片喰紋
可能性があります。
丹羽基二さんと言う苗字(名字)研究のオーソリティーがおられます。
この方は、地方に行かれると墓へ行かれるそうです。墓石に彫られている家紋を調べるためだそうです。
その方の著作によると(あんまりありすぎて、どれだったか覚えておりません。80冊以上、書かれているそうです)家紋と苗字は因果関係があるそうです。
と言うのは、家紋と言うものも先祖から受け継がれたものであるからです。分家した場合には、少し意匠を改めると言うこともいたしますので、様々なヴァリエーションが生まれますが、同じ片喰(かたばみ)紋であれば、先祖を共通にしている可能性があります。もちろん、家紋の種類は多いとは言え、基本的なものはそれほど多くはありませんので、同じ家紋だからすぐに親戚と言うわけにはいきませんが、苗字が一緒であればその可能性は増します(苗字も主家に遠慮して、文字を一部変更するという場合があります。鈴木→鈴本、伊藤→胃藤、井藤等がそうです)。
こんな話を聞いたことがあります。東海道を進んでいた毛利の行列が、宿に入りきらなくて、一部がとある寺に入った。ところが、その寺の苗字が毛利で、家紋が一緒だった(昇り藤と聞いているので、裏紋かも知れません)。なぜだと言う話になって、その寺の先祖が毛利の忘れられた子孫であることが判明したとの事です。
除籍謄本や双方の寺の過去帳をつき合わせれば、もう少しはっきりするかも知れません。
なお、家紋で一番多いのは藤、次が桐で、片喰は三番目です。
お礼
どうもありがとうございました☆家紋ってなんだか奥が深いのですね!!ますます調べる気がわいてきました(^-^)今度市役所に行って除籍謄本をとってみます。