fmm/outline-menu/02outline-fm/02fossamagna.html  命名は1886年でナウマンです。彼の説では「溝」は地下深く存在するもので、地表の山梨、や長野は無関係のようです。言わばあるとも、無いとも証明できない所にある、と言っています。  さらに東縁がなければ、西縁だけあっても「溝」ではありません。ですからこの深い所の「溝」も学界で皆が認めている訳ではないことが分かりました。  で回答と言うほどではありませんが、次の二つは言えそうです。 1。フォッサマグナ(大地溝帯」は、地表の地形を指すものではない。 2。フォッサマグナは、全く19世紀の空想の産物である可能性がある。

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  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.2

宇宙から見るとはっきり分かります 本当に大きな割れ目です 駿河湾から糸魚川にかけての溝 諏訪湖から阿蘇山にかけての溝 よく見えますよ 宇宙規模の地形なので地図では分かりにくいですね 大気圏外から地表を見ることが出来ない時代にこんなものを発見したナウマン博士の観察眼はすごいですね

tarim_ho
質問者

お礼

うん、前者は静岡糸魚川構造線でフォッサマグナの西縁、後者は中央構造線だと言うことは知ってます。 そう言う説明でなく、なぜフォッサマグナの中に山があるのかです。 それについて、教えていただきたく思います。 そもそも、なぜ正断層ができたのですか? 日本はプレートがせめぎあう圧縮帯にあるはずなのに、 なぜ、引っぱり応力が成因の正断層が出来たのですか?

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  • ssrk7000
  • ベストアンサー率33% (8/24)
回答No.1

そのとおりだと思います。 マントル上昇流が全体として、地溝帯周囲の地殻を押し上げ、さらに地殻に当ったマントル上昇流が 東西に流れることで、大陸部を対立的に分離する力につながっていると考えられています。 このため、地溝帯では、中央部に巨大な谷、周囲に高い山や火山を見ることができるわけです。

tarim_ho
質問者

お礼

ありがとうございます。 アフリカ大地溝帯なら、その説明で良いと思うんですが、 日本のフォッサマグナも、マントル対流が原因なんですか? フォッサマグナの中にある山々は、みんなマントル対流が原因の火山だと言うことですか?

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