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心境小説についての本。
こんにちは。あのー○○芳明っていう人の書いた心境小説に関する本について知りませんか?先生に読みなさいって言われたんですけど名前をど忘れしてしまって困ってるんです。芳明って名前は多分あってると思います。漢字で説明してもらったので。あと、大正期の私小説・心境小説について書かれているいい本、知りませんか?よろしくお願いします。
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文学史関係で芳明というと、山本芳明しか思い当たらないので、おそらくこの人の『文学者はつくられる』だと思います。 参考URLにアマゾンのページを載せておきます。 未読のため、内容はわかりません(違ってたらごめんなさい)。 大正期の私小説を概観したいのであれば、 『座談会 明治大正文学史』(岩波現代文庫)はいかがでしょうか。 1巻~6巻まであるのですが、興味のあるトピックスを選ぶことができます。 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/60/6/602006+.html 自分が最近読んだ『白樺たちの大正』(関川夏央著・文芸春秋社刊)は、私小説全体を見ることはできませんが、大正期に活躍した武者小路実篤と志賀直哉を中心に、当時の白樺派の運動、「美しい村」が何であったかよくわかって、おもしろかったです。 あとは個人になるけれど、直接の弟子であった阿川弘之が書いた『志賀直哉』かなぁ。 青空文庫でもいろいろ読めるので、オリジナルもぜひ読んでみてください。
お礼
あり゛とうございました。私もあれからいろいろ考えていたら私が卒論で大正8年頃の芥川について取り上げるので先生がこの人の名前を言ったことを思い出し、目次を見てみるとそれらしきことが取り上げられていました。早々のお返事ありがとうございました。これは買いなさいと言われたので買わなくては・・・。それにしても高いですね。