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美術大学進学について。現在23歳
- 美術大学進学について考えている23歳のフリーターです。過去に美術大学を受験しましたが結果は出ず、精神的に辛い時期を過ごしました。しかし、現在は復活の兆しを感じ、美術関係での活動を再開したいと思っています。女子美短大や多摩美夜間などの学校を考えており、将来的には海外留学も視野に入れています。しかし、学費の問題もあるため、低額の学校を探しているとのことです。
- 質問者は自身の再生ができたと感じ、美術関係の活動に情熱を注ぎたいと思っています。23歳という年齢に不安を感じることもあるかもしれませんが、やる気次第で変わることを信じています。女子美短大や多摩美夜間などの学校を考えているほか、ドイツ留学も検討しています。ただし、日本語という壁があるため、まずは日本で基礎を学び、その後留学を考える方向性も考えているそうです。
- 質問者は美術大学進学についての意見を求めています。23歳という年齢を考えると、学校としての価値や学び足りるかどうかが気になるとのことです。また、他の低額な学校や奨学金制度についても知りたいそうです。デザイン系の回答は多くあるが、ファインアートに詳しい方の意見を求めています。
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企業ですが、中小のデザイン会社等は、ある程度ソフトが使えて、アルバイトから始めるつもりならば、どこでも雇ってくれると思いますよ。他の業界は知りませんが、、、 制作の手伝いは当然給料がでますよ。作家それぞれで給料も変わるでしょうが、有名どころではカイカイキキなんかいつでも募集してます。 http://www.nettam.jp/career/detail.cgi?no=2480 給料も金額が出てますね。 ただこういう所で働いたら、超過勤務は当たり前なので、自分の制作等は不可能だと思われます。時間を取るか、お金を取るかという選択ですね。 大学で技術面の指導は基本的な部分以外はほぼ有りません。ただし、直接教官に聞けば教えてくれる場合が殆どです、作品の技術が売りの作家等たまに秘密主義の教員もいますが。 私の周りにも実際には大学を出てない状態で作家をしている人が居ないため何とも言えないのですが、留学やる気が有るのなら、した方が良いのではないでしょうか? 周りに制作している人が居ると、刺激に成りますし。 昔、ペロタンギャラリーのペロタンが村上隆の事を、タクシー運転手の息子が美術界に挑戦してる、だから一緒にやって行きたい。と言う様な事を言っていたのを思い出しました。この発言はタクシーの運転手は下層階級で、アートの世界はエリートの上流階級のものだ、と言う基本的な考え方が有るという事です。そう言う意味では大学くらいは出た方が良いのかもしれません。彼も博士取ってますし。 ただ、日本の大学と、しかも同じ分野でダブルスクールをしても無駄が多い気がします。 ヨーロッパのアートフェアとかのついでに、向こうの大学の方向性を見て来てはどうですか? ただ博士は、美学博士で無く、制作系の美術で博士が有るのはおそらく日本だけなので、海外で取るのは不可能ではないでしょうか? 深くは調べてませんが。
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- Postizos
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確たる根拠は無いので申しわけないのですが。 ドイツに行くのならその2校は無駄なんじゃないかという気がします。 これまたあまり根拠は無いんで聞き流していただいてけっこうですが、女子短大は仲間作りという点でちょっと今のあなたには向いていないのではないかなという気がします。 でも内向しやすい性格だと外国生活はリスクを伴いますよね… 油ではないんですが、ここはわりとおもしろい人が出てきています。 http://www.hayami.ac.jp/labo/juku/jukuprofesser.htm たぶん美術はあなたにとってこの先も必要なのではないかと思いますので、何か良い道が見つかると良いと思いますが。
お礼
結構、絵を固めてからドイツの大学に入る方が多い話を聞いていたのでこちらで少し勉強を してからでもよいかな、と思いまして相談させていただきました。 ご回答ありがとうございます。「美術はあなたにとってこの先も・・・」という言葉が 嬉しいです。ご丁寧にどうもありがとうございます。hp拝見させていただきました。 参考にさせていただきます。良い道にする努力をしたいです。ありがとうございました。
- marumotan
- ベストアンサー率52% (42/80)
わたしの場合は数年デザイナーをやりながら制作して、今は生計を立てる所迄は行きませんが、制作に掛かる費用くらいは作品で捻出する様に成っています。 作家を目指すなら、家族からの支援は必要不可欠だと思われます。一定年数企業で働いて、やる気を見せるとか、何か賞を取って説得する、企業に企画書を出して後援やスポンサードを要請する等、色々方法は有ると思いますが。例えば名和晃平さんなどは制作で使う樹脂は樹脂メーカーに提供してもらっている様です。 技術面では大学に居て良かった点は余り無いですね、私は技術はコンセプトに従うべきものだと考えているので。ただし、版画や日本画等の技術が先行する様な分野や、彫刻の様にある程度の修練や施設が居る様な分野は判りませんが。 友人、人脈作りに大学はなかなか良い所ですね、でも、例えば東京中のギャラリーを週に一回毎週回ってみたり、いろんな展覧会のオープニングに行ったりするだけでも、大学に行く以上の人脈が作れると思います。教授とのディスカッションに付いても同じです、ある特定の教授に作品を見てもらいたいなら、アポイントメントを取れば、普通は見てくれるでしょうし、又はギャラリストや、キュレーターでも良いかもしれませんし、大学に居る方が楽でしょうが、同じ様な人脈やディスカッションは出来なくも無いかと思われます。 昔のギャラリーは学歴で判断するギャラリーが非常に多かったですが、(多分ギャラリーが顧客を説得する為の箔付け)最近増えつつ有る現代美術専門の企画ギャラリーは作品やコンセプト以外で判断する事は無いと思います。 そんな判断基準のギャラリーとは付き合わない方が良いと思われますし、そもそも国内では作品を買う人が殆ど居ないので、作家に取っては新人の時から主戦場は海外なので。 筑波と藝大は、女子美・多摩二部に比べこちらの方が学費が低く、教授陣が面白いかと思い名を挙げただけです。 筑波は総合大学なので、美術以外の授業も取れる(実際取れるか知りません)でしょうし。
補足
具体的な回答、非常にありがたいです。 すでに社会にでている作家さんとつながりがなく、情報が少ないので、この機会にご質問させて下さい。感謝します。 私の場合、今から就職となるとかなり難しいですよね。 そこが一番悩みの種です。 私の場合、家族の支援は不可能に近いのです。確実に資金は自分で賄わなければならないのですが 大企業でなければ大学を出た後、一定年数働くというのは雇ってくれる企業はあるのでしょうか? ・・。もしくはこの年ですぐに就職できる企業はあるのでしょうか。 また、作家さんのアトリエなどにはいり、製作のお手伝いなどしてる方がいらっしゃいますが、 給料などは支給されているのでしょうか。 企業に就職するしか、一定の資金を得ることは不可能なのでしょうか。 質問攻めで、本当に申し訳ありません・・。 「企業に企画書を出して後援やスポンサードを要請する等、色々方法は有ると思いますが。」 そういう方法もあるのですね。 勉強になります。 油絵をやっているのですが、彫刻、日本画と同時にやはり技術は大学でも学べるのでしょうか。 ある程度予備校で力をつける人がほとんどだと聞きますが、芸大で技術面の指導があったという話は聞きますか? 「東京中のギャラリーを週に一回毎週回ってみたり、いろんな展覧会のオープニングに行ったりするだけでも、大学に行く以上の人脈が作れると思います。教授とのディスカッションに付いても同じです、ある特定の教授に作品を見てもらいたいなら、アポイントメントを取れば、普通は見てくれるでしょうし、又はギャラリストや、キュレーターでも良いかもしれませんし、大学に居る方が楽でしょうが、同じ様な人脈やディスカッションは出来なくも無いかと思われます。」 確かに。それは実行したいと思います。自主的な行動が実を結ぶのですね。 大学に在籍していても、同じことですものね。 「作家に取っては新人の時から主戦場は海外なので。」 そうなのですか。海外はマーケットが非常に盛んですものね。 興味が非常にあります。 確かに、女子美、多摩美夜間の教授は私には合いそうもないと思いました。 ただ、最近になって美術関係の現場に戻りたい、と思ったので準備がいまいち整って いません。一応今年、愛知県立芸大、京都市立芸大、女子美短大、多摩美夜間 を考えていました。愛知、京都は受験することが決まっていますが 落ちてしまった場合、女子美、多摩、ドイツ、で迷っていました。 落ちてしまった場合での悩みどころ (1)女子美短に行き、二年で製作と同時にドイツ語を勉強。その後就職し、製作を続け 留学。(卒業する年、25歳) (2)女子美短→ムサビに編入。その後同上。(27歳) (2)多摩美夜間。その後就職、その後同上。(同上) (3)一年受験の対策をやり直し、その間、本を読み展示などを見、自分で勉強。 予備校に通い、製作しながら学費の安く教授のよい大学を受験をし直す。 →留学(同上) (4)すぐに就職し、製作をつづけギャラリーなどにお世話になりつつ独学で勉強→留学 (5)アトリエなどに入り、技術を勉強。同時にフリーター、自分の製作。ギャラリーに持ち込む。 →留学 世にでている作家さんで、あまり独学の方が少ないように思います。個人的に 展示を観るのが油絵、現代美術が多いためか・・偏見でしょうか。 大学はどんなところなのだろうと興味もあります。可能であれば日本か海外で 博士がほしいという希望もあり、できれば大学に入ってみたい。 この方法のなかでスキルアップに無駄だと思う方法、もっとこうしたほうが良いなど、 なにかアドバイスいただけることがありましたら、 是非是非お願いいたします。
- marumotan
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j08ttttlf08 様は、大学を卒業した後、どうされるおつもりでしょうか? それによって大きく変わると思います。 今から大学に入ると、新卒の年齢はオーバーしてしますので、就職目的では行く意味が余り有りません。 私の場合は藝大を出た後制作を続け、今は年に数回海外を含め展示をする様に成っていますが、今に成って思うのは、美大に行ったかどうかは、今の制作と殆ど関係が無いという事です。又作品の評価も特に海外では出身大学や学歴は一切関係ないですし。 もし作家志望なのでしたら、作品をギャラリーに持ち込む等した方が、近道では無いかと思われます。 他に大学名を上げるとすれば、東京芸大の先端、筑波の芸術学群等も悪く無いかと思われます。 奨学金は私立の比べ、国立大の方が数倍有ると思って間違いないです。(企業奨学金等)
補足
marumotan様、回答どうもありがとうございます。 作家志望です。私立の場合たしかに多額の奨学金を借り、卒業後何年も返していくことを考えると非常に不安です。 大学卒業後はどのように生計を立てているのでしょうか。 答えていただける範囲でお聞かせ願います。 芸大を出たという事が、今あまり関係なかったとおっしゃったのですが 履歴という面でという意味でしょうか。教授とのディスカッション、技術面(素材、技法研究など。また大学に在籍していたからこそ可能となったレベルアップ)、出会いなどは自分のプラスになったと言えますか?? 海外の場合、大学名などは関係がないということだったのですが、 国内ではどうでしょうか。歴史のあるギャラリーなどは学歴などで判断する部分は多少あるのでしょうか。 「東京芸大の先端、筑波の芸術学群等も悪く無いかと思われます。」 とアドバイスいただいたのですが、 あまりそのコースについて気にはなっていたのですが詳しく知りません。 作品コンセプト、現代美術を学ぶ上で「哲学を考える」授業が多い 印象があるのですが。理由などお聞かせ願います。
お礼
marumotanさんとのやり取りで少し、知れたことがいくつかあり感謝しています。自分で調べれば分かること もいくつかあったので、自分の調査不足に反省しました。お手数おかけしてすみませんでした。 すでに社会に出て活躍している作家さんとお話ができて大変嬉しかったです。 marumotanさんのお話を聞き、アトリエで制作手伝いをするのはまだ早いというか自分にとっては現在は不可能なことだと感じました。自分の身を固めることに集中したいです。アルバイトなどならやりたいなあ。 自分でもいろいろ調べてみたのですが、有名大学に行ったことよって成長する人もいれば地方の大学に行き、 周り関係なく自分で表にでて、きちんと評価される方もいらっしゃるのだなあ、ということがわかりました。 人によって本当に違うし、私の周りは芸大、ムサビ、多摩美などの都心の美術大学に行ってい友人ばかりなので 焦るばかりでした。でも、自分は自分で今をしっかり見てこの差を活かせるように展開することが大切だと感じております。 大学には行こうと思います。今年女子美意外受からなかったら、という問題についてもう少しお話できたらなあ という感じですが・・メッセージいただけないでしょうか。 金銭的な問題と、相談して色々進めていきたいと思います。ご回答非常に参考になりました。 どうもありがとうございました。