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ノイトロジンの効果発現時間について
家内(63歳)が乳癌の手術(11月30日)後の第1回目の抗がん剤(FEC)投与(12月22日)による発熱(同時に脱毛開始 12月30日~)により救急外来にてノイトロジン100μgが投与(WBC:900)されました。 昨日(1月3日)から3日間外来での投与予定です。 昨日の投与前までは37.5~38.3°の発熱が持続的に続いていました。 今朝は36.5°まで低下しています。 ノイトロジンの効果発現と考えていいのでしょうか? 具体的に当薬剤の臨床上の効果発現時間をご教授下さい。
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ちょっとややこしいご質問です。 というのは、ノイトロジンのようなG-CSFという薬は、骨髄を刺激してプールされている好中球を放出させることと、好中球を作らせるという二つの作用があるのです。 まず最初にプールされている好中球が放出されるので、奥様の発熱が下がったのはこの効果によるものでしょう。これは大体一日ぐらいです。 ただし好中球が出来てくる方の効果が発現されるまでには少々タイムラグがあるので、翌日にはまた一旦好中球が低下し(免疫能が下がって)、再度の発熱などがあるかもしれません。 ですが、徐々にG-CSFの刺激により作られた好中球が出てきて免疫能も上がってくるので、あわてないでくださいね。