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はたしてパイオニアA-D5に値するプリメインアンプはありますか?
- 現在、サブシステム用にCDプレーヤー:ソニー CDP-SE900、プリメインアンプ:パイオニア A-D5、スピーカーシステム:タンノイ マーキュリーM1という組み合わせで聴いております。
- A-D5に替わる(値する)ようなアンプ(プリメイン)を探しています。灯台下暗しで同じくパイオニアのマイナーチェンジ版のA-D5aや現行のA-D1やD3はどんな傾向の音なのでしょうか?
- 出来ればあまり大きくなくて価格的にも程々なのが希望です。アドバイス頂ければと思います。
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A-D1は知りませんが、A-D3は、昔聴いたときの印象では、良くいえば凛としたさわやかな音、悪くいえば表情が硬く多少上ずった音で、パイオニアらしいとは思いました。しかし、いずれにせよA-D5の下位モデルですから、今より悪くなりこそすれ、良くなることはないでしょう。 Musical Fidelity A-1は、高域の解像度や透明感も悪くありませんが、TANNOY mercury M1が、良くいえば柔らかくて懐の深い音、悪くいえばもっさりした音なので、ある程度のキレや明瞭さを求めるのであれば、多少音のキツいアンプの方が合うかも知れません。そういう意味で、A-D5の方が好みに合ったのではないかと推察します。 Auraのアンプは、VA50とかVA80とかのことでしょうか? そうであれば、純粋なAuraの製品です。が、それなりに古いので、あなたの基準である「古いものは音質劣化が避けられない」という点からは、そもそも対象外かと思います。 現在のAuraは、韓国(中国だったか?)資本のまったく別の会社で、ブランド名が同じだけという噂を聞いたことがあります。また、ユキムのサイトに上がっている写真と現物の開腹写真とであまりにギャップがあったのを見たことがあり(PSAMP1)、個人的にはあまり信用していません。 なお、「参考までにこのアンプは~申し分ありません。」に関してですが、個人的には、ほとんどどうでも良いことだと思います。パーツの良し悪しというのは、ひとえに回路設計上の関心事だからです。聴くだけの人は、パーツ云々より、実際に耳に聞こえた音だけ気にすれば良いのです。 テレビの電源回路に使ってあるトランスなんて、気に留めたことがありますか? チューナー回路のコンデンサの銘柄は? 液晶パネルに繋がるケーブルの銅の純度は? しかし、それらを知ろうと思ったことがなくても、画面に表示された映像の良し悪しは気になりませんか? つまり、そういうことです。 もちろん、物理的に特性の良いパーツを使えば、それなりの結果が出る期待はできます。その意味で参考にするのはもちろん「あり」ですが、「それだけ」でその製品のすべてが分かるほど単純ではありません(1個のトランスと100個のコンデンサ、どちらが影響力が大きいでしょうか? 100個のコンデンサと80個の抵抗では? ちょっと冷静になれば、即断できないことが分かるはずです。トランジスタや真空管の銘柄や型番でも同じです)。 ともあれ、メーカーのうたい文句の受け売りで良し悪しを考えるのではなくて、実際の音で決めてください。あなたが買いたいのは、「性能の良いパーツセット」ではなくて、「良い音で音楽を楽しめる道具」のはずです。 5万円程度までで1つお勧めを挙げるなら、私ならCEC AMP3300Rです。ただし、ボリュームを回すとノイズが乗る(個体差あり)、取説が入っていなかった(CD3300Rを購入したときにそうでした)、質感が安っぽい等々、音以外のものにも一定の品質を求めるなら、一抹の不安はあります(そのCD3300Rは、とりあえず快調に働いていますが)。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほどマーキュリーm1に幾分硬質かつハイスピードのA-D5は図らずも結果的にベストマッチングだった訳ですね! そうです。Auraのアンプは、VA50やVA80のことです。新旧とも(お言葉から)今回私の基準から外れてしまいますね。残念・・ 確かに、メーカーの謳い文句である「新開発の〇〇を用いた・・」「同社〇〇と比較して・・」等はセールスポイントにはなっても要は自分の耳で実際に音を聴くに限るし、同時にオーディオ雑誌や評論家?の言葉も信用に値しない?ため最終的には各ユーザーの判断に委ねるというものでしょう。 ただ、仰せの(あくまで一例としてでしょうが)TVの電源トランスやチューナーのC、一般映像機器のケーブルのCuの純度、etcは確かに気にも留めないし知ろうとも思いません。これらはあくまで結果(映り具合や受信感度)が主ですので。 しかし、ことオーディオ製品に関しましては不思議なものでその高い趣味性・嗜好性からでしょうか?・・極端な話、ビス1本、ツマミの材質や感触までもが音に影響するようにも思えて・・笑 ましてやアンプ等では最重要な設計・回路は言うに及ばず、中身を構成している電子部品の数々、中でも特に要所に当てられているハイクオリティ・パーツ類、配線材、プリント基板の銅箔の厚み、トランスのコアの形式や巻き線、筐体の材料etc・・のどれもが総合的に音質に影響を与えるのは明白でしょう。勿論、最終的に製品として完成されたその全体=トータルから出てくる「音」そのもので評価されるのは当然。 まあ私自身、昔のラジオ少年の名残りかとりわけパーツ類には特に愛着があるんですよ! オーディオ製品って、時に必要以上に極めてナーバスなものが入り込んだりも・・そして所謂、名機やそれに伴う神話・伝説的な話も数々生まれたりもしますよね・・それはやはり、音楽という音芸術を再現・再生するという使命感・優位性からでしょうか・・? また、家庭用機器にあってはただ単にメカニック・無機的な感じではなくて、その主張ある個性的な意匠も含めて音そのもののイメージや顔として存在感を高めていると思いますし。 ですから、私などは音そのものが良いのは第一なのですが、合わせてその構成部品たちひとつひとつも同様に愛しいのです。要は「骨まで愛して!?」の心境でしょうか・・笑。
補足
肝心なアンプの後継機種のことが抜けていました。汗 CEC・・昔、レコードプレーヤーを作っていたあの中央電機でしょうか? 確かに知る人ぞ知るメーカーで、仰せのAMP3300Rは何だか良さそうですね。機会があれば是非、試聴してみたいと思います。ありがとうございました。