技術士補

質問

大学で指定された教育過程を修了しました。
まだ技術士補の登録をしていない「修習技術者」です。
この春大学を卒業します。

技術士補の登録をしようと手引きを読んだところ、
技術士補となるために同一の技術部門の技術士を補助することになっているため、「補助しようとする技術士」の証明書が必要と記載されています。
「補助しようとする技術士」を大学の先生(技術士)になって頂こうと考えていたのですが、私が大学を卒業してしまう場合、「補助しようとする技術士」を大学の先生に指定することは不可能でしょうか？
それとも、実際に同じ現場で働くことはなくても技術士の名前をお借りできれば登録は可能なのでしょうか？

ご存じの方いらっしゃいましたらお願いいたします。

回答No.1

csman · ベストアンサー

＞「補助しようとする技術士」を大学の先生に指定することは不可能でしょうか？

もちろん可能です。

技術士補は、制度としてはもちろん登録可能ですが、資格としてではなく、
二次試験（技術士）受験のために、活用するケースがほとんどです。
つまり技術士受験資格の取得のためでして、技術士受験のためには、
登録しなくとも、技術士補登録が可能（もしくは技術士一次試験合格者）
であれば技術士二次試験は受験可能なためです。
また、お金をかけて技術士補登録しても、たとえば公的場面で
それを表示・活用する場面がなく、資格として用いられていないためです。
このため技術士補よりは、同程度の難易度で、公的資格として認められている
RCCMを取得する方が増えています。

技術士補というものは、極端な言い方をしますと、予備校に通った年数を
履歴書に記述しないのと同様程度に考えると良いと思います。

なお、技術士登録が可能な技術士二次試験では、実務経験問題が出題されますので、
机上の知識のみでは、とうてい合格はできず、実務経験者が対象となります。
技術士は、民間企業内では、一級建築士や博士と同様な資格として扱われていますが、
技術士補は、まったく評価対象とはなっていません。

お礼

さっそくの回答ありがとうございます。
社会での評価も参考になります。
技術士補は社会的な評価対象となっていないんですね。二次試験合格後に技術士に登録、という形の方が良いかもしれないですね。

登録するのかどうかという部分から、もう一度検討してみます。
ありがとうございました。