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●○小論文のコツについて教えてください○●
こんばんは。 私は、来週選抜1入試があります。 選抜1入試では、小論文と面接があります。 そこで、小論文のコツはなんでしょうか? わかる範囲でいいので、ご回答して頂ければ嬉しいですm(__)m
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こんにちは。自分は小論文を経験したことがないので、あまり参考にならないかもしれませんが・・・ えっと、まず小論文のテーマによります。大体の小論文のテーマが「~は~ということで~だが、あなたは~のことをどのように思いますか?」みたいな出題をされると思います。あくまで、かなり大まかに解釈をしてです。 というのは当然の理で小論文であなたを試そうとしていることは、社会に進出した上でとても重要になるいわゆる「プレゼンテーション能力」です。あるいは自己観念つまり「アイデンティティをどのように解釈しているか」という部分も問われます。まぁ、難しい話をしましたが、要は「自分の意見をしっかり持って、それを人に説明できるか?」ですね。 もちろん、ただ自分の意見を押し通すのはいけません。そこで必要となってくるのが・・・「論理」です。 たとえば図式化してみましょう。まずあなたの意見、「私は~~だと思う」というのを記号で表すとして「A」。そして結論「だから~~なのだ」をBとしましょう。すると、図式にするとこういう形をとります。 「A⇒B」 これが、基本の流れ。ですが、そこにはあるものが抜けている。それは言っちゃえば「A」から「B」にいたるまでの「⇒」であるプロセス。このプロセスを記号化しなければならないのです。それが先ほど言ったとおり「論理」です。まとめちゃえば、「小論文」というのは「A」から「B」にいたるまでの「⇒」を記号化する・・・ということになるのではないでしょうか? う~ん・・・少し難しい話になってきました。例を挙げてみましょう。 「私は大勢の人は犬が嫌いだと思う。だから犬は殲滅すべきである。」 恐ろしいことを言っていますが、あくまでもたとえですよ?でも、こうしてみると、さっきの式のとおり「A⇒B」という形をとってますよね?でも、やはり「何で犬を殲滅すべきなのか?」ということがぜんぜんわかりません。それを言わば「A」を徐々にパワーアップさせていく・・・それが「論理」を用いるということになるのです。 ここで言えば、まず「A」を一段階パワーアップさせるために「具体例」を用います。たとえば、「を加えてみれば・・・ 「私は大勢の人は犬が嫌いだと思う。私の近所に恐ろしい狂犬が住んでいて、それが私の町で大きな問題となっている。だから犬は殲滅すべきである。」 と少し「なるほど」っと思うようになりました。でも、当然これではぜんぜん足りません。そこでさらに「具体例」を追加していきます。 「私は大勢の人は犬が嫌いだと思う。私の近所に恐ろしい狂犬が住んでいて、それが私の町で大きな問題となっている。また、世界で大流行した狂犬病は人々を恐怖に陥らせた。だから犬は殲滅すべきである。」 さぁ、具体例が二つ加わることで、さらにわかりやすい内容になってきました。ここで具体例を参考にした「理由付け」を加えます。 「私は大勢の人は犬が嫌いだと思う。私の近所に恐ろしい狂犬が住んでいて、それが私の町で大きな問題となっている。また、世界で大流行した狂犬病は人々を恐怖に陥らせた。このように犬は我々人類に身近なところから大きなところまで、我々に被害を被っている。だから犬は殲滅すべきである。」 さぁ、だんだん出来上がってきました。ここで、でもそう思わない人もいるというあらかじめ予想おいた「反論」を付け加えます。 「私は大勢の人は犬が嫌いだと思う。私の近所に恐ろしい狂犬が住んでいて、それが私の町で大きな問題となっている。また、世界で大流行した狂犬病は人々を恐怖に陥らせた。このように犬は我々人類に身近なところから大きなところまで、我々に被害を被っている。確かに人々の中では犬を大切に思う人もいるだろう。だから犬は殲滅すべきである。」 という風に反論を加えつつ、それに対してさらに「再主張」をします。 「私は大勢の人は犬が嫌いだと思う。私の近所に恐ろしい狂犬が住んでいて、それが私の町で大きな問題となっている。また、世界で大流行した狂犬病は人々を恐怖に陥らせた。このように犬は我々人類に身近なところから大きなところまで、我々に被害を被っている。確かに人々の中では犬を大切に思う人もいるだろう。しかし、犬は我々に迷惑をかけるだけではなく、人々に大きな怪我や事故、最悪の場合には死を招く危険性があるのだ。だから犬は殲滅すべきである。」 まぁ・・・これはあくまで極端なたとえなので、あまり参考にはなりませんが・・・僕の言いたいことはこういうことです。 「A⇒B」という元々の図式に「論理」を用いて「バージョンアップ」させること。 これが、説得力を持たせて「小論文」を作るうえで大切なことだと思います。あまり参考にはならないかもしれませんが、こういう概念を持っておくといいかも。
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ひとつ訂正! このように犬は我々人類に身近なところから大きなところまで、我々に被害を被っている。 ↓ このように犬は我々人類に身近なところから大きなところまで、我々に被害を与えている。 ですね。被るはおかしいや!
お礼
ご回答ありがとうございました。 わざわざ訂正、本当にありがとうございましたm(__)m
お礼
ご回答ありがとうございます。 とてもご丁寧なご回答、本当にありがとうございました。 とても参考になります。