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荘子
授業で、荘子の忽とか混沌とかの、 七きょうの穴を空けて混沌が死んでしまう話をやったのですが忽と、シュク(だったかな?)は、 七日かけて一個ずつ混沌に穴を空けていく理由が解りません。 先生も分からないといっていました。 だれか知ってる人は居ませんか?
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- liar_adan
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>穴を空けていくのを、 >どうして一気に空けず、一日ずつに空けたのか?? >って言う事が知りたかったんです。 あー、なるほど。 それは単に、「演出効果」です。 この話が「七つの穴を開けた」となっていた時を想像し、 「七日かけて七つの穴を開けた」という文と比べてみてください。 漢字にすれば数文字ですが、それを読む間に、 サスペンスのようなものがわき上がるはずです。 荘子というのは、「無為」とか「自然」とかを言っているくせに、 天才的に華麗な文を操る男です。 読んだときの効果が最高になるように計算しているのです。 思想的には、「すべての穴が空いた」→「すべての感覚が得られた」 →「わからない感覚が無くなる」→「理性が支配し、無意識が忘れられる」 →「混沌が死ぬ」 という意味もあるかと思いますが、 第一の理由は、「七日かける」のが、荘子の文としてもっとも適切だったということになると思います。 ※注意、この回答を「自信有り」にしますが、これは現在アルコールが入っているためで、 そうでなかったら「自信なし」だったと思います。根拠のない話だから。 ですが、質問の理由を根拠を持って回答できる人はいないと思います。
- liar_adan
- ベストアンサー率48% (730/1515)
まー、荘子というのは、 でたらめの国からでたらめを広めにきたような奴なので、 まじめに取る必要もないのですが…。 問題の話は、内篇の第七、応帝王篇の最後に出てくる話ですね。 読み下し文ではその理由として、 「人皆七キョウ(←漢字が難しくて書けない)有りて、 以て視聴食息す。此独り在ることなし。こころみにこれを鑿たんと。」 となっています。 つまり、シュクとコツは、混沌にもてなしてもらったので、何かお礼がしたい。 そこで混沌を見てみると、人間には備わっているはずの 目・耳・鼻・口(合計七個の穴)が無い。 「これでは、目も見えず耳も聞こえず匂いも嗅げず味もわからずにかわいそうだ。 だから穴を開けて、感覚できるようにしてあげよう。それが恩返しだ」 と思ったわけです。 ここでシュクとコツは、「何もわからないより、わかった方が明らかに良いだろう」 という、人間のさかしらを象徴しています。 ところが、七つの穴を開けた(感覚を与えた)ところ、 あわれ混沌は死んでしまったのですね。 かわいそうに。
補足
お返事ありがとうございます。 すいません、質問の書き方が悪かったデス(^^;) 穴を空けていくのを、 どうして一気に空けず、一日ずつに空けたのか?? って言う事が知りたかったんです。
お礼
お返事ありがとうございます!! そうですよねー、 古典の先生が色んな本読んでも書いてなかったって 言ってましたから(汗) そんな質問にキチンと答えてくだすってありがとうございました♪