心理学的に言えば、
血統と環境は5:5ぐらいで関係するようですね。
例えば狼に育てられた少女がヒトの生活に順応できなかったケースや、
兄弟や双子の研究からそういう風に言われるようになりました。
よくPTSDとか言われるけれど、あれも別に戦争に行った兵士や虐待を受けた子ども全員がPTSDになるわけでなく、むしろ少数なんですよね。また傷のレベルも症状も千差万別だし、
正式なデータで
不登校児童の4割が「怠け」2割が「家庭環境」とされているのも面白いとこです。
不登校者の多くはうつなどの精神疾患を原因としたがるものです(そのお墨付きのために何軒も医院を廻るもの)。
けど、実際の「精神疾患が原因の不登校」は1,2割と考えられている。事実そんなもんですよ。
そもそも精神疾患を発症する年齢って1番多いのは30代なんですよ。次いで20代後半。
でも90年代後半から10代、20代前半の患者が急激に増えた。
これはブームとしか思えません。
と言うことから言えば
「周囲が自分に与える影響は大きいものの、”要因の一部”に過ぎない」と言う当たり前且つ面白みのない結論となります。
僕自身についてはマナーとか食生活で影響は受けてると思いますし、一方で同じように育った兄妹でも違うところはたくさんあるし、それは友人や学校選択、元々の僕の性格などによるものだと考えています。
あとこれは社会的なものですが、それを理由にはできないようです。
池田小の宅間容疑者は、幼少時から父親に「いわゆる虐待」を受けていたようです。
彼の異常なぐらいの劣等感とエリートへの憧れ、虚言癖(医者と偽っての結婚など)はこの
辺りから来てるようです。
これは裁判官も認めているとことです。
でも結果は死刑でした。
その部分の情状酌量は認められなかったと言うことです。
※と言うことは、日本は結果主義であり、原因が100%親であれ学校であれ、まったく考慮されず本人の言動、行動の結果だけが評価されると言うことになる。
であれば環境面が(仮に強く誘引しても)考えず、論理に抗うようにでも生きなければダメだと言うことになるかもしれないわけです。
つまり「そういうこと自体、考えるな」ってことですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても参考になります。やはり今の自分が形成されるには、必ず何か幼少期のことが関係してくるのですね。 私も親からどんな愛情を受けて育ったのか、少し思いだそうと思います。