• ベストアンサー

アンプの電源について

現在、http://www.zea.jp/audio/auamp/auamp_05.htm このリンクのプリアンプのみを製作しているのですが、こちらのサイトでは電源を12Vのものを使用されていますが、入力の470Ωの抵抗を680Ωにすれば16Vでも使えるとききました、その逆で9Vに変更することはできないでしょうか? それと今現在、カマデンのTDA7491KITというキットのアンプを使用しています、そこにボリュームはついているので、プリアンプはボリューム無しで製作するつもりです。つまりトーンコントロールとボリュームは順番が逆になってもいいのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • inara1
  • ベストアンサー率78% (652/834)
回答No.1

(最初の質問) 「入力の 470Ω」というのは R15 のことでしょうか。 回路シミュレータで見てみると、最大入力電圧は±1.2Vくらいに制限されますが、電源電圧が 9V でも動作します。R15 は 470Ω のままでいいです。 R15 は電源電圧のノイズを減衰させるものです(C9 と R15 でローパスフィルタになっている)。R15 にはアンプの消費電流(2mA前後)が流れるので、R15 の左側の電圧は電源電圧より低くなります。したがって、R15 を大きくするほどフィルタの効果は大きくなりますが、最大出力電圧(振幅)が小さくなります。電源電圧を小さくしたときも最大出力電圧が小さくなります。添付図は、電源電圧とR15を変えたときの各部の波形です(低域利得を最大にしたとき)。電源電圧が15Vのときは、入力電圧が±1V(2Vpp)程度までは、出力電圧はクリップしません(Bの波形がAとCに近づくと波形が歪む)。同じ入力レベルで電源電圧を12Vとすると出力波形が歪んでしまいます。電源電圧が9Vでは、入力電圧が±0.6V(1.2Vpp)未満であれば出力波形の歪を抑えられます。 (2番目の質問) 電源電圧が9Vのときのトーンコントロール回路の最大入力電圧は 1.2Vpp くらいなので、入力信号レベルがこの範囲内であれば、トーンコントロール回路の入力側のボリューム(VR1)は不要です。入力信号レベルがこの範囲より大きくなるときはボリュームを入れてレベルを落とす必要があります。入力信号レベルが1.2Vpp以内であれば、トーンコントロール回路の後にボリュームを入れても問題ないと思います。

Ex-s
質問者

お礼

とても詳しい説明ありがとうございます。 作ってみようと思います。ありがとうございました。

関連するQ&A