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正しい用語の使い方
例えばCNを付加させる反応の場合 シアンの付加 シアン化物イオンの付加 シアノ基の付加 公の場で発表しても笑われないような言い回しはどれでしょうか? よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
「付加」というのは二重結合への付加ということで良いですか? 世の中には置換と呼ぶべきことを付加といってしまう人が居るので念のために確認しておきます。 で、二重結合への付加の場合、その三者の中ではシアン化物イオンの付加が正しいと思います。ただし、その場合に生じるのはアニオンです。なぜならシアン化物イオンはアニオンだからです。ですから仮にエチレンに付加したというのであれば、そのときの生成物は NCCH2CH2^- であるはずです。 仮に生成物がCH3CH2CNであるのなら、シアン化水素の付加と呼ぶべきです。また、CNがアニオンではなくラジカルとして付加するというのであれば「シアノ基の付加」または「シアノラジカルの付加」と呼ぶべきです。従って、何が付加したかを考える場合には、電荷も含めて厳密に何が付加したかを考えるべきです。
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noname#160321
回答No.1
シアノ化物イオン(陰イオン)が付加する場合、 口頭では「シアンイオンが付加…」 で構いません。 「シアノ化物イオンが…」と発言すると「こいつは高校生じゃないか?」と思われます。(笑) なおシアン陽イオンというものがあるので、注意。 通常ジシアン「N≡C-C≡N」、シアノゲンブロミド(臭化シアン)「N≡C-Br」、シアノゲンクロリド(塩化シアン)「N≡C-Cl」が使われます。売っています。 「シアノ基の付加」は化合物同士を比較する場合に用いられます。例えば、 「化合物Aはシアノ基の付加によって電子不足になるので、シアノ基の無い化合物Bと比べた場合…」 等。
お礼
皆様ご回答ありがとうございます。 今回は二重結合への付加ということでシアン化物イオンでいいようですね。 またわからないことがありましたらよろしくお願いします。