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雷鳴のないただの稲光
ピカッと光ったと同時にゴロゴロと雷鳴が起きるときは音源(光源)と自分の居る位置が近いってことですよね。光と音との伝わる速度に差があるため、多くは光った後数秒してゴロゴロと鳴りますが、先日もそうでした、光るばかりで音がしないケースをご存じですか? 遠くの空がかなり激しく光っているのですが音が全く聞こえないんです。これってなぜなんでしょう? 推察すると、(1)音源があまりにも遠いため光のみ到達して音は途中で減衰してしまい、人間が聞こえる音量で伝わってこない。 (2)音を伴わない放電現象である。 (3)音源の距離は遠くないが、空気の無い場所で放電しており、音が伝わらない。 など、考えてみましたが、正解がありますでしょうか? 教えて下さい。
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雷は、雲の中で電荷分離というものがおこり、放電するといわれています。電荷分離には、水分(正式には氷晶ですが)が必要です。また、雷鳴は、その放電の際の急激な温度の上昇によって、大気が膨張するために起こります。ですから、(2)と(3)ではありませんね。正解は、(1)になります。ちなみに、音は1秒間に300mほど進みますので、雷光から雷鳴までの時間で雷の発生場所までのおよその距離がわかります。音波は風にも流されたり、また気象条件によっては屈折したりして、比較的近い場所で発生していても、雷鳴が聞こえないことがあります。
お礼
勉強になりました。どうもありがとうございました。