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化学反応の終点の測定について
この前大学の化学実験で酢酸メチルのHCl下での加水分解反応の速度の測定に関する実験を行いました。 速度定数が温度によってどう変わるか、また一次反応とみなして良いか、を考察するのが目的の実験です。 実際に行った実験の操作手順について、少し疑問に感じたことがありましたので、質問させて頂きたいのです。 この加水分解反応の速度に関する式を整理すると log(a/a-x)=kt/2.303 (a=酢酸メチルの初濃度) という式が導けるので、 反応速度定数を求めるためには、時間t後の未反応の酢酸メチルの濃度(a-x)を求める必要があります。(反応開始時点をt=0とする) 実験はHCl-エステル混合液を、NaOH標準溶液を用いて中和適定することにより、 このxを求めて速度定数を計算していくという話なのですが・・・ 加水分解反応の終点を測定する際に行った手順について理解できないところがあります。 反応の終点を測定するには、本来ならば数日間HCl-エステル混合液を放置後、中和適定するのが普通ですが、 実験では、時間を節約するため 『70度の湯浴中で20分間加熱し、その後冷却してから、中和適定する』 という手順をとりました。 加熱することにより反応を速めているんだな、とは思うのですが。。。 実験では温度と速度定数の関係を調べるため、HCl-エステル混合液を色んな温度に設定してそれぞれ適定を行っていたのです。 ですがこの終点に関する測定の際は、いずれの温度に保った混合液も、一旦70度に加熱させて~という手順をとっています。 各温度における反応の終点を測定することが目的です。 何故『』内の操作手順のように途中温度を上げても構わないのでしょうか。 上手く説明できてないとは思いますが、どなたか宜しくお願いいたします。
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- c80s3xxx
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完全に加水分解が終わった後の状況での,酢酸と塩酸の総濃度がわかればよいから. 時間0のときの滴定値から塩酸の濃度がわかり,このふたつから分解途中の滴定値を用いて生成した酢酸量=分解したエステル量を求めるという考え方.