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イデオロギー とは?
カテゴリが違うかもしれませんが、質問させて頂きます。 本や時代小説を読むと「イデオロギー」という言葉をたまに見かけます。 この言葉はなんとなくのイメージではわかるのですが、簡単に言えばどういう意味 なのでしょうか? 歴史上の出来事を例にとってご説明して頂けたりすると、幸いです。
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1の方が書いているように、元々はドイツ語。 正確に言えば、参考URLにあるように、マルクスとエンゲルスが書いた「ドイツ・イデオロギー」が大本になります。 既存の価値観に対して「ちゃいまんがな!」と異議申し立てするときに使ったわけです。 資本主義駄目でんがな、共産主義でんがな。と。 この辺の発想というか、マルクス主義は一定の世代にとっては必読書。 文章を書いていても、出てきちゃうわけです、そういった用語法が。 で、出ちゃうんです。時代小説を書いていても。 今の体制じゃ駄目だ!新しい体制でないと。 日本の夜明けは近いぜよ! という文脈では。 織田信長が、中世ではなく、近代人の発想で物を考えたとか・・・ 幕末の志士が、幕藩体制でなく、近代国家を考えていた・・・ なんて文脈で出てきますね。
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階級別の歴史的、社会的な思想体系を現すドイツ語です。 英語はideology. 今風にいえば思想傾向や政治に対する考え方でいいでしょう。「彼は友人だが彼のイデオロギーには賛同できない、ついていけない」などと使います。階級闘争、イデオロギー対立が顕著でない現在では、主張や意見の意味で使われることもあります。 戦前の戦争、労働闘争などはイデオロギーの対立が原因のひとつであり、戦後しばらくまで激しいイデオロギー闘争(論争)が続きました。
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回答ありがとうございます。 >主張や意見の意味で使われることもあります。 そうなんですか。 イデオロギーというのはもっと「重い」使い方だと思ってました。 でも、現在ではあまり使わない言葉ではありますよね。
お礼
回答ありがとうございます。 私は司馬遼太郎さんの本が好きなので、何度かイデオロギーという言葉が出てきました。 そこで「勤皇思想はイデオロギーではない」という表現があったんです。 「勤皇思想」は万人に普遍的にある考えで、イデオロギーではないと。 ですのでイデオロギーというのはもっと難しい意味で、革命思想に繋がるものなのかと 漠然と思ってました。 なんとなくですが、意味が分かりました。 ありがとうございます。