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アンプの電源ブロックについて。
アンプの電源ブロックについて。 各社のぷリメインアンプやAVアンプのカタログを読んで気になったのですが、上級モデルには大容量トロイダルトランス採用と書かれている場合が多いのですが、トロイダルトランスってそんなに優れているのでしょうか?たしかに、各社の上級モデルのアンプを上からのぞいてみると、ドーナッツみたいな形をした大きい部品がありますが、それがトロイダルトランスでしょうか?普及機はドーナッツ型ではなく、四角い箱みたいな形をしていますが、それはトロイダルトランスとは別物なのですか?
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オーディオアンプの電源トランスは、いわばアンプへのエネルギーの供給源であるため、フィルター・コンデンサと共に、重要な部品とされています。 電源トランスの種類として、普及機に多く使用されている四角い形のものは、「EIコア」と呼ばれ、その名のごとく、アルファベットのEとIの文字を組み合わせたような形のコアを使用します。 このタイプは、先にコイルを巻き上げておいて、それをコアにはめ込むだけでよいため、簡単に造れ、量産性に優れているため、製造にコストもかかりません。その代わり、磁束が上下に分かれて流れ、直角に曲がる箇所が多いため、効率が悪く、大きさ、重さの割りに、容量の小さいトランスしか造れないという欠点があります。 これに対し、トロイダルコアは、円筒形のコアにコイルを巻くため、コアの中を磁束が1方向に流れ、曲がる箇所もないため、効率がよく、サイズや重さの割りに、容量の大きなトランスを造ることが可能です。しかし、EIコアのように、先にコイルを巻き上げるわけには行かず、いちいち導線を、円筒形コイルの内側にくぐらさなければなりません。EIコアに比べて製造に手がかかり、しかも、コイルをきれいに巻くのが難しいため、製造コストが高くつくため、主に高級機に用いられています。 ドーナツ型の大きな部品は、おそらくトロイダルトランスと思われますが、さらに高級機になると、シールドケースでカバーされるため、外観は、フィルター・コンデンサを大きくしたような形に見える機種もあります。
お礼
回答ありがとうございます。トロイダルトランスとE1トランスがあるのですね。参考になります。アンプ選びの一つの指標になりそうですね。