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マクローリン展開
マクローリン展開を利用して、次の定積分の近似値を小数点以下第3位まで求めたいです。 ∫(0~0.1)(1/(1+x)^1/5)dx
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f(x)=1/(1+x)^(1/5) マクローリン展開して f(x)=1-x/5+(3x^2)/25-(11x^3)/125+(44x^4)/625-(924x^5)/15625+R(x^6) 1項だけの近似積分:I0=∫[0,0.1] 1dx=0.1 1次の項までの近似積分:I1=∫[0,0.1] (1-x/5)dx=0.099 2次の項までの禁じ積分:I2=∫[0,0.1] (1-x/5+(3*x^2)/25)dx=0.09904 >小数点以下第3位まで 答えは 「0.099」 一致するのはf(x)のマクローリン展開のxの1次の項までの積分でよい。 I1とI2を比較して小数点以下第3位まで一致していることで確認できる。
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- alice_44
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言いっぱなしだったので、実際にやってみる。 f(x) = ∫ (1+x)の-1/5乗 dx (不定積分) と置くと、 f'(x) = (1+x)の-1/5乗, f''(x) = (-1/5)((1+x)の-6/5乗), f'''(x) = (-1/5)(-6/5)((1+x)の-11/5乗). である。 3 次のテイラーの定理より、 f(x) = f(0) + f'(0)・x/1! + f''(0)・(xの2乗)/2! + f'''(c)・(xの3乗)/3! となる c が、0 < |c| < |x| の範囲にある。 x = 0.1 を代入すると、 問題の式 = f(0.1) - f(0) = 1(0.1) + (-1/5)(0.01/2) + R, R = (6/25)(0.001/6)/((1+c)の11/5乗), 0 < c < 0.1 となる。 0 < R < (0.001/25)/(1.1の11/5乗) < 0.001/25 だから、テイラー展開を二次で打ち切って 与式 ≒ 0.099 とすれば、小数第 4 位までは正確。
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
チリも積もれば山となる…というのが、 積分の考え方の基本です。 A No.1 の方法では、小数第3位まで正確か 確かめたことにはなりません。 4 次項、5 次項と、どんどん足していっても、 先のほうで小数第3位が変わらないことを 保証しなくてはなりませんから。 高次微分係数の絶対値の上限を求めて、 テイラーの定理から誤差を評価するのが よいと思います。