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常体と敬体が混在する文章
常体か敬体、どちらかで統一するのが基本だと思いますが、常体と敬体を混在させる(混在しても自然な文章になる)テクニックがあれば教えてください。
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感情をこめる文は敬体で、内容を際立たせたい文は常体と使い分けると、自然になるかもしれません。 例えば、「常体と敬体を自然に混在させるのは難しいです。でも、日常会話で敬体ばかりだとちょっと窮屈でもある。だから、時に常体を織り交ぜて、相手から意識をそらしているとわかる瞬間を作れば、集中が途切れることで緊張が緩和する。人間関係のちょっとした緩衝材になるかもしれません。」 上の文章では、常体を思考過程の箇条書きのように使っています。 混在は困難だという個人的感想に対して、それでも混在にも以下のような効果がある、と常体で述べています。要するに、コンテンツの羅列ですね。敬意を排除し、端的な羅列にすることで、コンテンツの内容を際立たせることを狙っていることになります。 これを全部、敬体にすると、「常体と敬体を自然に混在させるのは難しいです。でも、日常会話で敬体ばかりだとちょっと窮屈でもあります。だから、時に常体を織り交ぜて、相手から意識をそらしているとわかる瞬間を作れば、集中が途切れることで緊張が緩和します。人間関係のちょっとした緩衝材になるかもしれません。」 上の文章だと、読む方には書き手の意識がこちらにずっと向いているように感じられるんじゃないでしょうか。 目をそらさず、まっすぐ見つめられているような、ある種の緊張感があるだろうと思います。そういう文章は時に読むのに疲れてもしまいます。 だから、常体をはさんで、書き手の意識を読み手から外し、あたかも独り言を言っているかのような印象を与えることで、読み手の緊張感を緩和します。 そうすることで、多少長い難解な文章を読んでも疲れにくくなるんじゃないかと思います。
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- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんにちは。 読者に訴えかける文は敬体、それ以外の文は常体とすることを基本とするとよいと思います。 これは、昨年私が参加したQ&Aです。 http://okwave.jp/qa/q6036856.html 三島由紀夫の例が質問文に書かれていますので、それも参考になると思います。
お礼
ありがとうございます。 とても参考になりました。
- marisuka
- ベストアンサー率38% (657/1685)
最初、敬体で書き始めます。途中で変えていくのですが、ばれないようになるべく長い文章がいいですね。 途中から、文末をだんだん変えていくんです。体言止めとか使ったりして。そうそう、話し言葉に近い方がいいかな。こんなふうに、独り言っぽいのを混ぜていくのもコツのひとつ。文の途中には「です」や「ます」はあまり出てこないでしょ。一つの文が長いと、「です」や「ます」が出てこなくても不自然に思われないから、割とやりやすかったりすることもあったりしてね。 そして、最後はまた敬体に変えるんです。そしたら、なんとなく統一感がある…ように見えましたか?
お礼
ありがとうございます。 なるほど、話し言葉に近づけるんですね。 はじめとおわりを敬体で、あいだを常体にするとたしかに自然な感じがする気がします。
- marbleshit
- ベストアンサー率49% (5033/10253)
語り手を多重人格者として表現する際に、この技法が用いられるケースが散見出来ます。
お礼
回答ありがとうございます。 例として具体的にどんなことをしているのか教えていただけるとうれしいです。
ないでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 ないのであれば仕方がないですね・・・。
お礼
ありがとうございます。とてもわかりやすいです。 文章が敬体の中で、箇条書きにできる部分を常体にすると前後の文章にメリハリが生まれてる気がしました。