Q1 表示は「等比級数」でされるのでしょうか?
一般には、[○○ %/℃]で表現されるでしょうか。
A 単なる正か負の係数で抵抗値のR x ○○%/℃です。
よって、Rx ○○%/℃ x 100℃ となります。
100Ωなら変化率[1%/℃]で200Ωになりますが、抵抗値によって変化率[0.5%/℃]などと係数は低下し実際には±10%程度の抵抗値変化範囲です。
Q2 ホーロー抵抗の温度係数を・・・ホーロー抵抗は負の温度係数を持つのでしょうか?
A 上で説明しました様に、±500ppm/℃ 程度です。カタログを参照されたら記載されています。
Q3 定格電力:100Wの70%で、定格温度:175℃に達してしまいました。
一般に、ホーロー抵抗器は(放熱器なしでは)、定格電力までの使用は出来ないものなのでしょうか?
A 特に電源系に利用する場合は、計算値の2-3倍の電力容量の抵抗器を用いないと局所的に強く加熱し、放熱しにくいことがありますし、通常最大電力は1分間定格で通常使用はディレーティングで最低2倍、連続使用機器で4倍の電力容量の抵抗を使用します。
ホーロー抵抗に限らず電力を消費する抵抗器は2-3倍で熱設計するのが定石となっております。
お礼
再度に渡る丁寧なご回答有難うございました。