電気分解のとき反応する物質
電気分解をしたとき、陰極や陽極での反応する物質は、電子をひきつける力の強さの順である「酸化還元電位」に従って決まると聞きました
陰極においては酸化還元電位が大きい物質、陽極においては逆に小さい物質が反応するというふうに
例えば、硝酸銀水溶液を白金電極で電気分解すると陽イオン中で一番電子をひきつける力の強い銀イオンが陰極で反応しますよね
しかし、酸化還元電位の表を見てみるとAg+より、(NO3-)+(4H+)+(3e-)⇔(NO)+(2H2O)の式のほうが酸化還元電位の値が大きいですよね
NO3-は陰イオンですが、これはNO3-のほうがAg+より電子を引き寄せる力が強いということではないでしょうか
それなら陰極では、Ag+よりNO3-のほうが反応しそうだと思っちゃうんですがなぜそうならないんですかね