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地球温暖化による動物の進化

もしこのまま温暖化が進んだら動物はどのように進化していくでしょうか。 身近にいる動物がどのように進化するか みなさんの考えを聞かせてください

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回答No.3

一般的に高緯度の寒い地域の動物は大型で、暑い低緯度に生息するものは小型です。クマなんかがそうです。大型になると体積の割に表面積が小さくなり、体温の熱が逃げにくくなるので、寒さに適応しています。 逆に小型のものは体積に比べて表面積の割合が大きくなるので、熱を逃がしやすく、暑さをしのぐには好都合です。 また、高緯度の寒い地域では冬の寒さが厳しくてエサが極度に不足しますから、冬を乗り切るために冬眠をする動物が多くなります。 従って、温暖化が大きく進むと仮定すると、肉食獣以外のほ乳類はより小型になり、冬眠をする種では冬眠をしなくなる方向に進化していくと考えられます。 魚の場合は一般的に海水温が低い海域では種数が少なめで、一つの種当たりの個体数が多く、海水温が高い海域では種数が多くなりますから、温暖化が進むと種の多様化が進むと考えられます。 昆虫の場合は温暖となることによって年間の世代交代の回数が増えますし、エサとなる植物も多様化して種数が増えますから、進化が加速して、種数が増えやすくなると考えられます。現在でも寒帯林と比べて熱帯雨林では植物の種数が多く、昆虫の種数も多くなっています。 温暖化は炭酸ガス濃度の増加によるものではなく、太陽活動の活発化によるものです。 1896年にアレニウスは炭酸ガス濃度が2倍になると気温が5~6度上昇すると主張しました。1865年に炭酸ガスが温室効果ガスであることを発見したチンダルが、1900年頃に実験で炭酸ガス濃度を2倍にしても炭酸ガスによる吸収が増えないことを明らかにし、温暖化炭酸ガス原因説を既に論破しています。 当時の炭酸ガス濃度でも既に炭酸ガスによる赤外線の吸収は飽和していて、それ以上に濃度を高めても吸収は増えず、温室効果も高まらないということです。 温暖化炭酸ガス原因説では、炭酸ガスには温室効果があり、現状よりも濃度が高くなると、炭酸ガスによる地表からの放射の吸収が増えて、地球から宇宙に出て行く放射が減少するから、温度が上昇すると説明されています。  しかし、炭酸ガスに温室効果がある所までは合っていますが、その後の部分は間違っています。炭酸ガスは、地表からの地球放射のうち、吸収可能な波長15μmの赤外線をものすごく強く吸収します。わずか1mで9割以上、10mでは100%吸収します。 http://www.sundogpublishing.com/fig9-13.pdf 1mの空気柱の赤外線吸収率(Petty)  現在の炭酸ガス濃度は390ppmですから、わずか百分の1の3.9ppmしかなくても、波長15μmの地球放射は1000mの高さまでで全部吸収されてしまいます。ということは、温室効果の大きさはゼロと3.9ppmの間には明らかな差がありますが、3.9ppmと産業革命前の濃度280ppmとの間、390ppmと2倍の780ppmの間に温室効果の差はありません。 炭酸ガスが吸収できる15μmの赤外線の吸収の飽和を無視したシミュレーションにより、炭酸ガス濃度が倍増すると、気温は1.2度上昇するという予測が行われました。  次に、幅広い吸収波長域を持つ水蒸気による赤外線の吸収の飽和も無視されて、温度が上がると水蒸気の濃度が高まって、温室効果がさらに高まるはずだという正のフィードバックがあることを前提に、炭酸ガス倍増時の温度上昇は、1.5~4.5度とされたのです。これは極めて過大な値です。  炭酸ガス倍増時の温度上昇は別のいくつかの手法による計算ではいずれも0.4度です。 また、人工衛星による温度と水蒸気・雲の関係の実測では、負のフィードバック効果があったことが分かっています。温度が上がると、水蒸気が増え、雲が多くなって日射をさえぎったり、反射したりして、地表温度を下げる方向に働きます。 http://blogs.yahoo.co.jp/nishiokablog/14779529.html  従って、正しくは炭酸ガス濃度倍増時の温度上昇は0.4度未満で、炭酸ガス濃度の上昇による温暖化の問題はもともと存在しないのです。 温暖化は1900年代後半の、8000年ぶりという極めて活発な太陽活動による自然現象です。過去400年で見ても1900年代後半の太陽活動は最も活発です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%A4%89%E5%8B%95 太陽変動 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Sunspot_Numbers.png 400年間の太陽黒点数の推移 20世紀の太陽活動の変化による光の強さの変化は0.2%ですが、0.3度前後の温度上昇をもたらします。過去100年の温度上昇は0.7度ですから、これだけでも半分近くを占めます。 http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat009j/pdf/mat009j.pdf 元気象研究所所長 柳原一夫氏の報告 太陽活動の変化により、紫外線強度は8%も変化することが知られていて、成層圏上部のオゾン層の温度を上げることを通じて、対流圏に影響を与えています。 また、太陽活動が活発になると、太陽風速度が高まり、大気圏に入ってくる宇宙線が減少して、雲の核が減少し、雲による日射の遮りと反射が減って、地表まで届く日射が多くなりますから気温が高くなります。 これがスベンスマルク説で、IPCCは検討したが十分な証拠がなかったという理由で取り入れていませんが、宇宙線強度と下層雲の量、太陽活動と9000~6000年前のオマーンのモンスーン(降水量)、過去6億年の宇宙線強度と温度には明瞭な相関があり、天文学的要因が気候に大きな影響を与えています。 http://stesun5.stelab.nagoya-u.ac.jp/study/sub8.htm  太陽風速度、宇宙線が気温に影響を与えるメカニズム  アルプスの氷河は太陽活動が活発な時期に後退し、極小期に前進 http://akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/Entry/37  http://www.envi.osakafu-u.ac.jp/atmenv/aono/CliHis.html 太陽活動が不活発だった極小期はいずれも寒冷な気候 http://www.mission-k.net/globalwarming/cosmicray/cosmicray.html  オマーンのモンスーン(降水量の指標)と太陽活動に非常に密接な相関 http://file.akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/43b86032.jpg 過去6億年の宇宙線強度と海水温に密接な関係 2000年頃から太陽活動が低下し、PDO(太平洋十年規模振動)指数もプラスからマイナスに転じて、炭酸ガス濃度は年に2ppmのペースで増え続けているにもかかわらず、世界の平均気温の上昇は止まって横ばいになっています。 2000年以降の世界の平均気温が上昇せずに横ばいとなっているのはPDO指数がマイナスとなったためと考えられています。 現在の気温は既にIPCCの上昇予測をかなり下回っていて、海水準の上昇速度も2003年頃から低下しています。 http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/climate/pdo/pdo_month.html PDO推移 http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/an_wld.html  気温推移 http://www.drroyspencer.com/latest-global-temperatures/ 衛星観測気温推移 http://wattsupwiththat.com/2010/04/25/predictions-of-global-mean-temperatures-ipcc-projections/  IPCC気温上昇予測と実際の気温の推移 http://sealevel.colorado.edu/  海水準 太陽活動の変化による温度変化の波は数百年規模ですが、これを大波とすると、その大波の中で変動する小波に相当するものが、25~30年でプラスとマイナスを交互に繰り返す太平洋十年規模振動(PDO)指数です。 PDO指数は1915~1945年はプラス、寒冷化が心配された1945~1975年はマイナス、温暖化が心配された1975~2000年はプラス、2000年以降はマイナスの傾向となっています。世界の平均気温の変化を見ると、PDO指数がプラスの時期に温度が上昇し、マイナスの時期に下降、あるいは横ばいとなっています。 ミランコビッチ・サイクルを見ると、北半球高緯度の日射量はかなり低下しています。気温低下までのタイムラグ(時間的遅れ)は2000~7000年ありますから、あと数千年後に通常は1~1.5万年前後続く間氷期が終わって、9万年前後続く氷期に入ります。 http://tgr.geophys.tohoku.ac.jp/JSPS/no3.html  気温の変化は波のようになっていて、10万年サイクルの超大波(ミランコビッチ・サイクル)の中に数百年サイクルの大波(太陽活動)があり、大波の中に50~60年周期の小波(PDO)があるのです。

  • sapisapi
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回答No.2

ベルクマンの法則やアレンの法則等について調べてみてください。 これらの法則から考えれば、温暖化に適応しやすそうな種とは、例えば体の突起物が発達していて体表面積が大きく、体熱を外に発散しやすい構造になっていたりする筈です。また、体形・体格だけでなく体色も関係あるかもしれません。色によって日光の集める度合い(=体が熱くなりやすいかどうか)が違うからです。 それに、熱帯性の寄生虫や病原微生物等も分布を広げ、色々な動物が病気や寄生虫にかかりやすくなります。逆に、こうした病原体に抵抗性を元々持っている動物種は、例外的に影響を受けないでしょう。 従って、特定の種が生存に有利となり、結果的には現在とは主な種の構成が変わるでしょう。 勿論、寒いところに逃げる過程で今まで重なっていなかった種の分布範囲が重なり合うことで、交雑も起き、今までいなかった様な個体も出現するかもしれません。 大きく言えば、種の多様性は低下して、特定の種だけが世界を独占する様な、そんな生物相になることが予想されます。

noname#131542
noname#131542
回答No.1

身近ではないけど、実際起きてる現象で北極熊とアラスカ熊 北極熊は氷解けて南下、アラスカグマは北上   両者の間に子供が出来てしまい、それが繁殖してハイブリッドって名前で 誕生してしまいました

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