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四と七の発音
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10と数えるとき、一般に4は [し] と、7は [しち] と教えているように感じるのですが、なぜ [よん] と [なな] と教えないのでしょう。[し] と [しち] では紛らわしいように思うのですが。
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たしかに紛らわしいですね。 読むと紛らわしいのはまだまだありますよ。 「いち」と「しち」「はち」、 「に」は意外と聞こえないので「にじゅう」が「じゅう」に聞こえたり、 「約50」は「ひゃくごじゅう」に聞こえるとかが、代表的なところでしょうか。 日本語として、どれも間違いではないところが、またややこしくしています。 一般的な読み方-の基準がどこにあるか分かりませんが、 確かに小学1年の時には、そう教わりますね。ボクは「7」は「ひち」だと思ってました。 最近は、「いち、に、さん、し、ご、ろく、なな…」と数えています。 言葉は生き物ですし、伝わらなければ意味がありませんから、 要は、言葉で伝える時に、相手に伝わらないと思ったら、 即座に言いかえることができる機転と国語的センスを身につけることが 重要なのだと思います。
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- SPS700
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歴史の上からは「し」「しち」は音で、「よん」「なな」は訓です。 江戸時代までは、「いち」から「じゅう」まで音で通し、 「ひとつ」から「とお」まで訓で通す二重の組織が健在でした。 江戸時代になって「し」は「死」に通じ、「しち」は「質」(経済的破綻)に通じるところから、この二つを訓読みにする商家が増え、それが広まったと聞いています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E3%81%AE%E5%AD%97 また「く」は「苦」に通じるところから、「きゅう」と言い換える習慣もあります。 初めは音と訓が、それぞれ1から10まで独立していたものが、途中、「忌み言葉」の回避によって、一部分癒着したもので、「しお」は「死」含むので「波の花」、身代を「する」に通じるので「擂鉢」を「あたりばち」などと言うのと同じです。 さてご質問の >>一般に4は [し] と、7は [しち] と教えているように感じるのですが、なぜ [よん] と [なな] と教えないのでしょう。 よく分かりませんが、多分、音読みと訓読みを、分けたいからでしょう。
お礼
どうもありがとうございます。 さすがは SPS700 さん、見識が深いですねぇ。 #2さんも仰っていましたが、音と訓でそれそれ統一した読み方があったのですね。 成る程「四-死」だから「よん」、「七-質」だから「なな」、「九-苦」だか「きゅう」ですか...納得です。落語にでもなりそうな話題ですね。 あと、71を「しちじゅういち」、77を「しちじゅうしち」と読むより、「ななじゅういち」、「ななじゅなな」の方が間違い難いですよね。
- senbei99
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日本の数字の数え方は、漢語と和語の二種類があります。 漢語は、いち、に、さん、し・・・ 和語は、ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ・・・・(または、ひー、ふー、みー、よー) 一般的には漢語での言い方を使うことが多いので、漢語で統一して4は「し」7は「しち」 と教えるのだと思います。 ただし、実際には4と7については、「よん」と「なな」の和語表現が使われることが多いようです。 ひとつは紛らわしいことと、「し」は「死」を連想するからではないかと思います。
お礼
早速のご回答どうも有難うございます。 基本的には漢語、和語、の数え方を使い分けているということですね。 私の言葉不足だったのですが、本来の趣旨は「しち」って舌を噛みそうで言いづらいのになぜ敢えて「なな」を使わないかという疑問でした。でも「なな」も一般に受け入れられているということでよかったです(保育園では "しち" と教えているようなので)。 ちなみに私はたまに雀語の数え方も使っています(笑)!
- kernel_kaz
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外国の方ですか? 日本人には紛らわしくないんですよ 橋と端と箸、同じ「はし」の音を使い分ける人種ですからね 字数も音も違う、し、しちが紛らわしいという発想自体が、日本人には無いでしょう
お礼
早々のご回答有難うございます。 確かに「し」と「しち」を間違うことはないですよね。 問題の仕方が間違っていました。 四十七士って言い難いですね、みたいな趣旨です。
補足
ごめんなさい。私の訊き方が悪かったです。 「し」と「しち」が紛らわしいというより、「しち」って言いづらいような気がして。なんか舌を噛んじゃいそうで。特に小さな子供には「なな」の方が言いやすそうなのになぁ、なんて思って。
お礼
ご回答どうも有難うございました。 まさに仰る通りだと思います。 相手に考えを伝えるための手段として言葉があるわけですものね。 「7」を「ひち」か...懐かしいなぁ、確か僕にもそんな時代があったような気がします。