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小径車のVブレーキ搭載の理由とは?
- 小径車でVブレーキが多く使われる理由について調査しました。
- 低価格帯ではシティ車用のキャリパーブレーキが使われていますが、3万円以上のものは大半がVブレーキ搭載です。
- なぜ小径車はVブレーキを選ぶのか、その理由を解説します。
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言われてみるとそういう傾向があるようですね。 DAHONのSpeed Pro TTの場合はチェーンステーの角度にちょっとわけがありそうに思います。 この形状でブリッジにサイドプルをつけるとけっこうロングアーチでないとリムに届かないんではないでしょうか。 ロングアーチのサイドプルは実用的には問題無いと思いますが、アオリが大きくて見た目にあまり気持ちが良くない、ふんにゃりした感じがする、高級感が無い、という理由で避けられているのではないでしょうか。 ご指摘のようにタイヤが太い場合にはピボットがリムより下側にあるタイプのブレーキは有利ですね。 私には今のSpeed Pro TTはトラベルエージェントのような力率変換装置は付いていない、ショートアームのVブレーキのように見えるのですが、誤認でしょうか。 あと以前はサイドプル装備だったようですね。 http://www.ecovelo.info/2008/09/25/gallery-andreas-dahon-speed-pro-tt/ 別に違和感もなくすっきりしているように見えます。 あと台座直付けでないサイドプル・Wピボットのような形式だと、折りたたんで移動している過程で、アウターが引っ張られた時に本体が引っ張られて回ってしまい、片当りのような状態になるようなことを想定しているのかも。 Vブレーキだったら仮に引っ張られておかしくなっていても、アウターをセットし直せばすぐ戻りますよね。 他には「コンポがそうなっているから」というパーツメーカー主導の事情もあるのでは。
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- O-Gon
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ロングアーチのキャリパーブレーキって事は、支点(ブレーキの取り付け位置)から作用点(ブレーキシューのリムとの接点)までの距離が長くなりますから、当然ブレーキの効きは悪くなりますよ。 ブレーキの性能を考えると、ロードレーサー用の普通のキャリパーブレーキを使えない小径車には使いにくいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >>ロングアーチのキャリパーブレーキって事は・・・から、当然ブレーキの効きは悪くなりますよ。 言われてみればそうですね。エントリークラスに関してはご指摘の通りかと。 「細いタイヤしか履かない」という設計の高級車ならショートアームが使えそうな気もしますが。 カンチに関してもそうですが、もう少してこ比の大きいブレーキレバーもあったら良いのに、と思ったりもします。 ニッチすぎてビジネス的には成り立たないでしょうけど。
- kaitaiya
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コストと泥除けの関係でしょう VブレーキはMTBルック車の関係で安価なものが出回っています。 また泥除けをつける際にも問題になりにくいです。 ダホンとかはそっちを規準にして作られているようです。 Speed Pro TTも完全新造のフレームと言うわけではないので、ベースグレードに準じたと言うことでしょう。 キャリパーブレーキは基本的にシティサイクル用かロード用で中間のものはなかなかないです。 ですのでちょっと高性能を売りにしようとしてもハードルは高いです。 ドロップハンドルがメインで泥除けは考えない、と言うかなり高額で偏ったコンセプトのフレームでないと 採用は難しいでしょう
お礼
回答ありがとうございます。 >>Speed Pro TTも完全新造のフレームと言うわけではないので なるほどそういう事情も考えられますか・・・。新型高級フレームのVectorシリーズについても同様なんですかね。
- mahaze
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#2です。 指摘されてよく考えたらその通りですね。 リムブレーキの場合は力点と作用点の位置がほぼ同じ位置になるので、径は無視できるのですね。 間違えた回答をしてしまってすいませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。 確かにディスクブレーキの場合は径の値がかなり重要になりますね。
- ukeiro
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「小径車の多くは街中での使用を想定しているはずであり、キャリパーブレーキの方が有利に思えますが、これはなぜでしょうか。」 なぜキャリパーブレーキの方が町中での使用で有利なのですか? キャリパーブレーキはスピードコントロールに優れる(つまりは効きがマイルドでタイヤがロックしにくい)が、絶対的な制動力はVブレーキより弱いです。ロングアーチのキャリパーブレーキは更に制動力が弱くなります(てこの原理から言って当然ですね)。 街中では突然飛び出してくる歩行者や急左折する車などがあり急停車を余儀なくされることがあり 私はVブレーキの方が有利に思えます。 またVブレーキ(ミニV含む)は比較的安価なものでも十分な制動力を持つが、キャリパーブレーキに高い制動力を求めると高価なもの(最低でもシマノ105クラス)になり、コスト面でもVブレーキが採用されるのでしょう。太いタイヤに適応できるのもVブレーキの利点ですね。
お礼
あ、すいませんそこは完全に勘違いです(;^_^ 他の事書いてばかりで訂正忘れてました。 街乗り用に関しては、「急制動の必要性」「コスト」の両面でVブレーキが有利、ということで良いと思います。失礼しました。 以降は 「なぜ小径車はロード仕様の高級車にもVブレーキ採用車が多いのか」 という質問ということでお願いしますm(__)m
- mahaze
- ベストアンサー率29% (217/731)
単純に制動力の問題だと思いますよ。 てこの原理で大径車の場合は挟む力が少なくても大きな制動力が得られますが、小径車の場合は挟む力が強くないと同様の制動力が得られないからじゃないでしょうか。 てこの原理の説明でよく用いられるバットの回し合いと同じです。 力の強い人が細い方を持って弱い人が太い方を持って回す勝負をすると、太い方を持った方が勝つということと同じだと思います。 ブレーキの場合は回すんじゃなく、回転してるものを止める力ですが。
お礼
回答ありがとうございます。 走行速度・シューを押しつける力・その他諸条件が同じならば、制動力は径の大きさに依存しないと思います。 走行速度が同じなら、外周速度は径の大きさに関わらず同じであり、シューとリムとの相対的な関係は変わらないはずです。 てこの原理で説明して頂きましたが、それはペダルを漕ぐ力とブレーキの摩擦力のトルクのせめぎ合いであり、ブレーキをかける時はペダルを漕ぎませんから、今回のモデルにはならないのではないでしょうか。 ・・・・・・ 一応計算してみました。 摩擦力をμN,車輪の重さをm,車輪をのぞく自転車本体の重さをM,静止するまでに必要な距離をxとすると、 剛体のエネルギー保存則より μN・x=1/2(M+m)^2+1/2(mr^2)・(V/r)^2 →x=1/μN(1/2MV^2+mV^2) となり、制動距離は径の大きさに依存しないと思います。
補足
下の式、いくつか文字が抜けていたので修正です。 rは車輪の半径,Vは自転車の速度 μN・x=1/2(M+m)V^2+1/2(mr^2)・(V/r)^2 →x=(1/2M+m)・V^2/(μN) でした。あと、車輪の重さは全て外周円上にあると仮定しています。 失礼しました。
- norimune00
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3万円というと、ちょっとだけ高い自転車なので予算的にVブレーキになるのだと思います。 キャリパーブレーキはやはり安価な自転車につくと思われますし。 逆に街乗りだからといえキャリパーブレーキに拘る事もないと思いますよ。 Vブレーキの方が同じ価格帯なら制動力が高いですしそういったブレーキの方が良いと思いますし。
お礼
回答ありがとうございます。確かにエントリークラスについては、自分も予算の問題ではないかと考えていました。 Vブレーキが街乗りでも問題ないというのも全く同意見です ただ、DAHONの20万を超える高級車やShimanoの小径車専用コンポにVブレーキが採用されているのを見て、別の理由があるのではないかと考えた次第です。同価格帯で同目的の大径車は総じてキャリパーブレーキですから。
お礼
回答ありがとうございます。 ご指摘のとおり、私が挙げたのは2010 SpeedPro TTです。現行品ではトラベルエージェントを使ってないようですね。 >>ロングアーチのサイドプルは…という理由で避けられているのではないでしょうか。 なるほど…どうでしょうかね。写真を見る限りはそれ程違和感は感じませんが…。剛性の問題もあるかも知れません。 >>台座直付けでない…片当りのような状態になるようなことを想定しているのかも なるほど!これは確かにそうですね。折り畳みによるブレーキアウターの引っ張りの大きさは実感できるところです。「小径」ではなく「折り畳み」がネックになっているということですか。 今ざっと調べてみたところ、キャリパーブレーキ搭載の10万円前後の折り畳み自転車は、BikeFridayのPocketRocket・KHSのF-20・DAHONのDashX20などがありますが、基本的にVブレーキが多いという印象を受けました。 一方非折り畳みのミニベロに関しては、エントリーモデルではカンチ、高級車ではキャリパーブレーキを採用しているという印象を受けました。高級車にVブレーキを採用している例は見つけられませんでした。 あくまでもざっと調べなので確かではないですが、もしこの傾向が正しいとすると、「キャリパーは折り畳みに不向き」と考えられるかも知れません。(KHSやBromptonの20万円クラスはキャリパー採用ですが…)