これら完全犯罪の案は法的にはどうなるのでしょうか？

質問

はじめに、以下の案件は何れも私が連載中のとあるネット小説で使おうかと思案中のモノで、現実世界で実行する気は一切ありません　（あくまで誤解の無いように）。　以下の二つのシナリオにおいて、いわゆる「完全犯罪」が成立するのではないかと思うのですが、こういった状況下で現実的にはどうなるのか、法的知識のある方から意見を伺いたいです。　よろしくお願いします。

【一】　ひき逃げ殺人

(1)　「公園の駐車場にとめておいた車を何者かに盗まれた」と持ち主が警察に盗難届けを提出。
(2)　(1)の三時間後、持ち主自ら盗難届けを出した車に乗車。　マスク（顔全体を覆うタイプ）・サングラス・手袋（任意）を着用。
(3)　歩行者が多めの市街地に行き、以前より始末しようと思っていた人物（ターゲット）を発見。　堂々とひき殺し、そのままアクセルを床に叩きつけ逃走。
(4)　盗難届けを事前に出しておいたその車を(3)の現場から離れた、少々目立つ場所に放置し徒歩で逃走。
(5)　数時間後その車を警察が発見。　(3)の時点で目撃者が写した携帯電話の画像からひき逃げに利用されたのも同じ車だという事実が判明。　警察は持ち主をひき逃げの重要参考人として連行。
(6)　この時点で「私の車を奪った者の犯行だ。　私は被害者だ」と持ち主が主張。

非現実的な考えだとは存じております。　しかし、この場合、持ち主が罪に問われる事があるのでしょうか？　他に証拠が見つからない限り、架空の犯人の仕業と断定され何れ時効になるのでは？

【二】　覗き

(1)　脱衣所の入り口が従業員らから見えない位置にある銭湯に身を運ぶ　（入り口でカウンターを通過すると奥に扉があり、そこを抜けると向かい合わせに男湯・女湯の各入り口があるとする）
(2)　周りに他の客、ならびに従業員がいない事を確認し、意図的に脱衣所の入り口にある「のれん」を入れ替える　（手袋着用）。
(3)　「男湯」（実際にはは女湯）の脱衣所へ堂々と入っていく。　この時点で脱衣所には誰も客がいないものとする。　脱衣所と浴室は不透明の扉で仕切られているものとする。
(4)　裸になり、堂々と浴室に入っていく。　中にいた大勢の女性客が叫び、男めがけて桶などを投げてくる。　無論、女性従業員らが駆け付け、男を警察に突き出す。
(5)　男は「ここに来るのは初めてで【のれん】には【男湯】と書いてあった」と弁解。

この場合はどうなるのでしょうか？

回答No.30

kumap2010

>ここらへんは以前申したとおり、「ゲーセンやパチンコで使ってしまった（もし証拠を隠滅する事が可能なら「競馬ですった」）」と言い訳できると思います。　三ヶ月が不自然なら一年とか期間を延ばせば……。

３ヶ月だろうと１年だろうと「金を得てから１５０万渡す」んですから関係無いですよ。

売却したという事実は領収書など残ってるわけで、
「売却してからの１５０万円」がどこに行ったかという話になるんですから
土地を持ってる期間がいくら長くても関係ありません。

それが出来るんだったら１５０万円おろして渡して「パチンコや競馬に使った」で済む話です。

まあこの辺は犯人だと直結するほどの証拠ではないのでそんなに気にする必要は無いかもしれませんが。

>くす玉や手榴弾の残骸については救急・消防に連絡する前に夢人が部屋に入り、素早く回収すればよいのでは？

それは無理です。
爆発前であればホテル従業員が入った形跡は何らおかしいものではないですが、
爆発後には爆風で飛び散ったあらゆる残骸やホコリが部屋全体に飛び散っているわけで、
そんなところに入ったら「爆発後に侵入した形跡」が残りまくりです。

それに、細切れになった残骸がどこにいくつ飛ぶかもわからないんですから、
それらの残骸をすべて回収するには相当な時間と形跡を残すことになるでしょう。

＞「なぜ４人がその部屋に来ることがわかったのか？」という疑問が生まれます。

>(1)ホテルに宿泊予定の他の客を狙った犯行だったが、部屋を間違えて手榴弾を準備した。
>(2)狙いは(1)と同じだが、ホテル側が予定とは別の部屋をターゲットに渡した。
>(3)柏木が関わっていた暴走族のリーダー（マサ）が殺し屋（日下部）に頼んで柏木を狙った犯行だったが、他の三人はまきぞいを喰った。

また前のような泥沼パターンになってますねー。

前にも言ったと思いますけど、そういう「偶然」を可能性に入れるのならどんな可能性だってあるんですよ。

空想上の犯人の想定はしないのが推理の常識。
なぜなら、「他に犯人がいないことの証明」は悪魔の証明といって絶対に出来ないからです。
だから実際に存在している証拠の中でそれに関連ある人物を探すことしかしません。

「他に犯人がいるかも」という想定をしていたらどんな事件でも犯人逮捕なんか出来ませんよ。

というわけで、
(1)爆弾まで用意するような犯人がそんな凡ミスをするわけがない。
(2)ホテルで号室まで指定されていたことはあり得ない。
(3)マサや日下部は指紋も足跡も無いしサークルメンバーを呼び出す理由も無い。

>まぁ何れにせよ、少々大胆ですが以下の方法でここいらも回避できると思います。

>※今回は都合により、サークルの招集時間を午後８時とします。
>※また、夢人はオーナーではなく従業員とします。

(1)タイマー式小型爆弾を作るのってそんな簡単なことじゃないですよ？
リアリティは無くなりますね。

(2)　午後８時半、その時点で各空き部屋に行き、爆弾を回収。　タイマーを切る。
(3)　午後８時半、純が携帯から律に電話し、「残業で遅くなったけど今向かってる」という（実際には梓と会っていた）
(4)　午後９時、全ての爆弾がタイマーにより爆発。　宿泊客全員死亡。
(5)　当然、ホテル側は警察に疑われる。　ここでホテル側は「金色の爆弾などしらない。　昼間清掃したときには無かった」と弁解。

というか、同時に爆発した時点でタイマー式か遠隔操作式なのは間違いないですし、
人がいる部屋だけ爆弾があったってことはその間に各部屋に侵入出来た人が犯人なわけで、
従業員以外あり得ないですよ。

>とりあえずこれで純は目立たなくなります。

目立たなくしても意味無いですってば。

ホテル従業員が共犯だとバレればそこからの繋がりで純が捕まるのは時間の問題です。

泥沼ですね。
もうちょっと「自分が○○だったらどういう行動をするか」というのを考えたほうがいいと思います。

お礼

泥沼……マズイっすね。　少々勇み足過ぎました、申し訳ありません。　忠告ありがとうございます。

今の私ならこうしますね。

※今回は設定上の都合で純は元暴走族の一員とします（柏木の族とは無関係）。
※また、純の友人にホテル経営者は夢人以外にも三人（計四人）いて、彼らもみな、純と同じ族の卒業生とします（ややこしくなるので無名で）。
※そして律は柏木に対しては要求不満である。　ここらへんは純のほうが上手なので彼を振ってもセフレとして残しておく事すら律は考え始めている。

(1)　各ホテルオーナーに公衆電話から連絡。　今回の計画を語り、現ナマを各自に５万ずつ渡しておく。
(2)　犯行後により巨額な報酬を払うと約束し、信頼を得るために契約書を用意。
(3)　純は「１２月２４日午後８時に正義が天罰を下すであろう。　お前ら愚かな警察は指をくわえて見ておくがいい。　神が世を清掃する」と書いた手紙と手作りの『デスノート』を同封したパッケージを吉祥寺のポストから東渋谷署宛に送る。　差出人は不明で、コンテンツに接触の際は手袋をはめて指紋が残らないように注意する。
(4)　各ホテルオーナーは施設の部屋一つを特定し、室内の暖房を加工。　つけたらガス爆発するようにする。
(5)　純は公衆電話から柏木に連絡。　「今夜、渋谷のホテル○○まで来て欲しい。　お前と秘密の取引がしたいんだ」と伝えて相手の同意を得る。
(6)　別の公衆電話に移動し、今度は律に電話。　「今夜、どうしても会いたい。　律の事を抱きたい。　六本木のホテル○○まで来て欲しい」と伝え、相手の同意を得る。　
(7)　柏木と律がホテルについたら共犯のオーナーらが各自をそれぞれの部屋へ案内する。　「純様からホテルに電話がありまして、もうすぐ着くとの事です。　客室でお待ちください」と流す。
(8)　各ホテルオーナーが客人（柏木・律と他２組。　全部違うホテル）に「ちょっとヒーターが調整中で……今つかないんですよ。　八時までには復旧しますから勘弁してください」と伝える（客が勝手に触らないように８時まで暖房の主電源を切っておく）
(9)　午後８時：　暖房の主電源をつける。　加工の影響で自動的に各部屋の暖房がつき、ガス爆発。　四つのホテルにバラバラに宿泊していた客人が一組ずつガス爆発で死亡（柏木・律・他２組）。
(10)　事件から一週間後、銀行から１００万おろし、各ホテルのオーナーに２５万ずつ払う。　警察には以前と同じくゲーセンの言い訳をする。

(7)以降の純は念のために梓とあっておき、アリバイを作ります。
今回の場合は部外者が二組やられているわけですし、事前に事件を暗示するようなメッセージが署には届いていた。
純ははっきり言って目立たないし……。

泥沼は抜けた気がするのですが、リアリティにやはりかけますかね？

補足

柏木篇

(1)　梓に連絡。　告白する。　明日の昼、会う予定をいれる。
(2)　友人のネットワークを再び経由し、温泉のバイト情報を入手。　柏木に連絡し、オファーする。
(3)　柏木は「どうせ他に仕事が見つからないし、女湯を覗けるかも」と喜んで引き受ける。
(4)　翌日、梓に会って正式に付き合い始める。　話の流れで○○温泉の無料入浴券を貰ったんだ。　梓って確か温泉好きだよね？　どう？」とオファーする。
(5)　梓は喜んで受け取る。
(6)　加えて、「オレの知り合いがそこでバイトしてんだけど、ちょっとからかいたいんだ。　フロントを通過するときアイツに悪戯な誘惑してみせてよ」とねだる。
(7)　「明後日行ってみる」と梓は同意。

(8)　翌日、専門業者を装った智がその温泉に行き、「タンクの定期点検に来ました」と申す。　適当な理由をつけ、「交換の必要がある」と断言する。
(9)　トラックの荷台につんできた(4)で入手した毒ガスタンクを持ち込み、ボイラー室に設置。　完了報告し、引き上げる。

(10)　翌日、梓が温泉に向かう。　(6)の通りにフロントを通過する際にセクシーなウィンクを見せる。　さらに舌で唇をなめながら、指を唇にあてて、柏木目掛けてキスを吹く。
(11)　ただの客を装ったマサが男湯に入浴。　携帯電話を持ったまま脱衣所で待機。
(12)　誘惑にメロメロとなった柏木は梓を覗こうと男湯からボイラー室に侵入（中で女湯と繋がってるとする）。
(13)　マサが智に連絡。　友が遠隔操作で毒ガスタンクの元栓を開放。
(14)　ガスが充満し、柏木の意識はあやふやになる。　外に逃げようとするがマサが扉になんかかってふさいでおり、出れないまま毒ガスにやられ、窒息死。

律篇と柏木篇は可能な限り、同時進行で行います。

(1)後程、純は銀行から３００万おろす。　日下部・マサ・智に各１００万ずつ渡す。　　
(2)ついで智に顔面を殴ってもらい、右目に黒あざをつける。　
(3)警察には「暴力団への借金の返済に必要だった」と弁解し「たぶん律も暴力団にやれらたんだ」と悔やむ。

もしくは

(1)　「ネットでニュースを読んでいたらとあるラーメン屋さんに「これで子供達にご馳走してあげて欲しい」とポンと百万を置いてったおじさんの話があって自分もしたくなった。　さっき道端ですれ違った○○商事の社長さんに金は渡した」と弁解。
(2)　更に「律を失ったオレの心は空っぽさ。　生きる意味なんてもうない。　これから自殺しようと考えてる。　だったら貯金くらい誰かの役に立ってほしかったから」と供述し、警官の精神を乱す。　

もしくは

(1)　「オレオレ詐欺（振り込め詐欺）にあった」と弁解。

こんな感じでいいと思うのですが、どうでしょうか？　やはり泥沼にはまったままでしょうか？

回答No.29

kumap2010

>担保で信頼性を保障し、実際に支払う金を上記手口で手配します。

結局支払うときに怪しい金銭が発生することは変わりないですよね。
３ヶ月後に３００万円で売却して手元に１５０万円しか残らないんですから、後の１５０万円はどうしたんだって話になります。
しかも一般人がたった３ヶ月の間に土地を買って売るというのも不自然ですし。

>(6)　柏木は言われたとおりに紐を引く。　手榴弾登場。　皆パニくるが逃げ切る前に爆発。　全員死亡。

死んだのが誰と誰なのかいまいちわからなくなってます。

>梓と一緒にいたというアリバイがありますし

いやいや、くす玉と手榴弾の残骸がある時点でアリバイにも何にもならないでしょう（笑）

部屋の中央に手榴弾を堂々と置いて爆破させるわけがないですし、
何らかの方法を使って手榴弾が作動する仕組みになっていたことは容易に想像出来ます。
ということは、どこにいてもアリバイにはなりません。

そして、手榴弾というのはピンを抜かないと作動しませんから、
くす玉を引いたときにピンが抜ける仕組みになっていたというのが最も考えられるでしょう。

しかも、室内の４人は被害者ですから当然くす玉を用意した人間ではないですよね。

もし部外者が仕掛けたのだとしたら、
「なぜ４人がその部屋に来ることがわかったのか？」という疑問が生まれます。

つまり、犯人は「その部屋に来させることが出来た人間」に限定されます。

予約したとしても同じような部屋はいくつもありランダムでどれかに決まりますから、
ホテル側の共犯が強く疑われることになります。

あとはホテル側との繋がりを調べるだけですね。

お礼

敏速な回答をありがとうございます。　助かります。

＞後の１５０万円はどうしたんだって話になります。

ここらへんは以前申したとおり、「ゲーセンやパチンコで使ってしまった（もし証拠を隠滅する事が可能なら「競馬ですった」）」と言い訳できると思います。　三ヶ月が不自然なら一年とか期間を延ばせば……。

くす玉や手榴弾の残骸については救急・消防に連絡する前に夢人が部屋に入り、素早く回収すればよいのでは？
これは同じ階にあえて他の宿泊客を入れなければ楽に行えると思います。

＞「なぜ４人がその部屋に来ることがわかったのか？」という疑問が生まれます。

こうは考えられないでしょうか？　

(1)ホテルに宿泊予定の他の客を狙った犯行だったが、部屋を間違えて手榴弾を準備した。
(2)狙いは(1)と同じだが、ホテル側が予定とは別の部屋をターゲットに渡した。
(3)柏木が関わっていた暴走族のリーダー（マサ）が殺し屋（日下部）に頼んで柏木を狙った犯行だったが、他の三人はまきぞいを喰った。

他にもいくらでも可能性がある気がするのですが、警察というのはいきなり純を疑ってかかる物なのでしょうか？

まぁ何れにせよ、少々大胆ですが以下の方法でここいらも回避できると思います。

※今回は都合により、サークルの招集時間を午後８時とします。
※また、夢人はオーナーではなく従業員とします。

(1)　ホテルの各部屋のテーブルの上に金色に塗装した球体型のタイマー式小型爆弾を設置。
(2)　午後８時半、その時点で各空き部屋に行き、爆弾を回収。　タイマーを切る。
(3)　午後８時半、純が携帯から律に電話し、「残業で遅くなったけど今向かってる」という（実際には梓と会っていた）
(4)　午後９時、全ての爆弾がタイマーにより爆発。　宿泊客全員死亡。
(5)　当然、ホテル側は警察に疑われる。　ここでホテル側は「金色の爆弾などしらない。　昼間清掃したときには無かった」と弁解。

とりあえずこれで純は目立たなくなります。

………さすがに無理がありますかね？……orz

回答No.28

kumap2010

(2)これが有りなら単純に後払いで契約書を作っておけばいいだけのような。
土地を買う意味がよくわかりません。
「後払いの信用性」が問題になるからわざわざ先払いをしていたのだと思ってたんですが・・・。

(11)あれ？柏木も殺すなら柏木を2:30にした意味は？
柏木は「紹介したい女性がいる」と言われて行ってるんですから、
中に梓と律がいた時点で「あれ？」ってなりますよね。

それどころか『純に呼び出されて律がいた』っていう柏木の状態は
浮気がバレてることを伝えられたようなものですし、
そんな状態で純から電話が来て素直にくす玉を割るでしょうか？

それと、梓の存在の意味が無くなっていませんか？
一応表面上は純と律は恋人同士なんですから、
梓が犯行に関わらないのなら純が自分で律を呼び出せばいいような気が。

お礼

指摘をしてくださり、ありがとうございます。

土地の売買はマネーロンダリングの目的で行います。
いくら親友とはいえ智や夢人が担保の10万程度で殺人に加担するとは思えない。　しかし銀行から理由も無く大金を下ろすと怪しまれる。
そうなると土地の売買に金を利用した事にするのが最も正当な手口であり、事件直後よりも待ってから行った方が目立たないという点を配慮し三ヶ月待つわけです。
担保で信頼性を保障し、実際に支払う金を上記手口で手配します。

指摘頂いたとおり現シナリオで梓は重要性が低いので当初のサークルの案に戻ります。

(1)　四つの公衆電話からサークルメンバー各位に電話し、「来週の旅行について話し合おう」と持ちかけホテルに集合するように仕向ける。
(2)　前回同様くす玉に手榴弾を仕込み、以下の降りを智と夢人に任せる。
(3)　犯行予定日の前日に純は梓に自分の携帯から堂々と連絡。　告白し、「翌日の午後２時から青山の喫茶店でデートしよう」と持ちかけて予定を整える。

―犯行予定日―

(3)　四人は多少のバラツキがありながらも予定時刻の午後２時半前後にホテルに到着。
(4)　四人目が客室に向かった時点で夢人が智に連絡。
(5)　智が純を名乗り、公衆電話から柏木らに連絡。　「とりあえずくす玉の紐を引いてくれ。　サプライズさ」と伝える。
(6)　柏木は言われたとおりに紐を引く。　手榴弾登場。　皆パニくるが逃げ切る前に爆発。　全員死亡。
(7)　直後に夢人が部屋に駆け付け、即座に消防・救急に連絡。
(8)　智はホテルの向かいの喫茶店に入店し、窓際に腰掛ける。　コーヒーを飲みながら入り口を見張り、警察が着き次第、純に携帯で連絡。
(9)　電話を受けた純は梓に「ごめん、忘れてたけど今日、サークル仲間とミーティングの予定があったんだった。　電話して謝っとかなきゃ」と伝え、律の携帯に電話する（爆発で大破して無反応なら柏木に、そこもダメなら龍之介に……と続く）。
(10)　電話に誰かが出たらすぐさま「あ、○○？　ごめん、今日のことすっかり忘れてた～」という。
(11)　電話を受けた警察が事実を話す。　自然に驚いたリアクションを発する。
(12)　電話を切り次第、梓に事実を話し、そのまま途方に暮れる。　「くそ！なんでこんな事に……」と泣き叫び、梓に抱きつく。

その後、純は警察に事情聴取を受けたとします。　この場合、梓と一緒にいたというアリバイがありますし（喫茶店なので他にも目撃者が）、事件後に電話しているのは本当に集会を忘れていて詫びの電話をかけようとしたけど遅かったという展開に見えるので信頼性があるのではないでしょうか？

智や夢人は被害者らと一切接触していません。　智から純に電話した履歴のみが残りますが、ここらへんは「オレの友だちでゲーセンの誘いを受けただけだ」などといくらでも言い逃れできると思います。

二人への支払いも上記の土地の案で完璧だと思います。

どうでしょうか？　まだまだ修正の余地はありますが、個人的には女を騙してアリバイ作りに利用するというアイデアがなかなか気に入ってます。　リアリティもあっていいかなと。

回答No.27

kumap2010

>(3)　この場合「総額とか言われても他の出費があるかもしれないから念のために100万余分に下ろしておいただけです」と弁解し、追求を回避。　税金などはおとなしく払う。

「ではその１００万円は今どこに？」って言ってきますよ。
言ってきてるのは税務署じゃなく警察なので、税金を払えば済むって問題ではないです。

１００万円分の買い物となるとどうしてもそれなりの物になってしまいますし、
店側の履歴なんかも照合すると思うので言い訳はなかなか大変です。

>(9)　柏木が早めに来る事を計算し、夢人にフロントで時間まで足止めさせる。　あえて「部外者を勝手に入れるわけには……」などと口論して時間稼ぎすれば大丈夫でしょう。

ただこれをやると、普通は純に電話してしまいますよね。
「おい純、どうなってんだよ」って。

純は公衆電話を使っているのでそのときに「携帯が壊れた」とか言っておくという手もありますが、
そんな状況でホテルの人が「部外者は入れません」なんて言われたら帰ってしまう可能性も高いと思います。
もともと柏木は乗り気ではなくホテルに来たんですからね。
あとで「行ったんだけどホテルの人に部外者はダメだって言われた」って純に言えばいいと思うでしょうから。

まあここは「１４：３０まで清掃中のため立ち入り禁止となっております」とか言えばいいとは思いますが。

>(10)　確かにこれは無理がありすぎました（笑）。　ではこうしましょう↓。
>(1)　夢人に協力して貰い、爆弾は扉の鍵（カードキー式）をある一定回数（二回）、外からあけると扉を開けたと同時に爆破するシステムにする。

そのシステム自体にだいぶリアリティが無いことと、
それなりの大規模な細工が必要ですから扉の鍵をいじった痕が見つかったら即バレだと思います。

>(2)　今回、智は不要なので純と一緒にパリへ。　「残りの百万はバッグに入れて持ってたけどひったくられた」と弁解し実際には夢人に渡しておく。

搭乗手続きの履歴を見れば一緒にいた人はわかりますし、
ちょうど百万をちょうどひったくられたという供述を信用する人はいないでしょう。

お礼

謝って補足にしてしまいなしたが、お付き合いありがとうございます。　過去の経験から「補足」の場合はメールで通知などといった設定は出来なかったと思いますので、気づいて頂けたのは嬉しい限りです。

金の件はバレルと思うのでこういう手口でいけば完璧だと思いませんか?

(1)　300万おろし、土地を購入。
(2)　この土地は後程売り飛ばし、その収入の五割を夢人に払うと約束し（実際には使わないが、「この土地の売り上げの五割を夢人様に支払う」と契約書を書いて見せる）、担保として10万程度を現ナマで渡しておく。
(3)　智から提供して貰った薬と交換で手榴弾をコロンビア人から入手。
(4)　ホテルの部屋中央に天井からくる玉をつるし、中に手榴弾を入れる。　（紐を引けば手榴弾が床に落ち、爆破するシステム）
(5)　梓に公衆電話経由で連絡し、告り、律と一緒にホテルに2：00に来るように伝える。
(6)　別の公衆電話から柏木に2：30にホテルに来るように伝える（ここらへんは以前の手口のまま）。
(7)　柏木が早くついた場合は「2：30まで清掃中なんですよ、もう少しだけまってください」と夢人が伝える。　この時に柏木が引き上げないように「純さんから話は伺ってます」という。
(8)　定刻。　梓と律が部屋で待機。　そこに柏木が入る。
(9)　夢人が外の公衆電話から智に連絡。　揃った事を伝える。
(10)　智が公衆電話から純を名乗って柏木に電話。　「もうすぐ着くからとりあえずそのくす玉の紐を引いてくれ。　サプライズさ」と伝える。
(11)　柏木が紐を引く。　手榴弾登場。　全員死亡。
(12)　事件から三ヶ月後、純は(1)で購入した土地を売り払い、収入の一部を夢人に支払う。　警察には「パチンコやゲーセンで使ってしまった」と話す（これだと1000円・1万円単位であちこちで使った事になるので領収書も無ければ確認のしようも無い）

当然、純は事件当日はパリに行っている事になります。
また、純は全登場人物と公衆電話でのみ連絡を取ります。

回答No.26

kumap2010

(3)1200万円おろして1100万円の物件を買ったら100万円のお釣りが・・・
領収書も確実にあるわけですし、税務署にも指摘されるレベルですよ。
ていうか爆弾も１００万円ぐらいしそうですよね。

(9)>梓と律がつく時間まで待つ。　予め10分遅れてくるように設定しておいた柏木との待ち合わせ時間一分前に爆弾を作動。
いくら相手が時間に正確な人でも１分前は無理ですよ（笑）
時間に正確なら言われた時間より早めに到着するでしょうし。

(10)爆発したのを見て「殺人だ」と叫ぶ人はいません（笑）
ガス爆発とか考えるのが普通です。

(11)>さっき大きな箱をコイツが運び込むのをオレは見た。

爆弾は部屋の中にあったのに、部屋には柏木の入った痕跡はありません。
靴を履き替えたとしたら履いてた靴が近くにあるはず。しかしそれも見つからない。

そしてそんなことをしてないのに言われた柏木は当然
「俺はホテルに入ったばかりで部屋にすら入ってないし箱も持ってない。こいつらが嘘を言っている。」と反論するでしょう。

部屋に入った痕跡が無いどころか「柏木の足跡はエレベータまではある」わけですから、
そこで靴を履き替えたわけは無いですし、柏木のほうが圧倒的に信用性はありますね。

そうなると、嘘の証言をした二人が今度は疑われます。

二人の通話履歴を見ると二人とも公衆電話からの電話を受けている。
梓にも公衆電話からの履歴が残っている。

柏木にも公衆電話から電話が来ているわけですから、
この「公衆電話からかけた人間」が圧倒的に怪しくなります。

そして柏木の証言ではその公衆電話の人物は「純」です。

純の行動を追っていくと、事件当日にパリへ行っていることが判明。

となればもう確定です。

補足

敏速なアシストをありがとうございます。

では：

(3)　この場合「総額とか言われても他の出費があるかもしれないから念のために100万余分に下ろしておいただけです」と弁解し、追求を回避。　税金などはおとなしく払う。
(9)　柏木が早めに来る事を計算し、夢人にフロントで時間まで足止めさせる。　あえて「部外者を勝手に入れるわけには……」などと口論して時間稼ぎすれば大丈夫でしょう。
(10)　確かにこれは無理がありすぎました（笑）。　ではこうしましょう↓。

(1)　夢人に協力して貰い、爆弾は扉の鍵（カードキー式）をある一定回数（二回）、外からあけると扉を開けたと同時に爆破するシステムにする。
(2)　今回、智は不要なので純と一緒にパリへ。　「残りの百万はバッグに入れて持ってたけどひったくられた」と弁解し実際には夢人に渡しておく。

なかなか形になってきた気がします。

回答No.25

kumap2010

方向性としてはかなり修正されて良くなりましたが、まだまだ証拠が出まくりですね。

(5)今回の最も有力な証拠はコレですね。
レイラは急に大金を手に入れたわけですから、その100万円の出所が当然怪しまれます。
指紋をつけないようにしていたとしても、知り合いの中で100万円を用意した人間は簡単にわかります。
近日中に100万円おろした人なんて他にはまずいませんから。

(15)これじゃ梓が殺したことにすらなりません。
梓は律を殺す動機こそありますが、わざわざ爆弾で一緒に自爆する必然性は無いですから、
スイッチを押したのが梓だとしても「二人とも殺された」と考えるのが自然でしょう。

となると、「押させた人間」がいることになるわけで、
100万円の件とともに怪しいのは圧倒的に純ということになります。

カメラから調査してホテルのＰＣからアクセスしていたことはすぐにわかるでしょうし、
ホテルには純の足跡もありますし、ホテルからアクセスした履歴もある。

そしてそのホテルにいた梓らの関係者は純だけ。
となれば誰がどう考えても純が犯人です。

>面白みの無い手口ですし、結果的に殺しをしているのは純のようなものですが、どうでしょうか？

いやいや、いきなり面白いストーリーを作ろうとしてるのが上手くいかない原因の一つだと思いますよ。

面白いストーリーは後から徐々に加えていくのが普通なんです。
いきなり１から１０まで全部設定する小説家はいません。

「AがBをこういうトリックで殺した。」
という事実に対して、後から関係ない人物やその背景を足していくのです。
これを『肉付け』と言い、物語を作る基本です。

例えば、古畑の「今、蘇る死」でも、実質的なメインストーリーは

(1)先生Aが地元に帰り、Aを慕っている生徒Bと再会。
(2)Cから裏山売却の話が出ているが、Aは昔そこに死体を埋めていたため猛反対。
(3)売却を中止するためにAはCを殺すことを計画。
(4)Bが慕っていることを利用して、「Cが死んでくれたらな」という言葉と「Bが昔作った完全犯罪自由研究ノート」を机の上に置いておく。
(5)予想通りBはCを殺害。そして予想通りBが警察から疑われる。
(6)Bに対して「キミが殺されかければ疑いの目は無くなるだろうな」と言い、完全犯罪ノートの『死なない程度に怪我をさせる方法』の項目の火薬の量の数字を一桁増やしておく。
(7)Cはその方法で自分を怪我させようとし、大爆発により死亡。

これだけです。

ここから、(4)で使ったトリックをどうするかとか、
古畑がどのタイミングでどう推理するかとかを後から絡めていくことで
面白い話になっていくわけですよ。

Twillightさんはそれらを先に埋めようとするからごちゃごちゃになって
何度やっても証拠を消しきれないのだと思います。

最初は出来る限り簡潔で無駄のない話でいいんです。
具体的な台詞なんかも必要ありません。必要最低限の台詞でいいんです。

完全犯罪の土台さえ出来れば後からいくらでも面白い完全犯罪に出来るんですよ。

お礼

またしてもお礼が遅れても仕分けありません。　穴無しの殺しを考案していたら予想以上に時間がかかったというのもありますが、プロバイダー側のエラーでここ数日、ネットに接続出ませんでした。　お詫び申します。

日頃からお付き合い頂きありがとうございます。　より完璧な殺しなばかりか至る所にグルを送り込んで、柏木は殺さずとも苦しめるのが目的になります。。

(1)　純は渋谷の裏通りで腕を組んだままホテルへ入る柏木と律を目撃。　浮気に腹をたて二人の殺害を決意。
(2)　純は都内の暴走族の友人に連絡。　「始末したいのが二人いるから手を貸して欲しい。　報酬は現ナマで払う」と持ちかけ、相手の同意を得る。
(3)　純は秋葉原のコロンビア人から爆弾を二つ入手。　渋谷のホテル（経営者は友人）の一室を偽名で貸り、ベッドの下に爆弾を設置する。　この時、コロンビア人から仕入れた使い捨ての衣類とサンダルのみを着用しておく。　また、ホテルオーナーの友人に殺しの話をしておく。
(4)　純は公衆電話から梓に連絡。　告白してより親密な関係へ。　殺しに関しては無言。
(5)　「明日、渋谷の○○ってホテルの○○号室を借りて律にオレの梓への気持ちを話す。　そしてきっちり別れる……」と流し、前回のシナリオと同等の手口で梓が律をつれてくる事に同意する。
(6)　県外の公衆電話にと動した純はそこから柏木に電話。　「紹介したい女性がいるんだ。　お前にピッタリだと思うよ。　明日、渋谷のホテル○○で落ち合うことになってるんだけど興味ないか？」と持ちかける。　
(7)　律との関係をまだ知られたくない柏木は、罪悪感に陥り、「会うだけあってみるよ」と同意。
(8)　純は遠隔操作の準備を整え、成田へ移動。　チェックインカウンター前のベンチに待機。
(9)　梓と律がつく時間まで待つ。　予め10分遅れてくるように設定しておいた柏木との待ち合わせ時間一分前に爆弾を作動。　柏木が梓らのいる部屋のある回にエレベーターで到着すると同時に爆破。　梓・律は即死。　柏木は軽傷のみで生存。　そのまま審査した純は飛行機でパリへ消える。
(10)　煙の中から律を発見した柏木は慌てて救急に連絡。　第一発見者として警察に事情聴取されるハメに。
(11)　ここで柏木は「純から電話が……」などと弁解するが、現に公衆電話からの着信履歴しか残っておらず、純のグルであるホテルオーナーも「彼女達と一緒に大きな箱を抱えて入っていきました」と嘘をつく。

いかがでしょうか？　現状で一番怪しいのは柏木だと思います。
この新シナリオのダメだしをどうかよろしくお願いします。

補足

失礼致しました。　下のお礼の案には穴があったので以下の内容に変更させてください。

(1)　純は渋谷の裏通りで腕を組んだままホテルへ入る柏木と律を目撃。　浮気に腹をたて二人の殺害（もしくは律のみを殺害し、柏木を散々苦しませる）を決意。
(2)　純は都内の暴走族の友人（智）に連絡。　「始末したいのが二人いるから手を貸して欲しい。　報酬は現ナマで払う」と持ちかけ、相手の同意を得る。
(3)　銀行に行き、1200万下ろす。　そのまま不動産へ向かい、赤坂の総額1100万のマンションを購入。　残りの100万を智に渡す。
(3)　純は秋葉原のコロンビア人から爆弾を二つ入手。　渋谷のホテル（経営者は友人）の一室を偽名で貸り、ベッドの下に爆弾を設置する。　この時、コロンビア人から仕入れた使い捨ての衣類とサンダルのみを着用しておく。　また、友人である当ホテルオーナー（夢人）に殺しの話をしておく。
(4)　純は公衆電話から梓に連絡。　告白してより親密な関係へ。　殺しに関しては無言。
(5)　「明日、渋谷の○○ってホテルの○○号室を借りて律にオレの梓への気持ちを話す。　そしてきっちり別れる……」と流し、前回のシナリオと同等の手口で梓が律をつれてくる事に同意する。
(6)　県外の公衆電話にと移動した純はそこから柏木に電話。　「紹介したい女性がいるんだ。　お前にピッタリだと思うよ。　明日、渋谷のホテル○○で落ち合うことになってるんだけど興味ないか？」と持ちかける。　
(7)　律との関係をまだ知られたくない柏木は、罪悪感に陥り、「会うだけあってみるよ」と同意。
(8)　純は遠隔操作の準備を整え、成田へ移動。　チェックインカウンター前のベンチに待機。
(9)　梓と律がつく時間まで待つ。　予め10分遅れてくるように設定しておいた柏木との待ち合わせ時間一分前に爆弾を作動。　柏木が梓らのいる部屋のある回にエレベーターで到着すると同時に爆破。　梓・律は即死。　柏木は軽傷のみで生存。　そのまま審査した純は飛行機でパリへ消える。
(10)　純との約束どおりその場に智が駆けつける。　現場を見て「殺人だ」と叫び警察に連絡。　
(11)　智は警官に「コイツが犯人だ。　さっき大きな箱をコイツが運び込むのをオレは見た。　間違いない。　オレの梓を……くそ野郎」と叫び、柏木に殴りかかる。　当然止められ、二人とも連行される。
(12)　署で智は「オレはずっと梓の事が好きだったんだ。　片思いでさ、町歩いてたら柏木とホテルに入ってく彼女を見て。　心配でオレも後を追ったんだ。　そしたら案の定……かとなってつい殴っちまった。　反省している」と弁解。
(13)　一方で柏木は「純から電話が……」などと弁解するが、現に公衆電話からの着信履歴しか残っておらず、純のグルである夢人も「彼女達と一緒に大きな箱を抱えて彼が入っていきました」と嘘をつく。

いかがでしょうか？　現状で一番怪しいのは柏木だと思います。
内容的には前回の物と類似しているかもしれませんが、今回は金は物件購入にあたって利用したという事で通りますし、現場には純の足跡などありません。
そろそろ完璧に近づいてる気がするのですが……。　たしかに梓が不要に近い展開ですが、律だけを狙うと怪しまれる可能性が高くなるのでやむをえないかと。
また、梓に対する智の気持ちは大嘘ですがこれも梓が死んだ以上バレないのではないでしょうか？

どうかコメントをお願いします。

回答No.24

kumap2010

すみません、もうあまりにも状況説明が長くなりすぎて推理するのしんどいです（泣）

しかも毎回状況が変わっても中身がそう変わってないんですよ。
これだと永遠に完全犯罪の話は作れないと思います。

まず、一番の問題は「疑わしい人」を乱立させてること。

レイプ被害者とか、殺し屋とか暴走族とか、
こういう「何となく怪しい人」はいくらいても意味がありません。

一時的に警察の目は向くでしょうが、
確実にやったと思える証拠が出てくるようなロジックが無ければ何人いても同じことです。
Twillightさんはいつも動機を用意しているだけなんですよ。

「誰かに殺させる」のは完全犯罪に最も近い方法だと前に書きましたが、
それは「誰かが殺したように見せかけること」ではありません。

実際にやらせるのとそう見せかけるのでは雲泥の差です。

だから「梓に殺させる」という案については良かったのですが、
そちらを詰めずに不必要に登場人物を増やした結果、リアリティも失われてしまって
物語として成立しなくなってきていると思います。

個人的には、この手の物語にはリアリティは最も重要な部分だと思います。

「梓に殺させる」
これをいかに上手く利用するかだけを考えてみてください。

他に怪しい人物なんて無くてもいいんです。
実行犯である梓が絶対に怪しい人物になるんですから、
あとは純へ繋がらないようにすればいい。

ちなみに、私なら「梓ごと殺す」という手で考えますね。
これだと純との繋がりがバレても問題無いので。

お礼

失礼致しました。　勝手に長々と余計な方向に持っていってしまって……お詫び申します。　指摘感謝します。
kumap2010さんのアドバイスを頂き、しばらく考えて見ました。　小説のネタとしては盛り上がりに欠けるかもしれませんが、この手口だと確実に完全犯罪になるかと思います。

前回から登場人物は純、梓、律、柏木、レイラの五人のみでも成立可能だと思います。　ただし、梓と律は高校時代の親友というコトにします。

(1)　秋葉原のコロンビア人から爆弾を二つ入手。　品川と上野にある空き工場の中央にドラム缶を設置し、中に爆弾を一ずつ入れておく。　品川の方のみ入り口が見えるようにネット経由のカメラを設置。　ネットは都内ホテルの宿泊客用PCに繋ぐ。
(2)　純が梓に電話で連絡。　告白してより親密な関係へと持ち込むが、殺しに関しては一切話さない。
(3)　話の流れで梓に「梓と一緒になりたい。　だからもう律とは別れる。　梓の事を律に堂々と紹介したいんだ」と話す。
(4)　更に「オレの親友の柏木って奴が梓が昔付き合ってた叶レイラさんの暴走族に脅されてるんだ。だから出来ればレイラさんと会って直接話をしたいんだ。　話つけられないかな？」とねだる。
(5)　梓が同意。　翌日、プライベートで叶レイラと純が対話。　「あんた柏木と仲がいいんだろ？　アイツに協力して欲しい事があるんだけどこの間、絶交しちまって……。　なぁ、頼むよ。　アイツをつれて明日一緒に品川のこの工場に来てくれないか？」と地図で場所を指差しながら頼む。　相手が断る前にバッグから100万円取り出し渡す。
(6)　金を持ち逃げされないように「その札束は全部番号を控えといた。　もし柏木を連れて来てくれなかった警察に届けるから」と続く。　叶レイラは同意。
(7)　梓に再び連絡。　「梓に一つだけお願いがあるんだ。　律と一緒に明日、上野の○○工場に来て欲しいんだ」と頼む。
(8)　当然、梓は「なんで私が」と問うが、それに対し「オレが振る前に梓と会っておけば、律も少しは判ってくれると思うんだ。　あの工場はオレにとってとっても大事な場所なんだ。　そこで自分の気持ちにけじめをつけたい。　だからお願い」と押す。　これで梓は同意。　ただし、待ち合わせ時刻を柏木達の時間から4時間遅らせる。
(9)　締めに「工場に入ったら、まず扉を閉めて壁のスイッチを押して欲しい。　オレの気持ちを梓に伝えるための仕掛けさ」と伝える。
(10)　ネットでフランス行きの飛行機を調べる。　梓との待ち合わせ時刻より一時間前に離陸する便の切符を購入。
(11)　(1)の都内ホテルに純は移動。　サングラスをかけ帽子をかぶり、予定時刻になったらパソコンの前に座り、カメラ画面に移動する（作業中に客や従業員が通っても不自然のないように裏で普通のページも開けておく）。
(12)　柏木とレイラが品川の工場内に入ったのを確認した時点で爆破。　二人とも死亡。
(13)　持参したCDをパソコンに入れる。　ウイルス感染させ、ハードドライブを破壊する。
(14)　純はホテル向かいの総合病院に移動し、タクシーを呼んで成田へ。　フランスへ消える。
(15)　梓と律が工場に到着。　純に言われたとおりにスイッチを押す。　爆弾作動。　二人とも死亡。

いかがでしょうか？　品川の方はアリバイがありませんが、純は犯行直前に柏木ともレイラとも直接連絡をとってないので純を犯人と断定するのは難しいかと思います。　特に純とレイラは直接的な接点がありません。
梓と律がやられた時は既にいないのでアリバイがあります。　仮にどちらかが揃わなければ計画は狂いますので、実現がより難しいレイラ側を先に見守り、もし定刻を一時間過ぎても現れなかったら上野に行き、梓と律の方を食い止めればいいでしょう。

面白みの無い手口ですし、結果的に殺しをしているのは純のようなものですが、どうでしょうか？
なんか振り回してばかりですが、どうか意見をお願いします。

回答No.23

kumap2010

登場人物が多いときは名前の文字数を変えたりカタカナひらがなを使い分けると覚えやすいですよ。

全部漢字三文字というのは読者にとっては嫌がらせに近いです（笑）

実際の小説でも登場人物のキャラクターのイメージによって使い分けるのが基本です。

【12月23日】【新大久保】

(1)どこかで拾った携帯で電話って（笑）
ドラえもん並みに都合良すぎです。
(2)姫島がレイプされたことを梓が知っているのはなぜ？

(4)強姦罪の発覚ぐらいで殺人に踏み切りますかね？
集団強姦だと親告罪じゃないので姫島が警察に行けば済む話ですし。

ちょっとこの辺がリアリティ無いかなぁと。

【12月24日】【銀座】

(9)手榴弾はいくらなんでも都合が良すぎるのでは（笑）
このご時世に人ひとり殺すのに手榴弾使うプロはいませんよ。
普通は拳銃かナイフでしょう。

まあ手榴弾だとしても拳銃やナイフだとしても、
会場中央に大きな爆弾を仕掛けているのに武器を持って室内に入ることはあり得ないですし、
ましてや巻き込まれてるわけですからすぐに日下部は容疑者から外れるでしょう。

(11)雅弥は現時点で最も怪しい人物です。
指名手配されてすぐに北海道で逮捕されるでしょう。

しかしここで雅弥はおかしな証言をすることになります。
「たしかに日下部に依頼したのは俺だ。でもまさかここまでするとは思わなかったんだ。」

そう、雅弥は「日下部に殺しを依頼した」という事実と、
「銀座で大爆発があり数人死亡した」という事実しか知らないのですから、
日下部がそれをやったと当然思い込んでいるはずですよね。

しかし(9)で言ったように日下部は犯人ではないですから、この供述は不自然です。

雅弥は重要参考人のまま、捜査は振り出しに戻ります。

まず、律、柏木、龍之介、和哉、日下部の誰を狙った犯行なのか。という問題。

この状況だと「柏木を狙った日下部がどこかの組織に狙われた」って考えるのが一番自然でしょうね。
これだけ大がかりな仕掛けですし、まさか個人がやったとは普通は考えません。
というか、現実に個人がやるのはまず不可能なレベルです。

しかし日下部側の背景が描かれておらず推理しようがないので、今回は「ある組織」の存在は抜きで考えます。

クラブは偽名で貸し切られていたのですから、誰か主催者がいるはずですよね。
しかし偽名を使っている以上、被害者４人のうちの誰かが主催した可能性はほとんどありません。
４人のうちの誰かなら実名で貸し切ればいいからです。

つまり、彼らは誰かに呼び出されたことがわかります。それも知り合いの可能性が高い。

そこで、２日前に律、柏木、龍之介と連絡を取った純の存在が浮上します。

被害者４人以外で近日中に彼ら全員と連絡を取ったのは純だけ。
となると急激にかなり怪しい人物になります。

当然、周辺の梓や翠にも事情聴取することになるでしょう。

翠は「律が柏木と浮気してること」や「純が律の浮気を知っている」ということを知っていますよね。

そして、通話履歴から梓との頻繁なやり取りがあったこともわかります。

・・・とりあえずここまでにしておきます。
いろいろ変更したい点もあるでしょうから。

お礼

回答ありがとうございます。　補足の内容に続き、以下もご覧願います。

【12月17日】【六本木】

(1)マサと暴走族仲間、計6人で姫島もえをレイプしたところ。
(2)去り際に意図的に新品の財布を置いていく。　中には「柏木東寺」の名刺。　記載されている住所・電話番号などは出鱈目（指紋などは一切ついていない）。
(3)去り際に仲間の一人が「おい東寺、財布わすれてんぞ」と発言。　それに「んなモンいいからさっさとバッくれるぞ」とマサが答え全員で逃走。

【12月20日】【青山】

前回と同じ。

【12月21日】【秋葉原】

(1)　知り合いのコロンビア人を経由し、純は遠隔操作式爆弾を入手。
(2)　梓に公衆電話から連絡。　「先週会ったあの時から梓の事が忘れられない。　もう頭がおかしくなりそうだ。　我慢できない。　はっきり言うよ、オレは梓を愛してる。　世界中の誰よりも好きだ……」と話を弾ませ、彼女の心を打った所で本題を持ちかける。
(3)　「律と柏木。　あの二人はオレの命を狙ってる。　そして柏木は、先月、オレの姉貴を襲った。　おかげで姉貴は自殺未遂まで……なのに警察は……。　このままじゃ怖いんだ。　オレは柏木も律も許せない。　二人を葬るしかないんだ。　お願いだ梓、手を貸して欲しい。　これは君にしか出来ないことだ。　オレを愛してくれるよね？」と持ちかける。
(4)　純愛状態の梓は協力すると誓う。

【12月22日】【北千住】

(1)　純はカズ宅を訪問。　「明後日、銀座でクラブを貸切ってパーティーをするんだけど来ないか？」と持ちかける。
(2)　カズは「必ずいく」と返答。
(3)　それに加えて純は「実は俺、その日他にも行くところ会ってさぁ、ちょっと遅れるかもしれないんだよね。　遅くなったら先に始めちゃってて」
(4)　「解ったよ。　早くこいよな」とカズは返答。
(5)　それに加えて純は「ついでに柏木たちにも連絡しといてくんないかな。　オレはパーティーの準備やらで忙しくて。　ほら、お前さ、村川と仲いいじゃん。　オレはどうも苦手でさぁ。　律にはオレから電話しとくからリュウと柏木への電話、頼むわ」と持ちかける。
(6)　「しょうがないな、　いいよ」と快くカズは了承。
(7)　純は「オレが遅れても問題が無いように念のためにカズ名義でクラブを貸しきっといていいかな？　金はオレが払うから」と図々しくも更に追加要求。
(8)　怪しむ理由も、疑う理由もないカズはこれにも同意。

【12月22日】【渋谷】

(1)　叶レイラが梓に電話（レイラは今でも梓が好きなので、適当な口実で梓によく電話する）。　　梓はレイラを誘惑し呼び出す。　キスで更に誘惑し、マサ達が先週働いたレイプの詳細を聞き出す。
(2)　梓はレイラをホテルに連れ込む。　レイラがシャワーを浴びてる間にワインに睡眠薬を投入。　出てきた際に「先にワインね」と誘惑し、睡眠薬を喰らわせる。　レイラはベッドにてKO。　
(3)　梓はホテルを去る。　六本木に移動し、純と合流。　偽名でホテルを借りる。　室内電話からマサに連絡。
(4)　「あなた達が先週、姫島もえって女の子を犯したのはしってる。　証拠映像を叶レイラと私が持ってる。　レイラはあなた達を裏切ってる。　彼は今、渋谷のホテル○○にいるわ。　命が惜しかったらレイラを始末なさい。　今から24時間待つ。　24時間後、もしレイラが生きてたらこの映像は警察に届ける」　と言い捨て、切る。　当然、背景にレイプモノのアダルトビデオを大音量でかけておく。　これで相手は冷静な判断が出来ず、鵜呑みにする。
(5)　マサは日下部に連絡。　レイラ削除を依頼。
(6)　従業員に変装した日下部が部屋でレイラを刺し殺し、部屋に鍵をかけて逃走。
(7)　24時間後、公衆電話から梓はレイラの携帯に電話。　無反応＝死亡と判断し、公衆電話から再びマサへ連絡。
(8)　「遅かったようね。　叶レイラの持っていた証拠映像も私が持っていた証拠映像も柏木東寺の手に渡ったわ。　あなた達の運命は今、彼の手中にある。　彼を始末すれば全てが終わる。　彼は明後日の日曜の午後八時、必ず銀座のクラブ○○に来る。　その時があなた自身を救う最後の機会」と発言。
(9)　電話を切る前に背景で純が意図的に「おい律」と、電話の向こうに聞こえるように呼びかける。　（これにてマサは電話のオンナの声の名は「律」と解釈する）
(10)　レイラから証拠映像が回収できなかったマサは焦り、日下部に柏木と律、そして二人と面識のある全ての人間の始末を依頼。
(11)　梓が姫島もえに連絡。　「柏木東寺は明後日の夜八時、銀座のクラブ○○に来る」と言い捨て、切る

すいません。　スペースが限られているのでこの下の所長殺害の回答のお礼に続きます。

補足

再び回答ありがとうございます。　「もう愛想つかされたかな」と少々凹んでいましたが、こうして引き続きお付き合い頂けて感涙の一言です。

さっそくですが、登場人物のアドバイスを参照し訂正させて頂きます。

【登場人物】

――　如月純　（22♂）―　真犯人。　律の彼氏。　リュウ・柏木・カズの友人。　梓とは幼馴染で親友。　ダンスサークルのリーダー。　大学生。

――　御神梓　（20♀）―　共犯者。　純に強い恋愛感情を抱いている。　過去に、暴走族「ラクスティ」の現役メンバーである叶レイラ（当時は暴走族に入っていなかった）と付き合っていた故に今でも彼から族の内部情報を入手しているが、その事実を知る者は今のところいない。　全登場人物の中で彼女と接点／面識があるのは叶レイラと純のみ。

――　琴吹律　（20♀）―　純の彼女。　柏木と浮気中。　みどりとは初対面時から折り合いが悪い。　ダンスサークルに所属。　村川とは幼馴染で親友。　

――　柏木東寺（23♂）―　高校時代に暴走族「ラクスティ」に所属。　退団後もマサに脅迫される日々。　マサのみならず族員の大半から「裏切り者」として恨まれてる。　ダンスサークル所属。

――　マサ　　 （25♂）―　暴走族「ラクスティ」の頭。　「裏切り者」の柏木に強い復讐心を抱いており、彼の退団後は犯行時に常に彼の名を名乗っている。　先週、六本木の路地で姫島もえを集団レイプしたばかり。　手配はされてないが常習犯。　折りたたみナイフを常時隠し持ってる。

――　叶レイラ（21♂）－　暴走族「ラクスティ」の現役メンバー。　先週の姫島もえのレイプ事件にも加わっていた。　梓とは過去に付き合っており、今なおも定期的に連絡を取り合っている関係にある。　梓と別れた事を後悔しており、未だに彼女を愛してる。　折りたたみナイフを常時隠し持っている。

――　日下部　（??♂）―　プロの殺し屋。　本名・年齢ともに不詳。　中国マフィアとの太いパイプがある。　過去に「ラクスティ」に雇われた経歴があり、マサとは友好関係にある。　柏木・レイラを含めて他の登場人物とは一切接点／面識がない。

――　姫島もえ（20♀）―　キャバ嬢。　先週、六本木で「柏木東寺」と名乗る男とその仲間に盥回しにされ、それ以来自殺未遂までおかしている。　先日退院し、以来は復習を生き甲斐として彷徨っている。　マサ達のライバルの暴走族に彼氏がいる。

――　カズ　 （22♂）―　純の幼馴染。　サークルには所属していないが、メンバーらとは基本的に強い友好関係にある。

――　リュウ　（22♂）―　ダンスサークル所属。　火薬物を扱う仕事をしている。

――　村川愛 （21♀）―　ダンスサークル所属。　リュウに恋愛感情を抱いてる。　純・柏木とは折り合いが悪い。

――　みどり　（27♀）―　純の姉。　律とは非常に中が悪く、弟にはよりふさわしい女性がいると信じている。

犯行詳細はお礼に書かせて頂きます。

回答No.22

kumap2010

>話の流れでわからなくなってきているのですが、この「ビル」は犯行現場横の非常階段がある建物の事でしょうか？

銀座クラブで爆破っていうのとパーティー会場で爆破っていうのがごっちゃになってきてますね（笑）

とりあえず設定を一度まとめたほうがいいのでは。

>電話が来た事を立証したところで意味はあるのでしょうか？
>電話の内容までは録音されて無いでしょうし復元できないでしょうから「誰かが電話した形跡があるけど公衆電話だし、ただの友人からの電話かもしれないし、犯行に関係ある電話とは限らない」と証拠能力が無さ過ぎる気がするのですが……。

いやいや、この場合はそこまでの証拠能力は必要ありませんよ。

Twillightさんは『大島が犯人かもしれない可能性を残す』という考え方ですよね。
それだと悪魔の証明を使って無理矢理疑ってることにしかなりません。

そうではなく、『大島が犯人だった場合』を考えてその矛盾を探すのです。

この場合、
「たまたま友人から電話が来た」
という偶然的な要素に対して嘘をつくという計画性には矛盾があります。
来るかどうかもわからない電話が来て、それが終わってすぐそれを利用するなんて考えにくいですよね。

というか、そもそも知り合いに電話するのに公衆電話からかける人なんて今時そういないです。

となると、
「大島が誰かに公衆電話からかけさせた」
か
「本当に所長（らしき人）からの伝言の電話だった」
のどちらかということになります。

そしてもし前者だとしたら共犯が必要ですから、
大島が事件当日にわざわざその共犯に電話をかけさせる必然性がありません。

前にも書いたように、前日に自分で自分の携帯にかけておけば済んだ話です。

それと、共犯が存在するという前提も必要ですから、
所長と大島両方に接点のある人間とか、急に接点を持った人間とか
そういう人との通話記録などが無いと不自然ですよね。

ということは、やはり「誰かに呼び出された」という可能性のほうが高いです。

>加えてもう一つアイデアですが、以前の黙秘の案については、100人全員が各自、警察に話す出鱈目を事前に話しあっておき、様々な証言や言い分を警察に吹き込めば捜査はかなり困難になりでしょうね。　一部は黙秘、一部は嘘を加えればいいのでは？

もちろん全員が嘘をつけば証言からの捜査進行は困難になります。
ただ、証言はやはり証言しかないので物証優先で進行する可能性が高いですし、
矛盾や嘘がバレればそれだけ怪しまれる要因にもなるのでどんな証言をするかが重要になってくるでしょうね。

お礼

上の銀座クラブ爆破（純・梓・律・柏木・マサ……）の案件の続きです。

ここで(2)～(10)を実行するのは、レイラを生かしておくと梓とのやり取りがマサに漏れたり、後ほど梓が怪しまれる原因になる可能性が高いため。　現実味がないなら以下の手口でレイラを葬り、パーティーにて柏木か律が証拠映像を持っているように促す。

(1)　叶レイラが梓に電話（レイラは今でも梓が好きなので、適当な口実で梓によく電話する）。　　梓はレイラを誘惑し呼び出す。　キスで更に誘惑し、マサ達が先週働いたレイプの詳細を聞き出す。
(2)　梓はレイラをホテルに連れ込む。　レイラがシャワーに入っている間に彼の上着のポケットからナイフを取り出す。　彼がシャワーから出次第、ベッドに誘惑し、ナイフで心臓を刺す。　レイラは出血死。
(3)　自らの手首も浅く切る。　そして部屋の扉を半開し涙もろくになってうずくまる。　服も乱されたように見せかける。
(4)　通りかかった従業員がレイラと梓を発見。　警察と救急に連絡。
(5)　ナイフからは梓の指紋が検証される。　梓は「私の置き忘れた荷物を返してくれるって電話で呼び出されて来たら、私をここに連れ込んで……ナイフ突き付けられて怖くて……気づいた時には私が彼を刺していた」と証言。
(6)　状況を元に、また「死人にくちなし」といった感じで正当防衛が認められる。
(7)　レイラの部分を省き、上記シナリオ通りにマサに電話。　純を利用して電話をかけているのが律のように思わせる。
(8)　マサは柏木・律そしてその周辺の人物を皆葬るように日下部に依頼。　
(9)　梓が姫島もえに連絡。　「柏木東寺は明後日の夜八時、銀座のクラブ○○であんたを待っている」と言い捨て、切る

【12月24日】【銀座】

(1)　茶髪のウィッグとサングラスにスーツ姿の純とカジュアルウェアのカズが爆弾入りの大きな箱を純宅からクラブ内へと運んだ。　（「箱の中身はパーティーでのお楽しみだ。　それまで絶対に蓋を開けるなよ」とカズを騙して）
(2)　爆弾入りの箱と他の荷物を運び込んでセッティングした後、純はカズに残りの準備を任せて撤退。　純は成田へ向かい、飛行機でパリに消える。
(3)　梓はクラブ向かいの空きビルに待機。　入り口を監視。
(4)　午後八時に律、柏木、カズ、リュウ、村川の五人がクラブに入っていくのを目撃（加えて、会場にはこの五人が招待したゲストも大勢来ている）。
(5)　午後八時10分、ウェーターに変装した日下部がクラブに入り、柏木らをもてなす。
(6)　午後八時15分光物を装着した姫島もえがクラブ到着。　中に入ってく。
(7)　この時点で梓が爆弾を遠隔作動。　爆破。　会場内全員死亡。
(8)　日下部と連絡が途絶えたマサは気になり自ら銀座に向かう。　離れた位置から警察の群れと崩壊したクラブを目撃。　危険を感じ、一時的に身を隠すために北海道へ逃亡する。
(9)　野次馬に紛れて梓は脱出する。　国際電話可能な公衆電話を経由し、成功を純に報告する。
(10)　翌日、リュウの死を知った村川が「真実を知りたい。　何があったんだ」と警察に怒鳴り込む。　話の流れで村川は先週、リュウに振られたばかりだったと口走ってしまう。

これで記録上、純が直接連絡を取り合ったのはカズと律のみ。　会場もカズ名義で貸しきられており、理論的には主催者がカズだったと推測されるかと。　純へ繋げるのはさぞ難しいかと思います。
まぁ個人で計画及び手配出来るレベルではないとしても完全犯罪という面ではかなり近い気がするのですが……。　意見を宜しくお願いします。

こちらの所長殺害の件についても長くに渡り協力してくださり本当にありがとうございました。

回答No.21

kumap2010

>まず足跡についてですが、現場はコンクリートのみの銀座。　クラブ内もタイル。　空きビルも単なる廃墟ビルで工事現場では無いので土ではない。
>この状況下で「足跡」なんて残るのでしょうか？

確実に残ります。
靴にはホコリや汚れが必ずついていますから、その汚れがタイルに付着するのです。

>仮に靴の底型が採取できたとしてもその靴を事前に処理すれば足跡なんて何の役にもたたない気がします。

そうなると今度は「なぜ彼らの足跡が無いのか」という不自然な証拠が残ります。
現在履いてる靴の足跡が無いわけですから。
その場で履き替えたら履き替えた形跡が残ってしまいます。

それに、爆破後に彼らはそのビル内から出る前に聴取されますから、靴を処理することは出来ません。
全員のカバンのチェックはその場で行われるはずですし、ビル内すべて調べられるので隠しておく場所もありません。

>何れにせよ、この「ビルに入った形跡」を検証するのはさぞ至難の業と思うのですが……。

いやいや、ここまでの事件ならビル全体の検証ぐらいは当たり前ですよ。

その中でたった一つでも足跡や指紋が見つかれば「ビルに入った形跡」です。
いくら証拠隠滅を図ろうとしても広いビルの中で一つ残らず消すというのは困難ですからね。

なんせ鑑識なら足跡や指紋をくっきり浮き上がらせることが出来ますが、犯人は自分の足跡も指紋も見えません。

>大島課長が今回の殺しのために嘘をついている可能性も考えられるハズでは？

会社にかけたとしたら「大島課長に取り次いだ社員」がいるはずですよね。

携帯にかけたのだとしても、電話が来たという履歴は調べればわかります。
どこの公衆電話からかけてきたかまでわかります。

ですから大島課長の自演の可能性は低いでしょう。
誰かを使ってわざわざ遠くの公衆電話から電話をかけさせるとは思えません。

そこまでするなら前の日に自分で公衆電話から携帯にかけておいて、
当日に「昨日商談の話が来て・・・」ということにすれば済む話ですよね。

お礼

足跡がそこまではっきりとした証拠になるとは思ってもみませんでした。
刑事ドラマや探偵／ミステリーモノでも指紋隠滅を徹底する犯人は当たり前ですが、足跡まで消そうとする犯人は未だに見たことがありません。
ここらへん、詳しく教えていただき本当にありがとうございます。

読み直してる最中にまたもや愚かな考えを閃いてしまいました。

（話の流れでわからなくなってきているのですが、この「ビル」は犯行現場横の非常階段がある建物の事でしょうか？　それとも宮川の属していた企業のビル？　犯行現場のクラブ？　大島の属すライバル企業のビル？　……すいません、こちらが提示した設定なのに……情けない）

この問題を回避するのにこういう手を使えばよいのでは？

A｜ 全員、新品の下駄を履いて、ファッション手袋を着用し犯行に挑む。　警察には「今回のパーティーのコスチュームテーマは「モダン江戸」なのでこういう衣装なんです」と答える。
B｜　普通の靴の場合は犯行の間のみ靴を脱いで靴下のみで動く。　爆発後も警察が着くまでには数分あるのでその間に靴を回収して履く。

これで足跡は残らないでしょう。

＞携帯にかけたのだとしても、電話が来たという履歴は調べればわかります。
＞どこの公衆電話からかけてきたかまでわかります。

電話が来た事を立証したところで意味はあるのでしょうか？
電話の内容までは録音されて無いでしょうし復元できないでしょうから「誰かが電話した形跡があるけど公衆電話だし、ただの友人からの電話かもしれないし、犯行に関係ある電話とは限らない」と証拠能力が無さ過ぎる気がするのですが……。
逆に、これに対して部下が「公衆電話から電話なんてしていない」と主張し、同時刻に部下の居場所などのアリバイが見つかれば大島が嘘をついているという疑惑が更に高まるのでは？

いずれにせよ大島がかなり怪しい立場にいる事は事実ですから。

補足

加えてもう一つアイデアですが、以前の黙秘の案については、100人全員が各自、警察に話す出鱈目を事前に話しあっておき、様々な証言や言い分を警察に吹き込めば捜査はかなり困難になりでしょうね。　一部は黙秘、一部は嘘を加えればいいのでは？