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介護過程 ICFに基づいた展開
今、短期大学にて 介護の資格取得に向けて頑張っています。 そこで、教えてほしいのですが、介護過程の講義の中で、今、事例検討をおこなっています。 そのなかで、利用者の情報収集用紙の分析なかで、「 身体的側面 ・ 精神的側面 ・ 社会的側面 」という項目がありますが、今ひとつ分かりません。 また、個別介護計画の分析・統合の 項目も 今ひとつ分かりません。 これが、そのあとに続く 介護計画の立案にも 結びついてきます。 もし、介護過程に ついて よく知っている方が、いましたら教えていただけませんでしょうか。 どうかよろしくお願いいたします。
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国際生活機能分類(ICF: International Classification of Functioning, Disability and Health)と理解しても良いですか? 事例を読んでこれは体に関する情報だ、これは精神・心に関する情報だ、これは社会面だと先ず分類してみましょう。 事例がないので適当に創作してみます。 風邪を引いて熱があり怠い。買い物にも行けず、身寄りもない。風呂にも入れず体が臭い。貯金もなくなってきたし、もう限界だ。トイレに行くにも気力がなくなってきた。もう、死んでも良いか」という情報があります。 これを上記の区分に従って分類します。例えば「死んでも良いか」「限界だ」は精神面という風に。 貴方はこの人にどのような介護をしますか。 お金をカンパしますか?それが介護ですか?食事を作りに行きますか?それが介護ですか? 体力低下に起因する栄養摂取困難 体力低下に起因するセルフケア不足 など問題があるでしょう。どちらも体力低下に関係する事。 では栄養面とセルフケア(自立して行う保清行動)を解決するには体力低下の介護をすればいい。二つの問題は同じ要因が起因しているからドッキング。これが統合だと思って勧めてください。未だありますよ。こういった考え方をICF概念枠組みに沿って情報を再度整理し、情報の中にある事実のみ目を向けて何が問題かを考えてください。情報は事実のみで勝手に想像してはいけません。貯金が乏しくなったの情報は個人の価値観であり、残金5000万でもこれからの老後を考えると心配になるのかも知れないので、貯金が無いなどと勝手な解釈をして貧乏、生活保護などとしないように。 思考の段階で、対象者の現在の段階から眺めて理想を阻むのも。それが問題であり、熱や貯金の減少などはこの人にとって問題であっても、医学的・社会福祉的な問題であり、それが介護の範疇かを自問自答することが重要です。何でも介護だと思わないように。では頑張ってくださいね。
お礼
お返事ありがとうございます。参考にさせていただきます。 事例については、既往歴、現病歴があり、また、認知症、身体障害などのある、利用者で、 老健 にて、リハビリ中との設定です。 個別性を生かした介護計画 というのが 難しいです。