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人生は生きているだけで丸儲け?
- 人生は生きているだけで丸儲けだと思いましたが、本当にそうかと疑問に思います。
- 「人生は生きているだけで丸儲け」という言葉には、ある程度の豊かさが必要なのかもしれません。
- ただ生きているだけで非生産的な生活を送ることはつまらないかもしれませんが、幸せな様子を表す言葉でもあります。
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多分この言葉には、二つの意味が込められていると思えました。一つは、いろいろな意味でどん底を経験した人が、結局自分が生きていられるだけでも幸運だったじゃないか、と居直れる心境に成った時にいえる言葉のような気がします。 もう一つは、生きていさえすれば、次の目標に向かって挑戦が可能じゃないか、だから、そのチャンソを利用しよう、と積極的に考える人にとって、この言葉に意味があるように思えます。別な言い方をすると、ただ生きているだけで、今までの蓄えを食いつぶしているだけの人には、この言葉は意味をなさない。即ち、生きているだけで丸儲け出来たと言う実感が持てないと思います。 実は、この感覚には生物である人間の大変深い意味が隠れているように思われます。我々は、単なる時計仕掛けのような高度な機械ではありません。その証拠に、機械は使えば使う程部品が摩滅して行きますので、機械を新品同様に維持する最善の方法は、油などを塗って錆びないようにして、その機械を使わなければ良いのです。別な言い方をすると、機械はそれが出来た時の性能をただ食いつぶして行く運命にあります。ところが、生物は何もしないと必ず衰えて行きます。自分の現在の状態を維持するためには、単なる受身ではなく、こちらから能動的に積極的に運動をしなくてはなりません。ここが機械と生物の全く違うところです。 私の知人で、かつて鬱的な状態から立ち直った方が居りますが、その方が「人間が幸せになるためには、エネルギーがいるんですね」と言っていたのが印象的でした。この言葉は、この方が自分が生物の一員であり、単なる機械でないことに気が付いたと言うことの独白とも受け取れます。人間は生物ですので、単に与えられた物を食いつぶしているだけでは、必ず衰えてしまいます。こちらから何かに能動的に挑戦して、やっと現状維持が保てるのです。勿論、その挑戦が功を奏して、以前より性能が良くなることも有り得ます。ですから、その挑戦が出来る人にとっては、その挑戦の機会が未だ残っていると言う意味で、人生は生きているだけで丸儲けという言葉に意味が出て来ます。他の方が紹介している、「いまる」さんも、その丸儲けを積極的に利用しているんだと思います。 この考察から解って来るのは、我々が社会で生き残って行くためには必ず現状より上に目標を立てて、それに積極的に挑戦しなくては成らないと言う事実です。世の中、甘い物ではありませんので、挑戦したからと言って、こちらの希望通りになることは保証されていません。挑戦しても、やっと現状維持が出来るか、運悪く前よりも悪くなっていることだって幾らでもあり得るのです。しかし、その挑戦をせずに現状維持でもいいやと言い出したら、我々の筋肉の能力がそうであるように、確実に退化や崩壊へと向かって行きます。だから、「2位じゃ駄目なんですか」などと言い出したら、2位どころか順位がドンドン落ちて行ってしまうことが保証されてしまうのです。それは、我々が生き物であることによる宿命みたいな物です。たとえ1番に成れなくてもそれに挑戦する。その挑戦の努力が、現状維持の状態でいるか、あるいは、運悪く少々後ずさりしてしまったとしても、崩壊せずに生き残って行けることを保証してくれるのです。 質問者さんも生きているだけで挑戦の機会が与えられているのですから、今与えられている状態を食いつぶしているような受動的な生活をするのではなくて、その丸儲けの部分を利用させてもらって、上で紹介した私の知人が蘇って来たように幸せになるためのエネルギーを能動的に積極的に使って下さい。くどいようですが、その努力をしなくては、幸せに一歩近づくことはおろか、現在貴方が僅かに持っている幸福を感じる機会の現状維持すら不可能です。確実に、不幸のどん底に落ちて行って仕舞います。
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- 雪中庵(@psytex)
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「丸儲け」という言葉の根底には、意志があります。 生物としての意志=生きようとした上で、貧乏であれ不名誉 であれ、生きていればそこに喜びは見出す術はある、という 意味だと思います(他人との比較が全てではない、という)。 ただ、意志もなく「ただ生きている」というのも「丸儲け」 かというと、上記の意味とは違ってきます。 「ただ生きている」という意味では、忙しく働いてる人で あっても、生命としての意志を見失って生活に生き甲斐を 見出せず、ただ「働かされている」という意味で「丸損」です。 (喜びを求めて死による±0から+を目指して生きている はずが、いつの間にか苦痛(マイナス)から逃げるだけの 死人に近い生に堕している) もし、能力と可能性がありながらこもっているのであれば、 それは上記の「意志を見失っている」ことであって、 「丸儲け」ではなく「丸損」の方に属するでしょう。 逆に、「生きる目的は物質的豊かさではなく、精神的充足量 である」という考えによれば、身障者であれ寝たきりであれ、 頑張って生きよう(可能性を生かそう)としている限り、 「精神的充足量の全人類の総和の増進」という社会的目的に おいて社会貢献している訳で、「こもって」いても「生きて いるだけで丸儲け」といえます。
お礼
回答、ありがとうございます。 どうでしょうか。「働かされている」人は多いんじゃないだろうかと思います。原因はいろいろとありそうですが。 「死人に近い生に堕している」というのは納得できます。「ただ生きている」というのはそんな感じがします。 能力と可能性があったら恐らくこもってはいないと思います。ただ寝たきりといった人は、精神に趣きをおいて そちらで活動はしていきそうです。
Q、人生は、生きているだけで丸儲けでしょうか? A、そうでもあり、そうでもなし。 こういう一言格言みたいなものの解釈は、非常に慎重にしないと曲解することになります。 <社会との繋がりを欠き、 <労働とは無縁で、 <ただ生きているだけというのは実に損な人生である。 <生きているだけの人生>は、このように表現することも可能。つまり、一言格言の類の意味を語るには、それを「誰が、何時、なぜ、どういう意図をもって語ったのか?」という背景と目的を踏まえることが大事。 人は、時々、本人が語った意図を斟酌することなく、そこから遊離して一言格言の意味をその表現のみに着目して解釈することがあります。で、その解釈の是非を問うても、そこから先は、もはや言葉の遊び世界ですね。ですから、そういう類の解釈の是非を問われた場合の答えは、「そうでもあり、そうでもなし」となります。 「そうでもあり、そうでもなし」ならば、まあ、目指すは「そうでもあり」と言えるステージかと思います。要は、「解釈は高名な哲学者に任せよ!大事なのは、自らのステージを変革することである!」じゃーないでしょうか?
お礼
回答、ありがとうございます。 言葉は捉えようによっては真逆の意味でもいけますね。「ただ生きている」というと、どうしてもそれらの否定的な言葉が浮かびます。ただその言葉を言った人の背景によっては、肯定的にもなる。 なので、「そうでもあり、そうでもなし」も答えになりうると思いました。
- mmky
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人生は、生きているだけで丸儲けでしょうか? ○ 「人生は、生きているだけで丸儲け」という言葉は「方便」ですね。ある人たち、つまり人生を否定的にとるような人たちにはこれでも良いのですが、前向きに生きようとする人たちには適当な言葉ではありませんね。 人生のとじにはいろいろな苦難や難問が用意されているものですね。同時にたくさんの楽しいこともあるわけです。苦難や難問に面したとき、勇気の言葉として、「なにくそ」とか「生きているだけで幸福」という言葉があるわけですね。「人生は、生きているだけで丸儲け」もその一つですね。 路傍の街路樹だってほめられもせず毎日毎日寒さにたえて立っているではないかとね。 私もこれから会社でも作ってという時、病気をして体が不自由になりましたが、不自由になって家から出られなくなった時、これで勉強が出来ると前向きに考えて、50も過ぎて通信大学に入って再度勉強しました。 体が不自由になったのなら社長ではなく哲学者になれると思ったわけです。あれから何年もたち大学も卒業し、いまや実際そのような道を歩んでいます。数百冊の本を読み時間のありがたさを実感しているわけです。そこでいえることは確かに「人生は、生きているだけで丸儲け」ですね。 まあ、体が元気な人は勉強して社長になって立派な企業を作って欲しいですね。多くの人を雇って理想の社会を築いて欲しいと思いますが、生きていればどんな夢ももてますからね。 夢を持って努力すれば必ず結果は約束されてますからね。 ただ生きているだけではだめですよ。空だって雲だって街路樹の木々だってみな黙々と仕事をしているのですからね。会社を作る能力のある人はやらなくちゃね。サラリーマンになることだけが人生じゃないよね。少しの夢と少しの勇気さえあればいいだけですね。それが、あなたにとっての「人生は、生きているだけで丸儲け」の意味ですね。
お礼
回答、ありがとうございます。 人生を否定的に考えている人にとっては良い言葉として扱わそうですね。 肯定的な人は「生きているだけなんて面白くない。もっと人生をより良くしていこう!」と息巻いていそうです。 ちなみに、私はあまり努力という言葉が好きではありません。世の中では 「努力すればなんでも出来る」というのがあると思います。 確かに、努力しなければ何事もなし得ない。しかし努力すればなんでも出来るはずがないです。 限界というものが設定されているのでは? 「それは貴方がまだまだ努力をしていないからだ」 と言われてしまえばおしまいですが……
- o-sai
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野生動物なら、日々の全てが生きる為の闘いであり、 食べて命を繋いでいけるのが勝利者です。 これは「精一杯努力して生きていく」ということで、 社会性を持った動物では集団での地位争いも行いつつ、 余裕のある固体と末端の固体とに別れます。 (カラス、狼、猿など) そういった闘いにおいて傷ついたり病気になったりした固体であれば、 「今は生き延びて機会を待つ」という状態になります。 人類においても、平和な社会に生きながら病に倒れている者は多数います。 共通点は、「精一杯生きている」ということです。 ニートのあなたは精一杯生きていますか? 希望条件の職に就けない間に、体や頭を鍛えてますか? 今は体を休めて次をうかがう時期ですか? 意味も無く休んでいるだけなら、 「人生は生きているだけで丸儲け」などと言ってる場合ではないですよ。
お礼
回答、ありがとうございます。 耳に痛い言葉が並んでいますが、自業自得なので受け入れます。 精一杯生きているかと言われたら、そうではないと言わざるを得ません。
- yasmin7386
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辛い、苦しい、悲しい・・・そんなマイナス感情も幸せを感じる為には必要なスパイス(笑)です。 辛い経験も乗り越えれば、後の人生にプラスに作用することもあります。 どんな辛いことも経験して損はありません。 これは気の持ちようなので「生きてるだけで丸儲け」が誰にでも当てはまるわけではないんだと思います。 丸儲けだと思えるひとは事実丸儲けだし、そう思えないひとは「損が多い」人生を送っているのでしょう。
お礼
回答、ありがとうございます。 なるほど確かに、辛いことは後々にプラスになっていたりしますね。 ただ今回は中々ですね。辛いというよりむしろ諦観に近いものを 感じます。 気の持ちようですか。思える人はそう思える。 ただそう思わない人がいても、もしかしたらお金をたくさん持っているかもしれません。 つまり思えない人は思えない人なりに人生はこうであると考えたり、これがあるからいい!ということで 謳歌している人がいるかもしれません。
- bouyatetu0
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生きているだけで丸儲けってのは、生きていればいくらでもチャンスはあって(ほんとのチャンスは二回だけって言ってる人もいますがここではおいておいて)、死んでしまったらそのチャンスは巡ってこないっていうことじゃないですかね? 科学的には死んじゃったら再帰できないですからね。 あなたのように殻に守られて育てられた方には理解に苦しむ言葉かもしれませんね。人生の底辺を知ってる人だからこそ言える言葉なのかも。 ちなみに自分が見聞きした話では、ホームレスってなりたくてなってる人も多いみたいですよ。最近ではどうかわかりませんが、今までのホームレスには、元銀行の頭取、元社長……etc
お礼
回答、ありがとうございます。 そうですね、死んでしまったらチャンスは二度と来ませんね。生きている間も同じようなチャンスはそうそう来ないと思います。 つまり私はみすみすチャンスを逃していることになりますね(笑) なりたくてなっている人がいるのですか。上から一気に転落したからでしょうか。
明石屋さんまさんの言葉ですね。お子さんの「いまる」さんの命名の時に、その由来を 「い」きてるだけで「まる」もうけ。と説明していたことを覚えています。 いまるさんも今テレビで活躍して、自分のことを「生きてるだけでまるもうけ」とアピってるのが 素晴らしく思えました。 年金生活を始めると、「生きてるだけで丸儲け」だと思えます。 でも、今は、生きてると生活費を費やし タダで生きてるだけならいいんですが、 生きてるだけで、お風呂に入ると「洗濯しなくてはならない」ごはんを食べたら「食器を片づけなくてはならない」 とまあ、いろいろ用事が出てくるわけで、1日何かと動いてます。 ただ生きてるだけとはいかない世の中で、果てしなく野生界や自然界の動物で良かったのにと思えます。
お礼
回答、ありがとうございます。 さんまさんの言葉でしたか。覚えておきます。 年金ですか。実は払っていません。所謂、納付の猶予を頂いています。 人間でいるよりは動物で良かったというのは考えたことがなかったですが、 それでも人間でいたいかなとは思います。 動物なら質問で挙げたように、何かが苦しいとか素晴らしいとか考えることはないと思うからです。
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お礼
回答、ありがとうございます。 非常に良いことが書かれていますね。前者の意味は考えたことが無かったように思われます。 特にどん底を経験した人というのが。 また後者の意味も、やはり考えたことが無いです。 幸せにエネルギーを使うというのも、そうだろうかと思いましたが、幸せと感じるには何か行動を起こして、 その結果そう感じると考えるなら、行動するためにエネルギーを使っていると思います。 2位ではダメですか。常に1位を目指す必要がありますか?私見ですが、別に全てに1位を目指す必要がないと考える自分は競争意識が低いように感じますし、それでいいとも思えるのです。