私(50代)は、江が結構好きです。
ですが、大河ドラマの典型的なファンがこの江を批判する気持ちもわかります。
たぶんそれは、「軽さ」だと思います。
大河ドラマのファンは固定客が多いでしょう。
大河というぐらいだから、1年を通した大作というだけでなく、大河にふさわしい重みに
期待していると思います。
私が見た最初の大河ドラマは、70年代の平幹二郎の斉藤道三の国盗り物語でしたが、
それはそれは今よりずっと重みがあって、シリアスだったと思います。
その後毎年見続けていたわけではありませんが、記憶にある加藤剛の平将門なども落ち着いた
ドラマだったと記憶しています。
それが時代とともに西田敏行や、武田鉄也全盛期になり、そして近年はジャニーズ系に
移り変わった。
そうなると大河ドラマではなく青春アクションドラマに近い雰囲気です。
まして今年はのだめの雰囲気そのままの前半。
岸谷五郎の秀吉も、コメディ感たっぷりでした。
そういうのが、私は気楽に見れてよかったですが、いわゆる固定客からすると反発の材料だった
のではないでしょうか。
私でさえ、ちょっとやり過ぎじゃ?と思った時がありましたので・・・
いずれにしても、最近はちょっと俳優陣が軽すぎる傾向があるのは確かだと思います。
ちなみに私の世代は水戸黄門は何と言っても東野英二郎です。
東野黄門以外は正直考えられません。