うつ病の特徴は朝だめで、夜になると元気になるんです。
えっとぉ。生き物と太陽は関係があり、太陽光線を浴びると増える物質と減る物質があるんです。
メラトニンだったと思う。
これは夜作られて日が当たると作られなくなる。
朝方夜づっと作られたメラトニンがタップンタップンになるんです。
日光を浴びだすと体が目覚めていき、メラトニンが100%蓄積された状態。
日を浴びている限りメラトニンは生成されないので、だんだん減っていくわけです。
光が少なくなることで、体はだんだんトーンダウンして、やがて眠くなっていくわけです。
太陽の光が弱くなる夕方になると、不安定な精神状態になる人がいますよね。
夕暮れ症候群と呼ばれるもの。
夕方はかなりメラトニンが減っている状態なので、眠くなり不安物質が出てぐずりだすわけです。
ところが脳のその機能が壊れていると、太陽の光による体内リズムを取れなくなり、メラトニンが欠乏している状態でも眠くならず、どんどん生き生きとしだすわけです。
だから昼間太陽のお天道様があがってるとき、穴倉に隠れて生き、太陽が完全に地上から消えたとき目を覚まし活発に活動する動物と同じ体内活動になるっているので、夜になると目がさえて活動を活発にするんじゃないかと。
まるでドラキュラみたいに太陽の光を恐れ、太陽が消えたとき「俺の世界がやってきた」となるわけです。
だから日中ぐったりして不活動なうつ病の人は、夜になると走り回ったり大笑いをしたり、日中とは逆の現象を起こし、太陽が昇るとともに穴倉に戻って寝たいわけです。
心理というより体の問題。
で、これを元の太陽が出ているときに活発に活動をするように脳を元に戻す作業をする必要があるので、薬より体内リズムを戻すために入院をして睡眠リズムを元に戻す治療を本当はやったほうがいいと思う。
日中活動をするべき時間に副作用で眠気を催す薬を飲んでいたら、日中も眠くてしょうがないでしょ?
本当に欝だったら、2週間で劇的に改善するはずだが、睡眠バランスが崩れたことによる不調の場合は、睡眠リズムを元に戻さないと、太陽の光を浴びている限り、眠くってしょうがないわけです。
さらに薬の副作用で余計に眠くてやる気がなくなる。
あと日中 満足いく生活をしていなければ、寝るのがもったいない って心理は働いているとは思います。