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住宅ローン残有り時の売却について
築15~18年の中古住宅を4年前に購入しましたが、離婚したことにより売却、継続して居住、賃貸とどうしたら良いか悩んでいます。 『売却』をすると借金が残ってしまう、 『継続して居住』をすると一人で住むには広すぎるし、転勤を命ぜられた時にはどうしようもないし、 『賃貸』にした時のメリットというのも経験が無いので良くわかりません。 何が得策なのか判らないので教え頂けませんか?
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元業者営業です >『売却』をすると借金が残ってしまう 当然「残ってしまう借金(残債)」を返済できないと売却できません。 なので残債がある場合は「持ち出し」で残債を整理しなければなりません。 それが出来ないのなら、必然的に選択肢は ●継続して居住 ●賃貸出し(転勤含む) です。 「継続して居住」はさほど問題ではないでしょう。広くても住めますから。 問題は「賃貸出し(転勤含む)」です。 まず、前提として住宅ローン支払い中の物件は、返済している金融機関の承諾無く賃貸に出す事はできません。賃貸に出すというのは住宅ローンの対象外だからです。 もし無断での賃貸出しがバレたら「残債の一括返済」「金利の高い投資用ローンへの借り換え」を要求する権利が金融機関にありますのでリスクがあります。 ただ、本当に「転勤」なら賃貸出しを承諾してくれる可能性が高いので、その場合は迷わず相談してください。 でも、ここで安心はできません。本当の試練?は「賃貸出し」が必ずしも良い結果になるとは限らないという事です。簡単に言えば「大家が儲かるなら皆が大家になっている」と言う事。 「賃貸出し=業」です。 業と言うからには「儲かるか損するかは分らない」と言う事。「必ず儲かる業」というのはこの世に存在しません。実際損している大家さんなんて星の数ほどいます。 細かな話をすると大変なのでざっくりメリットとデメリットを。 メリット ●賃料でローンを相殺できるばかりか、上手くすれば儲かる デメリット ●そもそも借りる人が付くのか?借りる人がいなけりゃ収入ゼロ ●現在は法律で借主の権利が強烈に保護されている。揉め事の基本は「借主有利」 ●普段の管理・揉め事の対応は素人には無理。必然的に専門家(不動産業者・弁護士)に委託するしかない。→費用・時間がかかる これらのメリット・デメリットを物件の状況に照らし、慎重に精査しなければなりません。 どうしても賃貸出ししか選択肢が無い場合、「必ず」信用できる業者に管理を委託するしかリスクをヘッジできません。 「信頼できる業者選び」は貴方の眼力が一番モノを言いますので、そこは実際に対面して選ぶ事です。 ご参考まで。