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セシウム137について

原子炉からセシウム137が出たらやばいとかなんとか、テレビでよくやってますが、そもそもセシウムって空気中ですぐに酸化されるのでは?酸化物も危ないってことですか。もしくは、同位体はなかなか酸化されないってことですか。 お願いします。

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  • sanori
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回答No.2

こんにちは。 酸化物であるか酸化物でないかというのは、化学の世界です。 化学反応というのは、原子の最外周の辺りにある電子が起こすものです。 一方、放射能というのは、原子のど真ん中にある原子核というとても小さい場所の話です。 原子の大きさが陸上競技場の面積だとすると、原子核は硬貨1枚ぐらいの面積です。 化学ではなく核物理学の世界です。 スケールが全然違います。 不安定な原子核を持つ原子を「放射性同位体」「放射性元素」と呼びます。 不安定な原子核は放射線を1つ出して他の元素に化けます。 たとえば、金属ウランでも酸化ウランでもフッ化ウランでも、原子核はウランの原子核ですから、出てくる放射線は同じです。 放射線の数も同じです。 化学の歴史に「錬金術」というのが登場しましたが、その結論は、いかなる化学反応を使っても金をほかの元素から作ることはできないというものでした。 しかし、放射性元素の場合は、崩壊して放射線を出すと、違う元素に化けるんです。

thinvalley
質問者

お礼

化学の世界と物理の世界は違うと言うことですね。なるほど。 ウランでも同じことが言えるのですね。勉強になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • okormazd
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回答No.3

セシウム137は、半減期が30年と比較的長く、強いガンマ線を出すので、やっかいなのです。 セシウムは、アルカリ金属で反応性が高く、酸素や水と激しく反応します。 質問のとおり、空気で酸化されますが、水分と反応して、すぐ水酸化物になるでしょう。 放射性物質は、化学反応で他の物質に変わっても、その放射能は変わりません。 したがって、セシウム137が酸化物になろうが、水酸化物になろうが、炭酸塩になろうが、硫酸塩になろうがベータ線、ガンマ線を放出し続けます。これに被曝すれば、がんを発症する危険性が増すというわけです。 しかし、 いま、ホウレンソウに付着している程度の量では、がんの発症が増加するとは思えません。 食品衛生法の規定で出荷停止になっているにすぎません。

  • hakubaku
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回答No.1

酸化されても変わらず放射線が出ます。

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