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地震の数秒前に聞こえたあの音は何でしょうか
こちらは群馬県なのですが実は平成16年の中越地震の数日後、正午少し前に集中豪雨のような、あるいは突風が吹いたようなザーと言う大きな音が聞こえその数秒後に震度5位の揺れに襲われました。 初めて聞いた音なので最初は強風かと思って外を見たのですが風は吹いておらず不思議な事も有るもんだと思った次の瞬間大きな揺れに襲われたと言う訳です。 幸い私たちの周辺では被害はなかったのですがあの音の正体が今でも気になります。 どなた様かこの音のメカニズムを解説して頂けませんでしょうか。
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地震には縦揺れと横揺れが発生します。 縦揺れは地面の突き上げの動き。 横揺れは水面の波のような揺れの伝わり。 縦揺れは広く伝わることはありませんが、深い位置で強く揺れるとそれに伴って地面を動かす音と共に早く地中を伝わります。 音は比較的広い範囲まで届き、その音が人の耳にも伝わり地鳴りとして聞くことが出来ます。 その後、伝わり方の遅い横揺れが地震と成って感じる事と成ります。 直下型と言われる震源地に近いところでは、地鳴りと揺れまでの時間が短く、突き上げるような縦揺れと横連れが短時間に伝わって被害を大きくしますが、深い位置での大きな地震の場合は遠く離れたところでは縦揺れはほとんど感じません。 その代わり、地鳴りだけが先に伝わって、その後時間を置いて横揺れが伝わることと成ります。
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- eniguma98
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地鳴りでしょうか? 私は阪神淡路大震災を経験していますし今もこの土地に 住んでいますが地震の前にはゴォーという突風が吹いた ような轟音ともとれる音が響いた数秒後に本震がやって きます。 あくまで素人レベルの考えです。 地震には二通りの揺れがありよく言われているのは 「P波」と「S波」です。このうちP波は地面を早く伝達 する分地震本来のエネルギー、威力が小さくS波はエネルギー が大きい分到達に時間がかかります。 このうち地鳴りの原因であるのはP波でこのP波が地中を伝う際 の音が人間の耳に聞こえる周波数となるため地鳴りとして観測 できるのでしょう。 P波その物はあくまで揺れのエネルギーですのでそれ自体が音を 発するわけではありませんがこれが地中を伝う時に通過面の岩石 を震わせる事で音が出てそれを人間や動物が感知することで予測 しているのだと思います。 例えるなら大太鼓を叩くと太鼓の表面が震えるのを見て取れますが エネルギーその物を観測しているわけではないですね? でも叩くことで膜が振動して音が空気中を伝わりそれを聞くことは できます。 それと同じ事なのでしょう。
お礼
体験上の詳しい説明ありがとうございます。 地鳴り、確かにそうかも知れませんね。 何しろ初めて聞いた音ですし軽い感じのザーと言う音だったのでP波による地面からの音とはなかなか結びつきませんでした。 今回はありがとうございました。
- sutorama
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http://www.blog-animo.net/sound/2007/04/post_8a00.html こちらで詳しく説明されています
お礼
回答ありがとうございます ただ私が聞いたのは集中豪雨のような、突風のようなザーと言う音だったので不思議だと思ったのです。
お礼
詳しい回答ありがとうございます なるほど震源地で発生した揺れと音が伝わると言う訳ですか。 それにしても地面の揺れならゴ~という感じかと思ったのですがザ~と言う風のような音とは意外でした。 皆様このたびは詳しい説明ありがとうございました。